パソコンにトラブルが生じたら放電をしてみよう！正しい手順も解説

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パソコンは電気が溜まりやすい電子機器で、時折、放電の必要があります。
PC内に溜まった電気を外に流してしまうことで、故障や不具合を防ぐことができます。

放電は簡単ではありますが怠ってしまいがちなことなので、気づいたときに行いましょう。
生活トラブル専門店の駆けつけRUSHで修理を実際に行っている筆者が、実際の経験をまじえて解説いたします。

パソコンで放電をおこなう理由とは？

どのようなパソコンも定期的に放電してやらなければなりません。
時にスマートフォンを再起動してやる必要があるように、パソコンにも放電が必要です。

常日頃酷使している機器はもちろん、漫然と使っているパソコンも放電してやりましょう。

パソコンの中には必然的に電気が溜まっていきます。
基盤、メモリやHDDやSSDは特に電気が溜まりやすい部分です。

電気は、機器を定期的に休ませることで自然に出ていくものではあります。
しかし連続して長時間使ったり電源ONのまま放置していると、電気が溜まっていきます。

そうなるとパソコンはあちこちで不具合を起こします。
不具合とはたとえば突然キーボードが反応しなくなる、特定のボタンが押せなくなる、エラーメッセージが頻繁に出るなどです。

逆に言えばこれらのエラーは、ただパソコンを放電するだけで解決できるかもしれない種のものです。
よって何か不具合が出たときには、まず放電を行うことが推奨されます。

終業後に定期的に電源OFFにしているパソコンは、その間に放電が行われます。
そのようなリズムで放電されていれば、パソコンは電気による不具合を起こしません。

しかしすべてのパソコンがそのような丁寧な扱いを受けられるわけでもないでしょう。
スマートフォンのようにずっと使いっぱなしで、放電されないケースも多いと思われます。

トラブルが発生すると修理が難しくなるので、未然に防ぐ意味でも、放電は必須です。

キーボードが反応しない、エラーメッセージが頻発するなどすれば放電を行いましょう。
その他軽微な不具合は、パソコン内の電気が溜まっていることが原因として疑われます。

何かしら症状が出た場合は、まず放電を行ってあげてください。

パソコンは使うときにだけONにして、その他の時間はOFFにすべきものです。
スマホのようにずっと電源ONにしていると、電気が溜まっていって、不具合が出ます。

明日も使うからと言って電源OFFにして放っておくと、熱落ちすることもあります。
特にHDDやメモリは熱に弱く、徐々にパフォーマンスが落ちていくので注意が必要です。

毎日使うパソコンは、必ず使用が終わったタイミングで電源OFFにしてやりましょう。
使用頻度が少ないパソコンも、放置するのではなく、電源を切る習慣をつけてください。

パソコンの放電は、簡単です。
電源OFFにして、電源のケーブルを抜いてやります。

その他、電力を使う器具も一切取り外しましょう。
マウスやUSBも念のために抜いておくべきです。

また取り外しできるバッテリーは、それも外してあげてください。
その状態で1時間ほど放っておくと、放電され、中から電気が自然消滅します。

特に放電のために専門的な器具や操作が必要というわけではありません。
電気を使うものを取り外してやるだけで、パソコン内に溜まった電気が抜けます。

パソコンの放電は、使用者の注意義務のようなものです。
パソコンの熱落ちには、放電しないことにも大きな原因があります。

放電そのものは難しくありません。
常に使用外の時間には電源OFFにするだけで、電気を抜くことができます。

エラーが見られ始めたら、一度電源類をすべて抜いて、しっかりと放電を行いましょう。

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