賃貸の窓ガラスにひびが入るとどうなる？負担者の責任や対処法・修理費用も！

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もし賃貸の窓ガラスにひびが入った場合、すぐに管理会社かオーナーに知らせる必要があります。
ひびが入った状況にもよりますが、被害が広がらないように対処することが重要です。

なお、窓ガラスの修理・交換費用は原因次第で負担先が異なります。
自己負担となる場合もありますので、原因はしっかり特定しましょう。

賃貸の窓ガラスにひび割れが発生するとどうなる？

賃貸の窓ガラスにひびが発生した時は、持ち家とは違う対応をする必要があります。
どのような状態にせよ、いきなり業者を呼ばないようにしましょう。

窓ガラスにひびが入ったら、最初に管理会社やオーナーへ連絡しましょう。
賃貸物件の場合、所有者らが現状をチェックし、修理・交換などの対応をする必要があるためです。

持ち家であれば、自分で業者を手配して窓ガラスの修理・交換をすれば問題ありません。
しかし、賃貸はあくまで借りているだけですので、最終的な決定権は管理会社・オーナーにあります。

管理会社かオーナーに連絡を取った後は、割れた原因を特定する必要があります。
原因によって費用の負担先が異なりますので、なぜ割れたのかを明確にしておきましょう。

ただし、後でトラブルにならないように、管理会社やオーナーの指示に従って対応することが重要です。

窓ガラスにひびが入った場合、自己判断で業者を手配してはいけません。
管理会社やオーナーに連絡せずに修理・交換すると、発覚した時に大きなトラブルになるおそれがあります。

賃貸物件は、基本的にオーナーが修繕義務を負うため、賃借人（入居者）が勝手に修理することはできません。
もし無断で窓ガラスを交換すると、原状回復費用を請求される可能性があります。

余計なトラブルと出費を避けるためにも、窓ガラスが割れた際はオーナーか管理会社に連絡しましょう。

賃貸の窓ガラスにヒビが入った際は、以下の流れに沿って対応しましょう。
できることは限られますが、修理・交換までに応急処置をおこなう必要があります。

窓ガラスが割れた時は、破損状態を写真で記録しておきましょう。
スマートフォンで何枚か写真で残しておけば、管理会社やオーナーに詳しい状況を伝えやすくなります。

また、割れた原因によっては、火災保険を申請する際に証拠の提出が求められます。
スムーズに保険が申請できるように、ひび割れた場所や大きさ、破片の飛び散った状況などが分かる写真を残しておきましょう。

写真撮影が終わったら、破片をきれいに回収しておきましょう。
破片が残っていると怪我をする危険があるため、速やかな回収をおすすめします。

なお、大きな破片を手で拾う際は、必ずゴム手袋などを装着しましょう。
ガラスの破片は鋭利ですので、絶対に素手で触ってはいけません。

また、小さい破片は掃除機で吸い取るか、ガムテープを使って取り除きましょう。

破片の回収が終わったら、ヒビ割れた部分をテープで塞ぐ必要があります。
ひびよりも大きめにテープを切り、しっかりと貼り付けましょう。

もしテープでひびを塞ぎきれない場合、ダンボールで覆うのがおすすめです。
ダンボールを貼り付けたら、その周辺をテープで固定しましょう。

窓ガラスの交換費用は、1枚あたり1〜2万円が目安です。
ただ、種類・大きさによっては2万円以上かかりますので、業者に見積もりを出してもらいましょう。

修理費用の負担先は、窓ガラスが割れた原因によって異なります。
もし原因が分からない場合、管理会社やオーナーに相談してみましょう。

窓ガラスの修理・交換費用が入居者負担となるのは次のケースです。

・物をぶつけてしまった
・体重をかけてひびが入った
・掃除中にひびが入った
・ベランダに置いた物が窓ガラスに当たった

入居者に過失がある場合、窓ガラスの修理・交換費用は入居者負担となります。
窓ガラスに物をぶつけたり、体重をかけたりしないよう注意しましょう。

一方、窓ガラスの修理・交換費用がオーナー負担になるのは次のケースです。

・窓ガラスが熱割れ・サビ割れした
・経年劣化の影響で自然に割れた

窓ガラスが自然現象や経年劣化によって割れた場合、修理・交換費用はオーナー負担となります。
何もしていないのに窓ガラスが割れた時は、管理会社やオーナーに状況を説明しましょう。

賃貸の窓ガラスにひび割れが生じると、多方面で正しい対処をする必要があります。

賃貸の場合は自分だけだなく、管理会社や大家にまで影響を及びます。

万が一、賃貸の窓ガラスにひび割れが生じたい場合は速やかに連絡して然るべき対処をおこないましょう。