車のフロントガラスが凍る原因や正しい対処法など徹底解説!
寒い日の朝に車に乗ろうとしたら、フロントガラスが凍ってしまって困った経験はありませんか。
今回はフロントガラスが凍ってしまう原因や正しい対処法などについて、以下の内容に絞ってご紹介していきます。
・車のフロントガラスが凍る原因とは?
・車のフロントガラスが凍った時の正しい対処法
・車のフロントガラスが凍った時にやってはいけないこと
是非ご一読ください。
車のフロントガラスが凍る原因とは?
車のフロントガラスが凍ってしまう原因はいったい何なのでしょうか。
放射冷却が車のフロントガラスが凍ってしまう原因です。
日中に溜まっている地表の熱が、夜になって一気に地表の温度が下がることによって起こるのが放射冷却です。
日中と夜間の温度差が大きいことで特に起こりやすくなります。
雲がないような快晴で、空気が乾燥しているといった要素が揃うと発生しやすい状況でしやすくなります。
フロントガラスが凍ってしまうと前が見えにくい、または全く見えなくなりますので運転に大きな支障をきたしてしまうでしょう。
冬の氷点下を下回るような寒い冬の朝は、車のフロントガラスが凍ってしまう可能性が高いので注意が必要です。
車のフロントガラスが凍った時の正しい対処法
車のフロントガラスが凍ってしまった時の正しい対処法をご紹介していきます。
ぬるいお湯または水をかける
最も効果的な方法なのは、15〜30℃程度のぬるま湯か水をかけることです。
フロントガラスの氷が溶けやすいです。
しかしながら外気温が低すぎると、かけた水などが凍ってしまうので効果がないこともあります。
デフロスター機能を使用する
デフロスター機能は、フロントガラスの内側の曇りを取る機能です。
フロントに集中して暖かい空気を送りますので、フロントガラスの氷を溶かすことができます。
ただしこの方法は、10〜15分程度かかります。
時間はかかってしまいますが、確実に解氷できる方法ですのでおすすめです。
解氷スプレーを使う
ホームセンターなどで購入することができる解氷スプレーでも溶かすことができます。
凍ったフロントガラスに吹きかけるだけで、簡単に氷を溶かしてくれます。
膜をはって凍りにくくしてくれる機能がついたものもあり、500円程度で手軽に購入も可能です。
車のフロントガラスが凍った時にやってはいけないこと
車のフロントガラスが凍ってしまった時に溶かすために逆に、やってはいけないことがありますのでここでご紹介していきます。
熱湯をかける
100℃を超えるような熱湯をかけてしまうと、フロントガラスに負担がかかってしまいます。
急激な温度変化によって、フロントガラスが膨張して最悪ひびが入ったり、割れたりしてしまう恐れも出てくるでしょう。
ワイパーで氷を除去する
ワイパーを動かして無理やり氷を除去しようとすると、フロントガラスを傷つけてしまうかもしれません。
さらに氷は平坦ではなく凸凹していますので、ワイパーを無理に動かすとブレードのゴムを痛めてしまい劣化させてしまいます。
叩いて除去する
氷を叩いて取り除こうとしたくなるかもしれません。
確かにフロントガラスは頑丈ですが、何度も衝撃を与えたりすると傷つけたりひびが入ってしまう恐れもあります。
フロントガラスを叩いたりするのはやめましょう。
まとめ
車のフロントガラスが凍ってしまった時に、車に乗るためにはすぐに溶かす必要があります。
その際に効果的に溶かすために、この記事を是非実践してみてください。
また、やってしまってはいけないこともありますので、それはやらないようにして対処するようにしましょう。