網入りガラスの結露をどうにかしたい…結露を抑える方法からNG行動も
「毎年、寒い時期になると窓ガラスに結露が発生する…」「結露対策には網入りガラスが良いって聞いたけど…?」
このような疑問を抱えていませんか?
寒い時期に結露が発生しないと掃除も楽になり、余分なことを考えずに私生活を送れますよね。
しかし、実際に結露が発生しないような窓ガラスなんてあるのでしょうか?
そこで、今回は網入りガラスと結露の関係性について紹介します。
本記事で押さえておきたい内容は、以下の通りです。
・網入りガラスとは
・網入りガラスで結露を抑える方法
・網入りガラスで結露を抑える際のNG行動
上記の内容について紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
そもそも網入りガラスとは?
網入りガラスは、建物の窓やガラス面に使用される特殊なガラス製品です。
その名前の通り、この種のガラスには織り込まれた金属網(または繊維)が含まれています。
この網がガラスを強化し、さまざまなメリットを引き起こしてくれます。
網入りガラスの主な特徴は、以下の通りです。
・耐衝撃性と耐久性
・セキュリティと防犯
・防火性
・風害からの保護
上記のように、網入りガラスにはさまざまな特徴があります。
しかし、冬場に発生する結露は、網入りガラスであるという理由だけではなかなか対処できないことが現実です。
そこで、次項からは網入りガラスの結露を少しでも抑える方法について紹介します。
網入りガラスの結露を抑える方法
網入りガラスの結露を抑えるためには、いくつかの方法があります。
そこで、ここからは網入りガラスの結露を軽減する方法について紹介します。
適切な換気
部屋内の湿度をコントロールするために、適切な換気を行いましょう。
窓を開けて新鮮な空気を取り入れ、湿度を低く保つことが重要です。
一番簡単な方法として窓を開ける方法があります。
しかし、気候によっては湿度が高くなってしまうこともあるので、除湿機を導入することが適切でしょう。
中性洗剤で掃除をする
網入りガラスの結露を防ぐために、中性洗剤を使用して窓掃除をおこなうことです。
中性洗剤とは食器や調理器具を洗う洗剤のことを指しており、どの家庭にも一つは持っている洗剤と言えるでしょう。
その洗剤を使用して窓を掃除することで、中性洗剤に含まれている界面活性剤の膜の影響から結露が起こりにくくなります。
拭くだけで結露の防止ができるので、面倒な対策をしたくない方におすすめです。
窓周りの温度を調整する
窓ガラス周辺の温度を調整することで、網入りガラスの結露防止が可能です。
その際には窓用のヒーターを使用することで、窓周りの温度調節ができることでしょう。
窓ガラスの表面温度を下げないことで、結露を防ぐことが可能です。
また、先ほど紹介した中性洗剤を使った掃除方法と掛け合わせることで、結露防止の相乗効果が期待できます。
網入りガラスの結露対策で避けるべき対処法
網入りガラスの結露対策において、避けるべき対処法があります。
ここで紹介する網入りガラスの結露対策から避けるべき方法についてしっかりと押さえて、網入りガラスの結露対策を効果的なものにしましょう。
結露防止グッズを使用する
網入りガラスに結露防止グッズを使用してしまうと、熱割れが発生する可能性があるので活用は避けましょう。
結露防止グッズを使用するとガラスの表面を温めることになるので、結露防止グッズで施されていないところと温度差が生じ熱割れすることにつながります。
また、結露防止グッズは使用することに制限があるものもあるので、使用の際は説明書をあらかじめよく読んだ上で活用しましょう。
湿度の急激な変化
湿度を急激に変えることは避けましょう。
湿度の急激な変化は結露を引き起こす原因となります。
加湿器や窓用ヒーターの使用は結露対策に非常に有効ですが、湿度を急激に下げると結露が発生することにつながるので、徐々に下げていくようにしましょう。
高温の湯気の直接吹き付ける
窓ガラスに高温の湯気を直接吹きつけることは避けましょう。
急激な温度変化は結露を増加させる要因となります。
また、高熱の湯気を直接吹きかけてしまうと熱割れしてしまう可能性があるので大変危険です。
網入りガラスの結露まとめ
網入りガラスは結露を防ぐことに優れた窓ガラスの一つです。
しかし、結露がしにくい構造でも時には結露が発生してしまうことがあります。
そのような事態になっても適切な対処をおこない、効率よく結露対策をおこなっていきましょう。