PCメモリが壊れるとどうなる?寿命を延ばす対処法もご紹介!
メモリとはパソコンに内蔵されているパーツのことで、主にデータを記憶する役割があります。
このメモリが壊れると、パソコンが正常に動かなくなり、趣味や仕事の作業に支障が出てしまうでしょう。
今回は、PCのメモリに関して以下のポイントを中心にまとめました。
・PCメモリの寿命はどれくらいある?
・パソコンのメモリが壊れるとどのようなリスクがあるのか
・PCメモリの寿命を延ばすのに最適な方法とは
以上に関して、できるだけ詳しく解説しますので、最後まで是非ご覧ください。
PCメモリの寿命はどれくらい?
気になるメモリの寿命ですが、結論から言うと10年以上もつと言われています。
これはどういうことなのでしょうか、以下にまとめました。
メモリの寿命は半永久的?
一秒間につきデータを一回書き込む想定で考えると、計算上は3万年から3億年という驚異的な期間使用できて、これはほぼ半永久的ということになります。
しかし現実的にはありえない数字で、上記はあくまでも計算上の年数です。
実際の使用では、実績値で10年以上利用できるように設計されています。
初期不良ですでに壊れている場合も
メモリが故障してしまうのは、初期不良が原因なことが多いです。
これは寿命などは特に関係ないので、保証期間内であればメーカーに問い合せて交換してもらいましょう。
また、寿命という点で言えば、メモリ以外のパーツが先に寿命を迎えることが多いようです。
例えば、マザーボードやHDDなどは5年ほどの寿命なので、これらが使えなくなるとパソコンは正常に動かなくなるでしょう。
PCメモリが壊れるとどのようなリスクがある?
もしPCのメモリが壊れると、パソコンの動きに多大なる影響を与えます。
メモリはデータを保存する場所なので、これが壊れるとパソコンは正常にプログラムやデータの読み書きができなくなるのです。
具体的な症状は以下のとおりです。
・パソコンが重くなる(動きが遅くなる)
・突然フリーズする
・ソフトやファイルなどを開くのが遅くなる
・アプリやソフトのインストールが不可能になる
・操作していないのに自然と再起動してしまう
・急にパソコンの電源が切れてしまう
ご覧の通り、パソコンは正常に動かず、作業に多大なる影響を与えるでしょう。
続いて、メモリが壊れているかどうかの確認は、以下をお試しください。
【Windowsの場合】
1.スタートをクリック
2.Windows管理ツールをクリック
3.Windows メモリ診断をクリック
4.Windows メモリ診断が表示
5.今すぐ再起動して問題の有無を確認する (推奨)をクリック
【Macの場合】
1.アクティビティモニタを起動。
2.メモリというタブを表示。
3.システムリソースを消費している項目を一覧表示。
4.メモリプレッシャーグラフにて、効率的に使用されているか確認。
5.緑色の場合は、メモリが効率的に使用されている。
6.黄色の場合は、一部のアプリがメモリを過剰に使用している。
7.赤色の場合は、もっと多くのメモリが必要であるということ。
PCメモリの寿命を延ばす方法とは
パソコンの使い方によって、メモリの寿命を伸ばすことが可能です。
以下の方法を心がけてください。
水気を避ける
精密機器であるパソコンは、水や湿気にとても弱いです。
部屋の湿気の状況を再確認すること、飲み水などを誤ってこぼさないよう最善の注意を払いましょう。
ホコリを取り除く
PC内部はホコリが溜まりやすく、それがメモリに甚大な影響を与えることがあります。
ブラシやエアーダスターなどを用いて、定期的に掃除するように心がけましょう。
パソコンの熱を逃がす
PCを長時間使用していると熱がこもり、メモリにダメージを与える可能性があります。
パソコン周辺で放熱の邪魔になるようなものは遠ざけたり、PCを冷却するグッズが多数販売しているので導入を検討してみてください。
まとめ
メモリはパソコンの頭脳なので、非常に重要な役割を担っています。
解説した方法を行ってメモリに少しでもダメージを与えないようにし、是非パソコンを長生きさせてください。