Macbookに水をこぼした…水没時の症状や対処法・NG行動も!
Macbook使用中に飲み物をこぼしてしまった!
そんな経験はありませんか?
電気製品に水気は厳禁というイメージがありますが、Macbookの場合はどうなのでしょうか?
そんなお悩みの方のため、ここではMacbookに水をこぼした際の症状や対処法について徹底解説します。
Macbookに水をこぼしてしまうとどうなる?
ここではMacBookに水をこぼしてしまった場合、どういうリスクがあるのかについてご説明します。
まず一番大きな問題としては、水がキーボードや本体部分に浸透し内部の回路に損傷を与えることです。
水によるショートや回路の損傷が起こり、最終的にはMacBookが正常に動作しなくなることも。
また、水の中にはミネラルやイオンが含まれているため、ショートを防いだとしても、長期的に利用しているとサビなど腐食が発生する恐れがあります。
修理で済めばまだ良いのですが、電子回路のショートやサビなど部品の交換だけでは治らないケースの場合、本体の交換まで必要になります。
Macbookを水没した時の対処法
では、実際にMacbookに水をこぼした時にどういった対処をすれば良いのでしょうか?
以下がその対処法になります。
1.素早く電源を切る
まず防がないといけないのは、水がかかることによる電子回路のショートです。
そのため、もし実際に水がかかってしまったら内部に浸透する前にすぐケーブルを抜き、本体の電源を落としましょう。
画面操作をしシステム終了を選ぶ方法もありますが、そうしている間に故障してしまう可能性があるため、キーボード右上にある電源ボタンを長押しして強制的に電源を落とします。
これによりMacbookがショートし壊れてしまうのを防ぐことができます。
2.こぼれた水分を拭き取る
電源が完全に落ちたのを確認できた後に、Macbookの水分を拭き取りましょう。
まず安全な場所にMacbookを移動させ、タオルなど乾いた布で本体についた水を拭います。
その際にMacbook内部に水分が入ってしまっているようであれば、あまり本体を動かしすぎて水がまわってしまうことがないように気をつけましょう。
3.内部を乾燥させ放置する
目にみえる水分を拭き取ったあとは、ドライヤーなどを利用しMacbook内部を乾燥させましょう。
水分を乾燥させるには温風を使った方が効果的ではありますが、あまり熱風を当てすぎると本体の温度が上がり、別の故障を引き起こしてしまう可能性があります。
そのため通常の送風モードなどで乾かすようにしましょう。
その後、1〜2ほど風通しの良い場所におき、完全に水分が無くなるのを待ちます。
その際完全に水分がなくなっていない状況でMacbookを立ち上げるとショートを起こす危険性があるため、絶対に電源を立ち上げないようにします。
4.復旧しているか確認する
何日か放置して水気を無くしたのち、改善しているかを確認します。
実際に立ち上がったのを確認できれば、その後画面に文字割れがないかなど細かに確認をするようにしましょう。
上記方法で改善がない場合自分での対処が難しいため、メーカーや業者に修理を依頼しましょう。
Macbookに水をこぼしたときのNG行動
下記がMacbookに水をこぼした際に行ってはいけないNG行動です。
1.水分が残ったまま電源を立ち上げる
2.電源ケーブルを繋いでしまう
3.乾燥の際に高温にしない
4.強く液晶画面をこする
5.自分で分解をする
上記行動を行ってしまうと、本体がより損傷してしまうだけでなく、メーカーに修理を断られてしまう可能性があります。
そのため、Macbookに水がかかったとしても絶対に行わないようにしましょう。
【まとめ】Macbookに水をこぼしたら適切に対応しよう!
一番大切なのは冷静に対処し、焦らず行動することです。
このようにMacbookに水がかかってしまった場合でも、電源を落とし水気を切ることで故障を防げる可能性があります。
ですが、上記の方法を手順通り行ったとしても100%無事であるという保証はありません。
そのため、普段からMacbookの周りに飲み物を置かないようにするなど、予防をするようにしましょう。