自分でできる！パソコンのハードディスク交換方法と注意点まとめ

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パソコンのハードディスクは、劣化や熱暴走によって突然故障するリスクがあります。
自分で交換することも可能ですので、古いハードディスクは新品への交換も検討しましょう。

本記事では以下の内容を解説します。

・ハードディスクの交換が必要な理由
・パソコンのハードディスクを自分で交換する方法
・ハードディスク交換時の注意点

ハードディスクを交換すべき理由や手順、注意点をまとめています。

パソコンのハードディスクを交換すべき理由

パソコンのハードディスクは、以下で挙げる理由により定期的な交換が必要です。
特に古いパソコンを使用している方は、万が一に備えて新品への交換を検討しましょう。

ハードディスクの交換が必要な理由は、経年劣化が進むためです。

ハードディスクは永久に使えるものではなく、時間とともに部品の劣化が進みます。
基本的に消耗品ですので、数年に1回は交換しなくてはいけません。

劣化が進んだ場合、動作が不安定になったり、熱暴走したりするリスクが高まります。
データが消える危険もありますので、不具合や不安定な動作が増えた時は、早めに交換しましょう。

ハードディスクの交換を怠った場合、パソコンのパフォーマンスが低下することがあります。
パソコンはCPUやメモリなど多数の部品で構成されており、動作速度は総合的なスペックで決まります。

しかし、ハードディスクが劣化した場合、データの読み書き速度が低下してしまうのです。
その結果、パソコン全体のパフォーマンスが落ち、処理に時間がかかるようになります。

パソコンのハードディスクは、自分で交換することも不可能ではありません。
処理速度の低下や不安定な動作が目立ち始めたら、新品へ交換してみるとよいでしょう。

デスクトップパソコンのハードディスクは、以下の流れで交換可能です。

1.電源をオフにする
2.ケースを開き、ハードディスクのケーブルを外す
3.固定されているネジを外し、古いハードディスクを取り外す
4.新しいハードディスクをセットし、ネジとケーブルを取り付ける
5.BIOSからハードディスクの認識状態をチェックする

ケースを開け、新旧のハードディスクを交換するのみで作業は完了します。
作業後はハードディスクのフォーマットや、OSのインストールなどをおこないましょう。

ノートパソコンの場合、以下の手順でハードディスクを交換できます。

1.電源をオフにし、ネジなどを外してケースを開く
2.バッテリーを取り外し、しばらく置いてからハードディスクを取り外す
3.新しいハードディスクに換装し、バッテリーを取り付ける
4.ケースを閉じ、BIOSから認識状態を確認する

ノートパソコンのハードディスク交換時は、必ずバッテリーを取り外しましょう。
バッテリーがあると通電するため、思わぬトラブルにつながるリスクがあります。

パソコンのハードディスクは、自分でも簡単に交換することが可能です。
ただし、注意点もいくつかありますので、しっかり覚えておきましょう。

新しいハードディスクを購入する際は、必ず以下のポイントを確認しておきましょう。
特に規格やサイズが異なると、取り付けできないので注意が必要です。

・規格（SATA・IDEなど）
・サイズ（2.5インと・3.5インチなど）
・容量（500GB・1TBなど）
・回転数（7,200rpmなど）

容量はデータの保存量に関わるため、用途に合わせて選びましょう。
回転数は処理速度に影響しますが、早いものは動作音が大きくなります。

ハードディスクの交換作業前に、必ずデータのバックアップやクローンを作成しましょう。
バックアップ・クローンは、専用のソフトを使って簡単に作成可能です。

もしバックアップなどを怠った場合、データ移行に失敗したり消えたりする可能性があります。

ただし、データの容量によってはバックアップ・クローン作成に時間がかかります。
作業する前に、不要なデータは削除しておくとよいでしょう。

自分でハードディスクを交換した場合、メーカー保証の対象外になることがあります。
自作PCならよいですが、メーカー製品を使っている方は注意が必要です。

もし保証を継続したい方は、メーカーにハードディスクの交換を依頼しましょう。
自分で交換するよりも費用はかかりますが、継続してサポートを受けられます。

パソコンのハードディスクは消耗品のため、定期的な交換は必須と考えておきましょう。
なお、パソコンに関する知識があれば、自分で交換することも可能です。

ただし、交換作業における注意点も多数あります。
もし自分での交換が難しいと感じたら、メーカーか修理業者に相談しましょう。