【防犯対策】合わせガラスとは?強化ガラスとの違いや効果をご紹介!
合わせガラスをご存知でしょうか。
合わせガラスとは、2枚のガラスをその名の通り合わせて合体させたガラスを合わせガラスと言います。
2枚のガラスの間に、空気やガスを入れるペアガラスとは異なります。
合わせガラスはガラスとガラスを合成樹脂で合わせています。
2枚のガラスですので、防犯・防音の対策に適しています。
今回は合わせガラスの強化ガラスとの違いやその効果をテーマとして、
・防犯対策に有効な合わせガラスの効果とは?
・合わせガラスと強化ガラスでは何が違うの?
・合わせガラスへの交換はプロにお任せしよう!
以上の3つの項目について掘り下げて解説しますので、皆さんもぜひご一読ください。
防犯対策に有効な合わせガラスの効果とは?
合わせガラスの定義は2枚またはそれ以上の材料板のガラスを合成樹脂の膜で全面を接着したものであり、ガラスが割れたり破損しても、ガラスの破片が飛び散らないようにしてあるものです。
とにかく分厚く、割れたとしても飛び散らないことが大きな特徴です。
合わせガラスを採用する目的は主に3つあり、防犯・防音・割れた際の安全性になります。
防犯対策として適しているのは、ガラスを割ろうとしてもひびが入っても、簡単に割れないことにあり穴があくことがなく防犯性が非常に高いです。
空き巣が狙うのはその約8割は窓ガラスからの侵入で、ハンマーやドライバーなどの尖ったものを利用して強引かつ一気に侵入しようとしてきます。
しかし5分以内に侵入ができなければ、ほとんどの空き巣は諦めてその場から立ち去りますので頑丈な合わせガラスなら空き巣を退けることができます。
一般的なガラスならプロの手口なら、ものの数秒でガラスに穴を開けて鍵を空けてしまいますが、合わせガラスならその心配がないので安心です。
合わせガラスと強化ガラスでは何が違うの?
合わせガラスは先述しました特徴がありますが、一方で、強化ガラスとの違いは何なのでしょうか。
強化ガラスは、フロート板のガラスをガラスが軟化する温度まで加熱したのちにガラス表面を冷却して作られます。
こうして作られた強化ガラスは通常の約3,5倍の強度があります。
強化ガラスは当然ながら、強度が高く破損した場合にガラスが粒状に割れることが特徴です。
粒状に割れるため、通常のガラスよりも割れた時に安全である一方、ガラスの破片が飛び散る特徴があります。
そのため割れた時に周囲に人がいると、ガラスび破片を浴びてしまう危険があります。
また強化ガラスはガラス自体が脱落する恐れもある為、人通りが多いところや人が多く集まりやすい場所では怪我をしてしまうリスクもあります。
ガラスの破片が飛び散るかどうかが、大きな違いで強化ガラスには飛散防止のフィルムを貼ることでそのリスクを減らすことができます。
防犯面においては、合わせガラス・強化ガラス共に優秀ですが、安全面においては合わせガラスが秀でていると言えます。
合わせガラスへの交換はプロにお任せしよう!
合わせガラスはガラスのサイズや、取り扱っているメーカーによってその金額が大きく異
なってきます。
またガラスとガラスの間の中間層の樹脂膜の種類や厚さによっても、値段が変わってきます。
場合によっては、サッシの交換が必要になるため事前にどこまで交換が必要になるのか調べておく必要があります。
価格は安くて20,000円程度から30,000円ほどで厚さが増すと、40,000円から50,000円と金額が上がってきます。
合わせガラス本体の価格と施工費も合わせてかかってきますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
また賃貸物件の場合は自身の判断だけで勝手にガラスを交換する許可を管理会社に取る必要があります。
お住まいの地域のガラス専門業者を探したら、自宅のガラスを現調しに来てもらい、書面でしっかりと見積書をもらいましょう。
自宅の窓ガラスによって、かかる工賃も変わってきますので業者に作業前に確認してもらう事をおすすめ致します。
金額の確認が出来たら、施工してもらいます。
安くない費用はかかるものの、防犯性が高く安全性にも優れている合わせガラスを採用してみてはいかがでしょうか。