車のフロントガラスにヒビが…原因や放置するリスクを詳しくご紹介!
車のフロントガラスにヒビが入っている状態で運転していませんか?
たとえ小さな傷だったとしても、フロントガラスにヒビが入っている状態で走行することは大変危険です。
そこで今回は、車のフロントガラスにヒビが入る原因やリスク、対処方法などを紹介します。
本記事のポイントは3つ。
・フロントガラスにヒビが生じる原因
・フロントガラスのヒビを放置することでのリスク
・フロントガラスのヒビに対処する方法
できるだけ分かりやすく紹介しますので、最後までお読みいただき参考にしてください。
フロントガラスにヒビが生じる原因とは?
車のフロントガラスにヒビが生じる原因として、主なものをいくつかお伝えします。
飛び石
対向車や前方の車が道に落ちている石の上を走行すると、タイヤで圧縮された石が飛んでくることがあります。
特に対向車の場合は、相対速度の差が大きくなりますから大変危険です。
一円玉程度の小石でも、当たると一瞬でフロントガラスがヒビ割れます。
温度差
冬の朝方など、霜を早く溶かすために熱湯をかけてしまうと、温度差によりフロントガラスにヒビが入ります。
また、車用のスクレーパー以外でフロントガラスを擦る行為も傷が入る原因です。
ワイパー
車に取り付けてあるワイパーゴムは時間が経つことで硬化しますし、走行中に砂が溜まっていることがあります。
その状態でワイパーを使用すると、フロントガラスの表面が擦れて傷が入ることも。
特に雨が降っていない時は摩擦力が強くなりますから、ワイパーを使用する際は注意が必要です。
フロントガラスのヒビを放置することでのリスク
フロントガラスのヒビを放置することは、なにも良いことはありません。
特にリスクが高いトラブルをお伝えします。
走行中のヒビ割れ
車のフロントガラスに使用されている強化ガラスには、内部に高い圧力が加えられています。
ヒビが入ることで圧力バランスを失い、走行中に一面割れることがありますから、大変危険です。
車検に通らない
フロントガラスのヒビ割れといってもさまざまな形状がありますが、1㎝以上の大きさでしたら基本的には車検をパスすることはできません。
傷修理やフロントガラスを交換したのちに車検となります。
それくらいフロントガラスのヒビ割れは大事故につながる危険があるということです。
整備不良になるケースも
フロントガラスがヒビ割れたまま走行していると、道路交通法62条に抵触するリスクがあります。
警察に指摘された場合、3ヵ月以下の懲役、または5万円以下の罰金というケースもありますのでご注意ください。
フロントガラスのヒビに対処する方法
ここからは、フロントガラスにヒビが入っている場合の対処方法をいくつかお伝えします。
修理までに時間がかかる場合は、依頼する前に代車の有無を確認しておきましょう。
自動車ガラス専門業者
自動車ガラス専門業者は、お金こそ必要ですが安全かつ確実な対処法です。
フロントガラスのヒビを発見したらできるだけ早く専門業者に相談してみましょう。
ヒビの大きさによってはリペア補修で解決することもありますし、費用を気にされる方でしたら社外品を選ぶこともできます。
ディーラー
ディーラーでもフロントガラスのヒビを修理することは可能です。
ただし、自社工場で修理できない場合は、提携工場に依頼することになりますから、時間がかかる印象です。
自動車修理工場
整備や修理だけでなく、ガラス修理も請け負っている自動車修理工場があります。
お住まいの場所の近くにある場合は、一度相談してみることをおすすめします。
自分でリペア補修
カー用品店やネットショップで購入できるリペア補修キットを使用して、自分でヒビを直す方法です。
他の対処法と比べて費用が安く済むのが特徴。
チッピング、ブルズアイ、ストレートブレイク、スターブレイクなど、ヒビの形状や大きさは多数あり、中には自分でリペアできないケースもあります。
車のフロントガラスのヒビは早めに修理しよう!
冒頭でもお伝えした通り、ヒビの入ったフロントガラスは大変危険です。
車検が通らない可能性も大きいことから、できるだけ早く修理しましょう。
修理する場所まで距離がある場合は、ビニールテープをそっと貼っておくことをおすすめします。