蜂駆除はペットボトルでできる？トラップの作り方やおすすめの駆除時期も

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蜂の駆除には危険が伴いますが、ある程度までは素人の手でも対策が可能です。駆除のために昔からよく使われているのが、ペットボトルの蜂トラップです。

誘引剤を入れて、その中で蜂を溺死させるというトラップで、簡単に作れます。
生活トラブル専門店の駆けつけRUSHで修理を実際に行っている筆者が、実際の経験をまじえて解説いたします。

蜂駆除のおすすめの時期

蜂の駆除を行うべき時期は春です。夏でも構いませんが、蜂は主に春から巣作りのための活動を行います。

夏の蜂は好戦的で、種にもよりますが、よく刺してくるのもこの時期です。そのため、春の巣作りの時期に退治してしまうのが一番です。

蜂は日中の気温が20℃くらいになると、卵の状態から孵化して活動します。地域にもよりますが、蜂の虫害が多いところでは、3月下旬や4月上旬には始まります。

早春、ないし春の前というイメージです。この時期から先手を打って蜂トラップを作り、巣を作りきられる前に駆除します。

蜂が巣を作りやすい場所に蜂トラップを設置すれば、蜂の危険と無縁に全滅させられます。

蜂トラップは、古くから、ペットボトルで行われてきました。ペットボトルに蜂が好む液体を入れて、蜂をおびき寄せ、その中で溺死させます。

蜂トラップを木にくっつけたり岩陰に置いておくと、蜂がどんどんかかっていきます。

ペットボトルを使う蜂トラップの作り方は、いたって簡単です。蜂が好む液体（誘引剤）を入れて、それを蜂がきやすい場所に設置するだけです。

蜂トラップの誘引剤のレシピは、酒とお酢を主に、ブレンドしていきます。2Lのペットボトルにおける分量として、まず酒を300mlと巣を100mlを入れます。

この中に100gの砂糖を混ぜ、ぶとうジュースを50mlほど加えます。さらに中性洗剤を適量入れることで、完成です。

中性洗剤は蜂の呼吸を止める効果があり、溺死させるのにうってつけです。この方法で、1個のペットボトルにつき最大30体ほど始末することができます。

蜂は仲間が溺死しているトラップを見ると警戒します。そのため、蜂の溺死体が溜まったら、定期的に交換を行ってください。

市販のトラップも販売されているので、作るのが面倒であればそちらを使いましょう。

ペットボトルの蜂トラップは簡単に作れる上、効果も高いものです。定期的に交換を行えば、蜂は学習することなく、次々とトラップにかかっていきます。

しかし蜂の数が多い場合は、ペットボトル単体では駆除できないこともあります。他の駆除剤を併用すれば、蜂の姿をより減らすことができるでしょう。

蜂がトラップまでやってくるルートというものがあります。たとえば近くに林があれば、そこから庭や家屋の近くにやってくるのは間違いありません。

蜂は蛾の幼虫などを食べることから、幼虫が棲みつきやすい湿った木陰も彼らの住処です。そのような場所に蜂トラップを仕掛けることで、蜂の数を激減させられます。

ルートを見極めて複数のトラップをしかければ、根本から退治できるでしょう。また手製の蜂トラップだけでなく、市販の駆除剤を併用するのもむろん効果的です。

蜂がよりつきにくくする予防スプレーや木酸液を併用して、蜂の招来を防ぎましょう。

比較的簡易な罠で蜂を駆除するには、ペットボトルの蜂トラップがよく効きます。その他の予防スプレーなどと併用すれば、蜂の姿を見ない安全な日常が過ごせるでしょう。

駆除のタイミングは蜂が活動的になる春の前から始めてください。しかし蜂トラップは蜂と対峙する駆除方法でもあります。

危険を感じたり苦手意識がある場合には、プロの業者に依頼することをおすすめします。

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