玄関ドア・ガラスの防犯性を高めたい!効果的な対策で被害を防ぐ
家のドアの戸締りをしながら、「この程度の鍵で大丈夫だろうか?」「もう少ししっかりガードしたいな」と考える方も多いのではないでしょうか。
近年は家を守るさまざまな器具が登場し、その効果も出ています。
この記事では、玄関ドアに取り付けられたガラスと防犯について、次の3点にまとめました。
・玄関のドア・ガラスの役割とは?
・玄関ドア・ガラスの効果的な防犯対策とは?
・防犯性を高めたいなら「防犯ガラス」へ交換するのも一手
この記事を読めば、玄関ドア・ガラスの防犯対策の重要性がわかります。
玄関のドア・ガラスの役割とは?
玄関のドアにあるガラスが果たす役割については、次のようなことが挙げられます。
玄関の中に光を取り入れる
ガラスがあることにより、外の光が中に差し込んで、玄関が明るくなります。
明るくなることにより、視覚的にも気持ち的にも良い印象を与えるでしょう。
臭い・湿気の防止
玄関は靴を置くところであり、雨の日はぬれた靴や傘を置く場所です。
家庭によっては屋外で使用する道具を置いており、雑菌や湿気が多くなりがちでしょう。
ドアにガラスを設置して光を入れることで、殺菌作用により、臭いの元を緩和します。
また採風機能のあるガラスであれば、玄関内にこもりがちな湿気を少なくできるでしょう。
玄関内から屋外が見える
家やその周辺の状況が、いつも安全であるとは限りません。
他の人が家に近づく際に、まず注目したり近づいたりする場所は玄関です。
もし家に人が訪問して来たとき、相手に気づかれないようにその雰囲気を見られれば安心です。
ドアにガラスがあることで、外や訪問者の様子を先に察知できるでしょう。
玄関ドア・ガラスの効果的な防犯対策とは?
空き巣などの家を狙った犯罪で、とくに狙われやすいのがドアやガラスです。
玄関ドアに取り付けたガラスを用いて、効果的な防犯対策を行う方法について紹介します。
ガラスの種類を工夫する
ガラスを使用する際、屋外から玄関の中が見えないようにしましょう。
家の様子や造りが見えてしまうのは望ましくありません。
また、簡単に割られるガラスは防犯上良くありません。
割れにくいガラスとして、「合わせ複層ガラス」という防犯ガラスが適しています。
「合わせ複層ガラス」とは、2枚のガラスで樹脂中間膜を挟んだものです。
間に樹脂フィルムを入れることで、ガラスを割ろうとしてもひびが入るだけですみ、不審者の家への進入を防ぎます。
ドアのロックを強化する
ドアのガラスが割れれば、不審者は手を差し込んでドアのロックを内側から解除して家の中に侵入しようとするでしょう。
ですから、万が一ガラスが破られても、内側から容易にドアを開けられないように器具を設置しておくべきです。
ドアの防犯対策は以下のとおりです。
・鍵や固定具は2カ所以上つける
・鍵は防犯性がより高いものを取り付ける
・外からピッキングされないようにする
・モニター付きインターホンや防犯カメラを設置する
・明かりがつくようにして、夜でも明るくなるようにする
・警備会社やセキュリティ対策を知らせるシールを貼る
防犯性を高めたいなら「防犯ガラス」へ交換するのも一手
家はわたしたちにとって大きな財産です。
もし誰かの侵入を許せば、その保有が脅かされてしまいます。
極端な場合は、生命の危険に至ることもあるでしょう。
そうでなくとも、侵入者から暴行を受けるというケースも多いです。
侵入者の多くは玄関から
家への侵入者の70%は、玄関から侵入するといわれています。
玄関のセキュリティは、用心に用心を重ねる事が大切です。
ですから、防犯性を高めるために、ドアのガラスは「防犯ガラス」へ交換することが望ましいでしょう。
10分持ち堪えるとほとんどの不審者は諦める
ドアのガラスを防犯ガラスにすることで、ドアが破られる可能性が格段に低くなります。
ガラスはひびが入っても割れないため、ドアをこじ開けることも難しいでしょう。
ある防犯会社の統計では、10分間ドアやガラスが持ち堪えた場合、不審者の9割はその家への侵入を諦めるという結果が出ました。
玄関ドアを防犯ガラスへ交換することのまとめ
玄関ドアのガラスには、玄関内の環境を良くするという大きなはたらきがあります。
また一方で、不審者が家に進入をする最大の場所が玄関であるため、防犯対策の必要があります。
ガラスが破られると、セキュリティの強度が落ちるため、防犯ガラスを採用することが望ましいです。
この取り付けや交換については、お近くの施工業者などの専門業者にお任せしましょう。