給湯器リモコンの故障の原因は？自分で直せる？修理にかかる費用は？

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もし給湯器のリモコンが故障した場合、自分で修理することも不可能ではありません。
しかし、知識や技術が求められますので、故障時は業者に任せたほうがよいでしょう。

本記事では以下について解説します。

・給湯器のリモコンの故障原因
・給湯器のリモコンを自分で直す方法
・給湯器のリモコンが故障した時の相談先や業者に任せるメリット

給湯器のリモコンの故障原因や、自分で直す方法などをご紹介します。

給湯器リモコンの故障原因とは？

給湯器のリモコンが故障する原因は大別して2つです。
もしリモコンの故障が疑われる時は、後述するポイントをチェックしてみましょう。

まず考えられる原因は、経年劣化による内部基盤や配線の不具合です。
リモコンは電子機器であり、時間とともに基盤や配線などは劣化していきます。

劣化が進んだリモコンは不具合が起きやすく、突然故障するケースも珍しくありません。
長年同じ給湯器を使用している方は、一度業者に点検してもらうのもよいでしょう。

もう一つの原因は部品の破損です。
液晶やボタンなど、何らかの原因で部品が破損し、リモコンが故障している可能性があります。

特にリモコンのボタンを強く押したり、本体に衝撃を与えたりすると、内部の部品が壊れることも少なくありません。
特定のボタンが動かない、液晶が表示されないなどの現象が出た時は、部品の破損を疑ってみましょう。

もしリモコンの故障か一時的な不具合か判断できない場合、下記のポイントを確認してみましょう。

・リモコンの電源は入っているか
・エラーコードは出ているか
・安全装置が作動していないか
・給湯器本体の電源は入っているか
・キッチン・浴室どちらのリモコンも使えないか

リモコンの電源が入っていない時は、画面が表示されず故障したように見えてしまいます。
電源を入れ、動作をチェックしてみましょう。

エラーコードが出ている場合、マニュアルに沿って適切に解決する必要があります。
原因が特定できない時は、安全装置も確認してみましょう。

また、給湯器の電源の状態や、他のリモコンの動作状況も確認が必要です。

給湯器のリモコンが故障している場合、速やかな修理が求められます。
自分で修理したい方は、以下で挙げる手順に沿って作業しましょう。

給湯器のリモコンを自分で修理する手順は次のとおりです。

1.リモコンと給湯器の電源をオフにする
2.古いリモコンを壁から取り外す
3.新しいリモコンの配線を接続し、壁に設置する
4.リモコンが外れないように、周辺をしっかりコーキングする
5.新しいリモコンと給湯器の電源を入れ、動作を確認する

自分で交換する場合、古いリモコンを撤去し、新しいリモコンを取り付ける必要があります。
なお、古いリモコンは自治体のルールに従って適切に処分しましょう。

給湯器のリモコン交換は簡単に思えますが、実際は知識や技術が求められます。
また、古いコーキングを剥がしたり、コーキング剤を充填したりする必要もあります。

また、配線を間違えるとリモコンが動作しません。
配線に関する知識や技術がない方は、業者に依頼したほうがよいでしょう。

給湯器のリモコンが故障した時は、業者へ相談するのもおすすめです。
故障原因に合わせて対応してくれますので、自分で作業する必要がありません。

費用はかかりますが、DIYに自信がない時はプロに頼りましょう。

給湯器のリモコン修理は、以下の業者に相談できます。

・給湯器のメーカー
・給湯器の交換業者
・水回りの業者

メーカーのほか、給湯器の交換業者や水回りの業者に修理を依頼可能です。
なお、修理対応にかかる時間は業者によるため、しっかり確認しておきましょう。

給湯器のリモコン修理を業者に依頼した場合、リモコン本体と作業費を合わせて2〜3万円ほど費用がかかります。
ただし、3万円を超えるケースもありますので、必ず依頼前に見積もりを取りましょう。

リモコンの本体価格は、給湯器の機種によっても変わります。
業者に見積もりを取る際は、本体価格などの内訳も出してもらいましょう。

給湯器のリモコンの故障原因は、基盤・配線の劣化や部品の破損などです。
いずれにせよ、リモコンが故障した時は速やかに修理しましょう。

給湯器のリモコンは、自分でも修理可能ですが、取り付けには知識や技術が必要です。
確実に修理したい方は、メーカーなどの業者に相談しましょう。