遅いパソコンの理由はコレ!速くする方法や遅くしない意識も
「パソコンの反応が遅い」「電源を落とすのにものすごく時間がかかる」
そんな経験はございませんか?
パソコンの動作が重いと作業がうまくいかないだけでなく、精神的にもストレスになりイライラしてしまいますよね。
ですが、もしかしたら少しの作業でそのイライラを改善できるかもしれません。
そんなお悩みの方のため、ここでは動作が遅くなる理由や改善方法までを徹底解説します。
パソコンの動きが遅い時の理由
パソコンの動きが遅い時の理由は以下が考えられます。
1.ハードディスクの容量が不足している
2.CPUに負担がかかっている
3.不要なファイルが溜まっている
4.バックグラウンドでアプリが起動している
5.マルウェア、ウイルスが邪魔している
パソコンの重い原因は様々あり、原因を特定してそれに対応した対策をとることが大切です。
そのため、動作が重いなと感じたらCPUのスペックやハードディスクの容量を確認するなどで原因を特定するようにしましょう。
遅いパソコンを速くする方法
ここでは上記ケースでの対策方法をそれぞれご説明します。
1.ハードディスクの容量が原因
ハードディスクのファイル量が多くなると、処理のためパソコンの動作が重くなります。
よくある原因としては、撮影した写真、画像などのファイルがハードディスク内にたまり遅くなっているケースです。
解決策として重いファイルをUSBなど別媒体に移すことで改善をすることができます。
もしハードディスクの容量自体が少ない場合、外付けのハードドライブを追加することも検討しましょう。
2.CPUに負担がかかっている
CPUはパソコンの動作を管理する頭脳のようなものです。
そのため、画像処理ソフト、動画処理ソフトなど負荷のかかる処理を行ってしまうとCPUの処理が追いつかず、動作が遅くなる原因になります。
もし特定のソフトを利用し動作が遅くなっている場合、ソフトの使用を控えるかパソコンのスペックを見直してみましょう。
3.不要なファイルが溜まっている
パソコンに不要なファイルが溜まっても動作が重くなってしまいます。
不要なファイルをゴミ箱に入れただけでは消去されず、完全に消去するためにはその後にゴミ箱を空にする必要があります。
ゴミ箱にファイルを捨てたのに容量が開かない場合、完全に削除されているかも確認してみましょう。
ブラウザのキャッシュや履歴が溜まっていたら削除をするのも効果的です。
4.バックグラウンドでアプリが起動している
パソコンはバックグラウンドというものが存在し、目に見えない場所でもアプリが動いている可能性があります。
・Windowsの場合:Alt+Ctrl+Deleteキー
・Macの場合:Command+Option+Escapeキー
上記を同時押しすることでタスクマネージャーを立ち上げることができます。
もし必要のないアプリケーションが動いている場合、対象を選択して強制終了を行いましょう。
5.マルウェア、ウィルスが邪魔している
上記の理由に比べると可能性は低いですがマルウェアやウィルスが動作を邪魔している可能性もあります。
ノートンやウィルスバスターなど、信頼のおけるセキュリティソフトを導入し、悪意のあるソフトが動いていないかチェックを行いましょう。
注意点としては、セキュリティソフトを導入するのにもCPUに負担をかけてしまうことがあげられます。
動作がかなり重くなっているパソコンについては、あらかじめ無駄なファイルを削除を行い、ある程度動作を軽くしてから行いましょう。
遅いパソコンにしないために普段からやりたいこと
パソコンが遅くなる前に普段から予防を行うことも大切です。
下記がその予防の一例になります。
1.不要なプログラムを削除しディスクの整理を行う
2.ハードウェアを適時アップグレードし容量を増やす
3.ウィルス対策のセキュリティソフトを常に最新にする
4.定期的にバックアップを取得し遅くなる前の状態を記録する
5.容量が重いものは別の媒体に保存する
6.必要ないアプリケーションが立ち上がっていないか確認する
上記を日常的に行い、パソコンが重くなってしまうのを避けましょう。
パソコンが遅くなる理由まとめ
パソコンが遅くなる理由については様々なものがあり、その原因にあった対処を行うことが必要です。
そのため、まずはファイルの削除や重そうなアプリケーションを停止させ原因の切り分けを行うようにしましょう。
また、動作が遅くなってしまう前に定期的なメンテナンスやファイルの見直しを行うことも大切です。
常日頃からパソコンを快適に使えるように心がけるようにしましょう。