フロストガラスは目隠しに有効？特徴や他ガラスとの違いも徹底解説！

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フロストガラスは、光を柔らかく拡散させ、空間をスタイリッシュに演出する人気のガラスです。
しかし、「フロストガラス」と聞いても、どんなガラスなのか具体的にイメージできない人も多いのではないでしょうか？

本記事では、フロストガラスについて詳しく紹介します。
今すぐ本記事を読んで、フロストガラスの魅力を発見しましょう！

フロストガラスとは

表面を加工した、中が見えにくい窓のひとつに「フロストガラス」があります。
「タペストリーガラス」ともいわれるこのガラスは、すりガラスのように不透明なガラスで、光を柔らかく漉す特徴から家屋の造作にも取り入れられています。

デザイン家具にも実用されており、とても人気が高いガラスです。
従来のすりガラスとはまた違った淡い雰囲気を持ち、また実用面でも強みを持ちます。

古きよきスリガラスとフロストガラスには、似ていながら、大きな違いがあります。

すりガラスは通常のガラスに砂などを吹き付けて不透明になるよう加工したものです。
それにより細かいおうとつが生まれ、加工面がざらざらとなって、光を拡散させることから見え方が不透明化するのです。

フロストガラスはそこからもう一段階上の加工を施しています。
すりガラスの砂で吹き付けた面をなめらかに処理し、さらさらとした加工面に仕上げています。

見た目にもたいへんナチュラルできれいなフロストガラスはまた、もうひとつすりガラスにはない特長を持っています
それは水や傷に強く、さらに汚れが落ちやすいという点です。

フロストガラスの表面にはフッ酸加工というものが施されています。
これにより水に濡れても透けず、さらに汚れを寄せつきにくいという特長を持ちます。

フッ酸表面加工により傷が入りにくいのも良いところです。

ガラスの表面についた汚れが落ちやすいのもフロストガラスの美点です。
加工面がなめらかであるため、軽く拭くだけで汚れが簡単に落ちてしまいます。

実はすりガラスは表面のおうとつによって汚れが取りにくいという難点があります。
また水に濡れると透けやすく、経年と紫外線劣化によりもろくなりやすいのも弱点です。

たいへん優秀なフロストガラスですが、まだ従来のすりガラスを過去のものに変えてしまうほど全面的な普及には至っていません。
理由は単純なもので、まだそこまで知名度が高くなく、すりガラスに十分満足してしまっている方が多いこともあるでしょう。

また、費用面でもフロストガラスは安くなく、取り入れたい人にとってはその額も二の足を踏ませる要因になっています。
新しく作られる家屋ではオプションの選択肢となっており、デザイン家具ではすでに一部デフォルトで設定されていますが、今ある窓を変えようという人は少ないのかもしれません。

しかし、機能面や防犯面などから考えても非常に良いガラスではあるので、導入を考えてみてもよいでしょう。
どのような場所にフロストガラスをつけるべきか、適しているところを挙げていきます。

フロストガラスはその不透明性と、水濡れ時の透けにくさから、目隠しが必要とされるところへの導入に適しています。
パーテーションの一部にすりガラスを使っている状況では、フロストガラスへの張替えを検討して見てもよいでしょう。

アパレル用品店やマッサージ店など目隠しが必要とされる店舗でも導入事例が多いようです。

新しく建てられる戸建住宅やマンションの窓にはフロストガラスがよく採用されます。
その他、デザイン家具としてはフロストガラスを面としたテーブルもあります。

中身をぼんやりと隠すことでおしゃれな雰囲気を演出できるので、ガラス棚にも使われるようです。
淡い採光具合から、窓をフロストガラスに交換することで室内の雰囲気もまた違ったものに演出できます。

一般家庭の模様替えや、劣化したすりガラスの張替えにもフロストガラスを使ってみるとよいかもしれません。

フロストガラスは傷に強いガラスなので、耐久性が高い窓ガラスと言えます。
また、汚れが付着しても掃除しやすい特徴があるので、キレイな窓ガラスとして維持しやすいでしょう。

また、フロストガラスは不透明性から目隠しにも有効なので、窓ガラスに目隠しを検討している方にもおすすめです。