【Windows・Mac】PCのバッテリー劣化の確認方法とは?劣化した時の症状もご紹介!
コンピュータのバッテリーは日常の使用で徐々に劣化していきます。
本記事では、PCのバッテリー劣化の確認方法や、劣化した際の症状についてご紹介します。
この記事のポイントは以下のとおりです。
・PCのバッテリー劣化を確認する方法(Windows / Mac)
・PCのバッテリーが劣化するとこのような症状が起きる!
・PCバッテリーの交換目安は?
PCのバッテリー劣化を確認する方法
まず、PCのバッテリー劣化を確認する方法について見ていきましょう。
Windowsの場合
1.「コントロール パネル」を開きます。
2.「電源オプション」をクリックします。
3.「バッテリーの寿命を報告する」を選択し、バッテリーの状態を確認します。
Macの場合
1.「メニューバーのAppleアイコン」をクリックし、「このMacについて」を選択します。
2.「レポート」から「システム レポート」を開きます。
3.「電源」カテゴリーから「バッテリー情報」を選択し、バッテリーの状態を確認します。
PCのバッテリーが劣化するとこのような症状が起きる!
バッテリーが劣化すると、さまざまな症状が現れる可能性があります。
いくつか代表的な症状を以下に紹介します。
急激な充電の減少
バッテリー寿命が短くなり、急速な充電の減少が見られます。
朝充電満タンの状態で出かけても、会社に着く頃には半分以下になっているなんてこともあります。
突然のシャットダウン
バッテリーが劣化すると、急に電力が切れてしまい、突然強制的にシャットダウンされてしまうことがあります。
その場合、保存していないデータが失われてしまうことも往々にして考えられるでしょう。
充電の途中でのパフォーマンス低下
バッテリーの劣化により、充電中でもパフォーマンスが低下することがあります。
また、通常状態よりも充電スピードが下がることも少なくありません。
PCバッテリーの交換目安は?
ノートパソコンのバッテリーは消耗品のため、寿命や故障した場合は新しいものに買い替える必要があります。
PCのバッテリーの交換時期
バッテリーの寿命は年数で2~5年、充電・放電回数(サイクルカウント)で約300~500回が目安です。
また、バッテリーの劣化を確認し、満充電時の容量が50%を切ったタイミングが交換推奨時期です。
30%切ると本来のパフォーマンスを大幅に下回ってしまうことが多いため交換を強く推奨される時期だと言われています。
PCのバッテリー劣化を速める促進する行動
バッテリーに悪影響を与えてしまう行動をまとめました。
・パソコン本体を高温にしたまま使用
・満充電や完全放電
高温の環境下では、バッテリーの劣化が促進されます。
長時間にわたる使用、充電しながらの使用、パソコンの排気口を塞いだままの使用はパソコンに熱を持たせ、バッテリーを消耗する行為のひとつです。
万が一パソコンに異常な熱を感じた時は、一度使用するのを中断しクールダウンをしましょう。
通気をよくする、パソコンスタンドなどの使用もおすすめです。
また、バッテリーを常に完全に充電し続けたり、完全に放電させたりすることも、劣化を早める要因となります。
充電の必要がない時は、できるだけコードを抜くようにしてください。
PCのバッテリー交換は専門業者に依頼しよう
PCのバッテリー交換は、複雑な作業ではないためある程度の知識があれば、素人でも交換が可能です。
しかし、単純作業とはいえ、パソコンの内部を触ることに変わりはありません。
些細なミスで致命的な故障やデータの紛失につながる可能性もあるため、可能な限りは専門業者に依頼することをお勧めします。
メーカーはもちろん、急ぎの場合などは町の修理業者に依頼することも選択肢の一つです。
保証状況を確認の上、選ぶようにしましょう。
まとめ
PCのバッテリー劣化は避けられません。
充電の消耗が早いと感じたら、診断をした上で適切にバッテリー交換をしましょう。