フロントガラスが急に割れた!?それ、「熱割れ」かも!
熱割れについて知っていますか?
車のフロントガラスが突然割れた時、熱割れが原因かもしれません。
この記事では、熱割れの原因やフロントガラスが熱割れした場合の対処法、さらには熱割れを防ぐ方法について紹介します。
この記事を読んで、フロントガラスの熱割れを防ぎましょう。
熱割れってそもそもなに?
フロントガラスが突然割れてしまう現象にはいくつかの原因がありますが、その中でも熱割れは特に注意が必要です。
ここでは、熱割れが起こる原因などについて紹介します。
熱割れとは?
熱割れとは、急激な温度変化によってガラスが割れてしまう現象です。
車のフロントガラスは、多層構造になっているため強度がありますが、それでも熱の影響を受けやすい素材です。
特に、夏の炎天下で駐車している車のガラスは高温にさらされ、冷房を一気にかけると内外の温度差が大きくなります。
この温度差が原因となり、ガラスにひびが入ることがあります。
これがいわゆる熱割れです。
熱割れは、温度変化による内部応力が原因で起こるため、一見して外的要因が見当たらない場合でも発生することがあります。
フロントガラスが熱割れしたらどうしたらいい?
フロントガラスが突然割れると驚きと不安で動揺してしまうかもしれません。
しかし、冷静に対処することが重要です。
ここでは、フロントガラスが熱割れを起こした際の対処法について紹介します。
安全な場所に停車する
フロントガラスに熱割れが発生した際、まず最初に行うべきことは安全な場所に車を停車させることです。
走行中にフロントガラスが割れた場合、視界が不明瞭になるだけでなく、ガラス片が飛散する可能性もあります。
これにより、運転者や同乗者が怪我をするリスクがあるため、まずは周囲の交通状況に注意しながら安全な場所に車を停めましょう。
プロに修理を依頼する
安全な場所に停車した後、次に行うべきはプロに修理を依頼することです。
フロントガラスの修理や交換は専門的な知識と技術が必要ですので、素人が無理に修理しようとすると、かえって状況を悪化させることがあります。
自分で修理を試みず、速やかに専門の修理業者に連絡を取りましょう。
修理業者を選ぶ際には、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
口コミやレビューを参考にして、実績のある業者を見つけましょう。
連絡後、業者が到着するまでの間は、車を移動させることなくその場で待機してください。
フロントガラスの熱割れを防ぐ方法
フロントガラスの熱割れを防ぐためには、日常的な予防策が重要です。
ここでは、フロントガラスの熱割れを防ぐ方法を紹介します。
日光を遮断する
フロントガラスの熱割れを防ぐための最も基本的な方法は、日光を遮断することです。
特に夏場の直射日光はフロントガラスにとって大敵です。
炎天下に駐車すると、ガラスの表面温度が急激に上昇し、内外の温度差が大きくなります。この温度差が熱割れの原因となるため、日光を遮断する工夫が必要です。
そのためには、車を直射日光が当たらない場所に駐車するよう心掛けましょう。
ガレージや地下駐車場を利用するのが理想的です。
遮熱シートを貼らない
意外かもしれませんが、遮熱シートをフロントガラスに貼ることは逆効果になる場合があります。
遮熱シートはガラスに不均一な温度変化をもたらす可能性があります。
この不均一な温度変化が原因で、ガラスの一部だけが急激に冷却され、内部応力が発生しやすくなるのです。
ガラスに物を接触させない
もう一つの重要な対策は、フロントガラスに物を接触させないことです。
フロントガラスに物をおくと、ガラスに圧力をかけることになります。
この圧力が、ガラスに微細なひびを生じさせ、最終的に熱割れを引き起こす原因となるのです。
まとめ
熱割れとは、急激な温度変化によってガラスが割れてしまう現象です。
車のフロントガラスが熱割れした際には、この記事で紹介したことを参考にして、冷静に対処しましょう。
また、日光の遮断などを行い、熱割れを防ぎましょう。
▶︎ガラスの熱割れについての説明はこちらの記事もご覧ください◀︎