【知らないと損】二重窓は結露に有効?対策から発生することでのリスクも!
「二重窓が結露対策に効果的といわれているが、なぜなのかわからない」
そうお困りではないでしょうか。
二重窓は結露を抑えるのに効果があり、かなりの確率で結露を抑えられます。
この記事では、二重窓で結露を抑える有効性と、結露対策、結露発生を放置するリスクについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
二重窓は結露を抑えるのに有効なの?
二重窓は結露を抑えるのにかなりの効果があります。その理由は以下の通りです。
・外気との温度差を小さくできるため
・樹脂製のフレームを使っているため
それぞれの理由について、次で解説します。
外気との温度差を小さくできるため
二重窓は外気との温度差を小さくできることがメリットです。
二重窓を使うと、ガラスとガラスの間の中空層ができ、外と中の間の温度差を抑えられます。
空気は熱伝導率が小さく、熱が伝わりにくいため、断熱層としての機能を果たすため、結露が起こりにくくなるのです。
樹脂製のフレームを使っているため
二重窓はほとんどの場合樹脂製のフレームを使っていることも、結露を抑えられる原因です。
従来の窓の場合、金属製のフレームを使っているため、熱伝導率が高く、部屋との温度差を生み出す原因となっていました。
しかし、樹脂製のフレームは熱伝導率が金属製のものよりも小さいため、結露が起こりにくくなります。
二重窓でおこなう結露対策
二重窓は結露対策にかなり効果がありますが、それでも環境によっては結露が発生します。その場合には以下のような対策がおすすめです。
・換気をする
・湿度の高まる家電を避ける
それぞれについて次で解説します。
換気をする
部屋を閉めたままにしておくと、湿度が高まり、結露する原因になります。
そのため、空気を定期的に入れ替えることで、結露を予防可能です。
1日10分程度でよいので、空気が循環するよう、2箇所の窓を開けて換気しましょう。
また、サーキュレーターを使うと、空気が効率よく循環するため、結露対策としても効果的です。
湿度の高まる家電を避ける
冬場使われる家電の中には、湿度が高まるものもあるため、そのような家電を使わないようにすることも効果的です。
湿度が高まることで、飽和水蒸気量限界になると、結露が発生しやすくなります。
例えば、以下のような家電が該当します。
・加湿器
・石油ストーブ
・ガスストーブ
これらのものを使っている場合、以下のものに変えてみると、結露が発生しにくくなります。
・エアコン
・電気カーペット
・オイルヒーター
結露が起こっている場合には、これらの家電の使用を検討してみることもよいでしょう。
結露が発生・放置するとこんなリスクも…
結露の発生を放置するのは好ましくありません。
その理由としては以下のものがあります。
・黒カビ発生のリスク
・木材を傷めるリスク
次で詳しく解説します。
黒カビ発生のリスク
結露をそのままにすると、黒カビ発生のリスクがあります。
黒カビは深くまで根を生やすため、完全な根絶が難しくなります。
そのため、結露を見つけた段階で、掃除することが大切です。
木材を傷めるリスク
木材は水に弱いため、結露をそのままにすると、木部の劣化を早めてしまいます。
劣化が進行すれば、見栄えが悪くなるだけではなく、場合によっては、壁やフローリングまで影響を及ぼすこともあるでしょう。
二重窓に発生する結露まとめ
この記事では、二重窓が結露に効果的な理由と、発生する原因、対処法について解説しました。
二重窓は断熱性が高く、結露対策に効果があるのは間違いありません。
しかし、家の環境や暖房の使い方によっては結露することもあるため、結露が発生しないように注意することが大切です。
この記事を参考に、結露が発生したら、換気してみることから始めましょう。