【2万円〜】ワイヤー・網入りガラスの費用相場は?自分で交換する方法も解説
網入りガラスとは、ガラスの中にワイヤーが入ったガラスのことです。
もし割れてしまっても飛散防止の効果があるので、とても安全なのです。
今回は、自宅の窓を網入りガラスに変えたい方向けに、その特徴や費用相場などをまとめました。
本記事のポイントは全部で3つ。
・網入りガラスの特徴とは
・網入りガラスの費用相場はいくらぐらい
・網入りガラスの交換は自分で行うか、業者に頼むか。
以上、できるだけ詳しく解説していきますので、是非最後までご覧ください。
網入りガラスの特徴とは?
網入りガラスとは、ガラスの中にワイヤー、つまり金網が入っているガラスのことです。
防火性や飛散防止効果に優れているため、火事などで割れても周囲に飛び散りづらく安全なガラスです。
主な特徴をまとめました。
・割れたときにガラスが金網に引っかかるため破片が落ちづらい。
・火災でガラスにヒビが入っても、ワイヤーのおかげで一気に割れない。
・熱で割れてもバラバラに飛び散りにくいので、怪我を防ぐ効果がある。
・後片付けの際に片付けがしやすく、怪我しにくい。
・火の侵入や延焼を防ぎやすい。
・建築基準法で防火地域に指定されている地域の窓には、必ず使用される。
網入りガラスは、ワイヤー入りガラス、線入りガラス、防火設備用ガラスなど、色々な呼び方があります。
飲食店やガソリンスタンドなど、火を使用することが多くて危険性が高い店舗では使用が義務付けられています。
ですが、その安全性の高さから、近年一般の家庭でも多く使われるようになってきました。
網入りガラスの費用相場はどれくらい?
網入りガラスは材質やサイズが様々で、それぞれで費用が変わってきます。
網入りガラスそのものの費用感、また交換を業者に依頼した場合の相場感をまとめました。
網入りガラス自体の値段感
90×90ほどの一般的な窓のサイズであれば、網入りガラス本体の価格は一枚20,000円程が相場です。
それより大きなサイズになると、30,000円以上するものもあります。
また、サイズだけでなく厚みや種類によっても変わってきますので注意が必要です。
交換を業者依頼した際の費用相場
施工料金は8,000円から、最大で40,000円程です。
金額の差がかなりありますが、費用に影響する部分を下記にまとめました。
・サッシの交換が必要かどうか。
・窓付近の状況により、足場が必要になるかどうか。
・高所の場合は、専用の作業車がいるかどうか。
上記のような場合、追加で特殊施工費用が発生する可能性があります。
網入りガラスへの交換は自分?業者?
網入りガラスの交換は、自分でも行えるのでしょうか。
業者に依頼した場合と比較しました。
網入りガラスを自分で交換
知識や技術、経験などがあれば網入りガラスの交換はご自身でも可能でしょう。
ただし、建築基準法に基づいて正式に設置された網入りガラスは、防火効果のないガラスへの変更はできないので注意が必要です。
自力で交換する場合は、ワイヤーのサビつきを防ぐためのコーティングや熱割れ対策、パテ処理などが必要で、かなりの労力がかかります。
網入りガラスの交換を業者に依頼
インターネットで検索をすると専門業者が多数存在するので、電話やメールで問い合わせてみましょう。
プロなので確実に、そして正確に網入りガラスの交換を行ってくれます。
前述した費用感が問題なければ、業者にお任せしたほうが早く問題は解決します。
網入りガラスの費用相場まとめ
以上、網入りガラス自体の費用相場、交換を業者へ依頼した場合の費用感をまとめました。
網入りガラスの交換は自分でもできなくはないですが、その手間や安全性、費用面などを全体的に考慮すると、やはり専門業者に依頼することがおすすめでしょう。