【修理費用も】リアガラスの熱線とは?役割や割れた時のリスクをご紹介
自動車のリアガラスには、熱線と呼ばれる特殊な機能が備わっています。
これは一体どのような役割を果たしているのでしょうか。
この記事のポイントは以下のとおりです。
・リアガラスの熱線はどのような役割がある?
・リアガラスが割れた時に起こるリスクとは?
・リアガラスの修理にかかる費用はどれくらい?
もしもに備えて、事前に知識を持っておくことが大切です。
詳しく見ていきましょう。
リアガラスの熱線はどのような役割がある?
リアガラスの熱線は、冬季の運転時に非常に重要な役割を果たしています。
氷や霜の除去
リアガラスの熱線は、車両が停車している間やエンジンがまだ暖まっていない時に、リアガラス表面に付着した氷や霜を迅速に溶かす役割があります。
これにより、ドライバーは視界を確保しやすくなり、安全な運転が可能となります。
曇りの解消
冬季や湿度の高い日は、車内と外の温度差からリアガラスが曇ることがあります。
熱線はこれを防ぎ、車内の曇りを迅速に解消して視界を良好な状態に保ちます。
リアガラスが割れた時に起こるリスクとは?
リアガラスが割れた際には、さまざまなリスクが生じる可能性があります。
割れた際には速やかに修理や交換を行うことが重要です。
安全性の低下
リアガラスが割れることで、運転中に後方への視界が妨げられ非常に危険です。
特にバックや駐車時に、事故のリスクが増加します。
車内への不法侵入
リアガラスが割れることで、車内への不法侵入のリスクが高まります。
割れた箇所から外部の要因が車内に侵入しやすくなり、貴重品の盗難だけでなく、部品や車自体が危険にさらされる可能性があります。
天候の影響
雨や雪、風などの天候の影響を受けやすくなります。
これにより、車内が損傷しやすくなり、快適性が低下するだけでなく、内部の電子機器やシートなども損傷の危険性が生じます。
車両の外観損傷
車両の外観にも損傷が生じます。
これは車の美観を損なうだけでなく、リセールバリューや車の評価にも影響を与える可能性があります。
リアガラスの修理にかかる費用はどれくらい?
リアガラスの修理にかかる費用は、損傷の程度や車種、修理店の選択によって異なります。以下は一般的な目安として考えられる費用の範囲です。
リアガラスの交換費用
リアガラスが割れてしまった場合、通常は交換が必要です。
交換にはガラスの素材や搭載されている機能(熱線など)によって価格が変動します。
一般的には数千から数万円程度かかることがあります。
リアガラスの修理費用
小さなヒビやクラックがある場合、修理が可能な場合もあります。
修理費用は、損傷の程度や修理技術によって変動しますが、交換に比べて一般的には費用が抑えられる傾向があります。
修理費用は数千円から一万円程度が一般的です。
熱線の修理費用
もしリアガラスに熱線が組み込まれている場合、熱線の修理費用も考慮する必要があります。
修理費用は保険の適用や修理店の選定によっても変動します。
保険によってはリアガラスの損傷に対する補償が含まれている場合もあるため、あらかじめ免責金額や条件などを確認するようにしましょう。
また、修理する際は、必ず費用の見積もりを複数の修理店から取るようにしましょう。
相場以上の費用を請求されトラブルになることも少なくありません。
信頼できる業者を選定することが大切です。
まとめ
リアガラスの熱線は、冬季の視界確保に重要な役割を果たしています。
そのため、リアガラスが損傷した際には、たとえヒビ程度であっても、速やかな修理をするように心がけましょう。
修理費用についても慎重に検討し、信頼性のある修理店を選ぶことが大切です
定期的にメーカーやガソリンスタンドでの点検をおすすめします。