トイレの鍵が開かない時は箇所に合わせて適切な対処を取ろう!
突然トイレの鍵が開かなくなってしまうと、とても困りますよね。
しかし、このようなお悩みは実は少なくありません。
この記事では、トイレの鍵が開かない原因や、場所による適切な対処法、そして普段からできるトイレの鍵のメンテナンス法について分かりやすく解説します。
ポイントは以下のとおりです。
・トイレの鍵が開かない原因とは
・場所別!トイレの鍵が開かなくなった時の対処法
・普段からできる!トイレの鍵のメンテナンス法
トイレの鍵が開かない原因とは
トイレの鍵が開かない原因は様々です。
ここでは、一般的に多いとされている原因を解説します。
鍵の経年劣化
鍵は形あるものですので、いずれ劣化していきます。
使用年数が長ければ長いほど故障のリスクは高くなるでしょう。
鍵の平均寿命はおよそ10年と言われていますので、時期が来たら必ず確認してください。
また、使用頻度や使い方によっては寿命が早めに来る場合があるので、可能であれば定期的なメンテナンスを心がけましょう。
シリンダーやラッチの錆付き
シリンダーとは鍵を差し込む穴のことで、ラッチとは扉横側の三角の部分で出したり引っ込めたりする部分のことです。
シリンダーもラッチもそもそも錆びにくい素材で作られていますが、トイレは水気の多い場所なので錆びやすい可能性があります。
錆が発生したまま放置すると、腐食が進んで扉がうまく動かなくなるので早急に対処しましょう。
建物自体の建て付け悪くなる
トイレの個室、もしくは建物全体が経年劣化で歪んでドアが開かなくなる場合があります。
また、地震が起きた場合も、その影響で建物が歪むという可能性もゼロではありません。
こうなってしまうとトイレの鍵だけの問題ではないので、鍵屋では対応できません。
リフォーム会社などに相談して早めに対処しましょう。
場所別!トイレの鍵が開かなくなった時の対処法
トイレの鍵が開かなくなった場合、具体的な状況によって適切な対処法が異なります。
外側から開かない場合
子供のいたずらなどで誰も入っていないのに鍵がかかって開けられない場合、10円玉や定規など薄くて硬いものを使い、鍵の溝を回すだけで外側から簡単に開けられます。
ただし、あくまで「非常解錠装置」と呼ばれる、溝つき鍵の場合のみ有効です。鍵穴タイプでは利用できません。
もし、それでも開けられない場合は、錆びや摩耗が考えられます。
潤滑剤を使用して鍵の動きをスムーズにし、錆び取り剤で錆びの除去を試みてください。
内側から開かない場合
トイレの鍵が内側から鍵が開かない場合、破損や誤った使用が原因かもしれません。
その場合、内部を点検し、破損した部分があれば修理または交換が必要です。
内側から開けられないということは、閉じ込めの原因にもつながります。
落ち着いて原因の確認をし、必要があれば鍵業者に連絡をしてください。
賃貸の場合は、管理会社に電話するのもひとつです。
これらの対処方法はあくまで、簡易的なアプローチです。
複雑な故障の時や、原因が不明な場合は、プロの業者に相談することを検討しましょう。
普段からできる!トイレの鍵のメンテナンス法
普段からトイレの鍵のメンテナンスを行うことで、故障を予防することが可能です。
以下にて、メンテナンス法を紹介します。
定期点検
月に1度、トイレに入ったついでに鍵や鍵穴を点検し、異常がないか確認しましょう。
・錆びていないか
・変な音はしないか
・鍵を回す際に不自然な抵抗を感じないか
以上の点を確認するだけで、重大なトラブルを回避することにつながります。
潤滑剤の使用
定期的に潤滑剤を使用して、鍵の動きをスムーズに保ちましょう。
鍵穴や鍵の動く部分に、市販の潤滑剤を適量塗布し、何度か鍵を回して広げるだけで、摩耗を軽減することができます。
錆び取り剤の活用
家の中でも、トイレは湿気の多い場所です。
鍵が金属製の場合は定期的に錆取り剤を使って錆びを除去しましょう。
まとめ
トイレの鍵が開かない時は、原因を確認して適切な対処法を取ることが重要です。
状況によって対処法が異なるため、困った時にすぐに連絡できる専門業車を調べておくことも、トラブルを避ける一手と言えます。