お風呂の排水溝詰まりは重曹やお酢がベスト?自分でできる解消法や注意点も!
意外と詰まりやすい、お風呂の排水溝。
その解消法として重曹やお酢が良いと言われています。
この記事では、なぜ重曹やお酢が有効なのか、どのように使用すればいいのか、そして使用する際の注意点について詳しく見ていきます。
以下、この記事のポイントです。
・お風呂の排水溝詰まりになぜ重曹・酢が良いとされる?
・お風呂の排水溝詰まりに重曹やお酢を使用した解消法
・危険なことも!お風呂の排水溝詰まりに重曹・酢を使用する際の注意点
本記事を読んで、 排水溝詰まりをすぐに解決しましょう。
お風呂の排水溝詰まりになぜ重曹・酢が良いとされる?
お風呂の排水溝が詰まる主な原因は、髪の毛や石鹸カスである場合がほとんどです。
これらが排水口を塞ぎ、水の流れを妨げることで詰まりが発生します。
なぜ、髪の毛や石鹸カスの詰まりには「重曹」と「酢」が有効といわれているのか。
それは、それぞれの特性にあります。
重曹はアルカリ性
アルカリ性の物質は酸性のものと反応しやすく、中和反応がおこります。
お風呂の排水溝の詰まりは主に酸性の物質が原因であるため、重曹を使用することで中和反応が起こり、物質が溶解しやすくなるのです。
また、重曹の微粒子は細かく、排水溝の奥深くまで浸透しやすいのも特長です。
お酢は酸性
酸性の物質はアルカリ性のものと反応しやすく、中和反応が起こります。
重曹と同様に、お酢も排水溝の詰まりを引き起こす物質を効果的に溶解させる役割を果たします。
また、お酢は抗菌作用もあるため、排水溝内の細菌やカビの繁殖を抑制する効果も。
これらの性質を組み合わせることで、重曹とお酢を使った中和反応が起こり、排水溝の詰まりを効果的に解消することができるのです。
ただし、使用する際には安全に留意し、換気を十分に行ったり、金属製の排水溝カバーがある場合は注意が必要です。
お風呂の排水溝詰まりに重曹やお酢を使用した解消法
お風呂の排水溝が詰まってしまった場合、重曹やお酢を使用して解消する方法は以下の手順で行います。
1.重曹の散布
最初に、お風呂の排水口に詰まりが発生していることを確認し、乾いた排水口に重曹を適量振りかけましょう。
重曹の微粒子が排水溝の中に浸透しやすくなります。
2.お酢の注入
重曹を振りかけた後、同じくお風呂の排水口にお酢を注ぎましょう。
中和反応が起こり泡が発生することで、排水溝の中の汚れを浮かび上がらせます。
3.待機
重曹とお酢を使った後は、約15分から30分ほど待機します。
この時間が中和反応が進む時間であり、排水溝の詰まりを溶解させるために必要です。
4.お湯の注入
待ち時間が経過したら、お湯をたっぷりと注ぎます。
お湯は中和反応によって生じた泡や溶かされた汚れを排水口から流し出す役割を果たします。
5.水の流れ確認
お湯を注いだ後、排水口から水がスムーズに流れるか確認してください。
詰まりが解消されていれば、水が迅速に排水されるはずです。
危険なことも!お風呂の排水溝詰まりに重曹・酢を使用する際の注意点
お風呂の排水溝詰まりに重曹やお酢を使用する際には、以下の注意点に留意することが重要です。
安全第一で作業を行い、事故や健康被害を防ぐために慎重に取り組みましょう。
換気の確保
重曹とお酢を同時に使用すると中和反応によってガスが発生します。
このガスは刺激臭があり、換気が不十分な場合は健康に悪影響を与える可能性があるため、作業を行う際には窓や換気扇を利用して十分な換気を確保しましょう。
手袋とゴーグルの着用
重曹やお酢は皮膚や目に刺激を与える可能性があります。
作業中は手袋とゴーグルを着用することで、皮膚や目を保護し、安全な作業を行いましょう。
金属製の部品に注意
重曹やお酢は一般的に金属と反応することがあります。
排水口や排水溝に金属製のカバーがある場合は、反応によって損傷する可能性があるため注意が必要です。
適切な使用
重曹とお酢を混合する場合、適切な割合や順序を守ることが重要です。
無駄な反応やガスの発生を防ぐため、指定された方法に従って使用してください。
他の薬品との混用禁止
他の薬品や洗剤と同時に使用することは避けましょう。
異なる薬品が混ざることで有害な反応が起こる可能性があります。
これらの注意点を守りながら、重曹やお酢を使用すれば、お風呂の排水溝詰まりを効果的に解消することができるでしょう。
まとめ
お風呂の排水溝詰まりは、重曹やお酢を使って手軽に解消できることがありますが、使用する際には注意が必要です。
中和反応によるガスの発生や金属との反応に留意し、安全に取り組みましょう。