【必見】蜂の巣を作らせない方法はある？時期やコツを掴んで蜂トラブルを防ぐ
蜂の巣を作らせないためには、蜂の種類に合わせた対策をおこなう必要があります。
ただし、対策を実施する時期も重要ですので、タイミングはしっかりと見極めましょう。
本記事で解説する主な内容です。
・蜂の種類別の年間行動について
・時期ごとの蜂の巣の予防方法
・通年使える蜂の巣を作らせない方法
・蜂の巣を作らせないコツ
・蜂の巣ができてしまった時の対処法
蜂の年間行動や予防方法、作らせないためのコツをご紹介します。
生活トラブル専門店の駆けつけRUSHで修理を実際に行っている筆者が、実際の経験をまじえて解説いたします。
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蜂の巣を作らせないためには年間行動を知ることが大切！
蜂の巣を予防するためには、蜂の年間行動を知り、適切な対処をおこなうことが重要です。
以下は代表的な蜂の種類ですが、年間行動は大きく異なるので注意しましょう。
スズメバチ
蜂の中でも、特に攻撃的で危険とされるのがスズメバチです。
スズメバチに刺されると最悪命に関わるため、年間行動を把握して蜂の巣の予防に努めましょう。
スズメバチは4月から11月にかけて行動する習性があります。
主に以下のサイクルで行動していますが、特に初夏〜初秋は注意が必要です。
4〜6月頃：嬢王蜂が巣を作り始める
6月〜7頃：働き蜂が増えて巣が大きくなり始める
7〜9月頃：攻撃的になり、巣によっては数百匹の蜂が住み着く
10〜11月頃：冬眠の準備が始まる
ピークは6〜9月頃で、巣が大きくなってスズメバチが攻撃的になります。
群れで襲ってくる危険がありますので、むやみに近づいてはいけません。
一方、気温が低下する11月頃になると、スズメバチは冬眠の準備を始めます。
ただ、攻撃的な性格は変わりませんので、駆除が必要な時はプロに任せましょう。
アシナガバチ
スズメバチほどではないにせよ、危険性が高いとされるのがアシナガバチです。
アシナガバチの活動時期は地域によって差があり、早ければ3月頃から活動を始めます。
一方、ほとんどの地域は4月頃からアシナガバチが増え始めます。
活動期間はスズメバチとほぼ同じで、11月頃までは注意が必要です。
アシナガバチの一般的な年間活動サイクルは次のとおりです。
3月〜4月頃：冬眠から目覚めた女王蜂が活動をスタートする
5月〜7月頃：働き蜂が増えて巣が大きくなる
6月〜9月頃：アシナガバチの攻撃性が高まる
10月〜11月頃：女王蜂が冬眠の準備を始める
アシナガバチは5月頃から巣が大きくなり始め、同時に働き蜂の攻撃性も高まります。
そのため、夏〜初秋は極力巣に近づかないほうがよいでしょう。
一方、地域によっては10月頃から女王蜂が冬眠準備を始めます。
アシナガバチの駆除はそれまでに済ませましょう。
ミツバチ
比較的温厚な性格とされるのがミツバチです。
ミツバチは他の蜂と比較して活動時期が長く、気温の低い頃から巣作りが始まります。
蜂の巣を作らせないためには、他の蜂よりも早い段階から対策する必要があります。
以下は、一般的なミツバチの活動サイクルです。
2月〜3月：女王蜂や働き蜂が活動を始める
4月〜6月頃：巣が大きくなり始める
7月〜9月頃：ミツバチの活動が大人しくなる
10月〜11月頃：越冬の準備を始める（攻撃性も高まる）
ミツバチが他の蜂と異なるのは、働き蜂も越冬する点です。
蜂の巣には多くの蜂がいますので、寒い時期も注意しておきましょう。
また、ミツバチは攻撃性が低いものの、越冬準備を始める時期は攻撃的になります。
不用意に刺激を与えると襲われますので、巣には近づかないようにしましょう。
時期別！蜂の巣を作らせない予防策
蜂の巣を作らせないためには、蜂が活動を始める時期に合わせて対策することが重要です。
特に蜂が活発になる4月〜6月ごろは重点的に対策をおこないましょう。
4〜5月の予防策
4月から5月は、蜂が活発になり始めるタイミングです。
蜂の巣予防にとっては特に重要な時期ですので、以下の対策を取り入れましょう。
・営巣予防・抑止効果のある薬剤を散布する
・捕獲器を設置しておく
・蜂を見つけたら殺虫剤で駆除する
4月〜5月頃はまだ蜂が少なく、蜂の巣を作られるリスクも低めです。
しかし対策は必要ですので、薬剤を散布するか、捕獲器を設置しておきましょう。
また、蜂を殺虫剤で駆除することも大切です。
蜂の駆除効果があるものを常備しておくとよいでしょう。
6月の予防策
6月に入ると、スズメバチやアシナガバチが本格的に活動を始めます。
営巣される可能性も高いため、以下の対策方法を取り入れましょう。
・営巣予防効果のある薬剤を散布する
・巣ができそうな場所に蜂が嫌う匂い（木酢液など）のものを置く
・小さいうちに駆除する
営巣の予防効果がある薬剤は、シーズンを問わずに使えます。
6月頃も油断できませんので、巣ができそうな場所に散布しておきましょう。
また、営巣されそうな場所に忌避剤を設置するのもおすすめです。
代表的なものは木酢液ですが、強烈な刺激臭を発するので気を付けましょう。
もし蜂の巣を見つけたら、小さいうちに駆除することも大切です。
なお、サイズが10cmに満たないもので、手が届く範囲にあるものは自分でも駆除できます。
通年使える！蜂の巣を作らせない予防策
一方、6月が過ぎたからといって蜂の巣ができないわけではありません。
1年中使える予防策を取り入れ、蜂の巣の予防に努めましょう。
換気口にネットで覆う
屋根裏に蜂の巣を作らせたくない方は、換気口を金網などのネットで覆いましょう。
スズメバチなど一部の蜂は、換気口から入り込んで巣を作る場合があります。
屋根裏などの蜂の巣駆除は費用も高いため、塞いで蜂が入らないようにすることが大切です。
ただ、換気口は高所に設置されている住宅も多数あります。
ネットの設置は高所作業になりますので、怪我をしないよう注意が必要です。
不安がある方は、蜂の巣駆除・予防に対応した専門業者に任せましょう。
室外機をカバーで塞ぐ
エアコンの室外機をカバーで塞ぐことも蜂の巣予防に繋がります。
蜂の巣は、樹木や軒下など高所に作られるのが一般的です。
しかし、蜂によっては暗い場所や狭い場所を好むため、室外機の中に巣を作るケースもあります。
もし室外機の中に巣ができると、室内に蜂が入り込むリスクが高まります。
室外機の故障にも繋がりますので、巣を作らせないようにカバーで覆っておきましょう。
蜂の巣を作らせないためにはコツがある？
蜂の巣を作らせないためには、時期を見極めて予防することが必要です。
また、巣のできやすい場所を覚え、ポイントを絞って対策しましょう。
予防するには時期を徹底するのがベスト
蜂の巣の予防効率を高めるには、巣ができやすい時期を見極める必要があります。
蜂の種類によって若干異なるものの、特に注意すべき期間は3月〜6月頃です。
中でもミツバチは活動開始時期が早いため、3月頃には予防を始めたほうがよいでしょう。
一方、7月頃には大半の蜂の巣が大きくなり始めます。
駆除が難しくなりますので、早め早めの対策を意識しましょう。
蜂の巣が作られやすいところを認知する
蜂の巣ができやすい場所の把握も重要です。
特に以下の場所は蜂の巣ができやすいため、作らせないように予防を徹底しましょう。
・樹木の枝先
・樹木のくぼみ・穴
・生け垣
・軒下やベランダ
・屋根・天井裏
・壁の隙間
・床下や室外機など閉鎖的な空間
蜂は高い場所だけでなく、僅かな隙間・空間にも営巣します。
住まいの回りをチェックし、巣ができそうな場所をピックアップしてみましょう。
蜂の巣が作られてしまったらどうすれば良い？
もし蜂の巣ができてしまった時は、速やかに駆除をおこないましょう。
放置すると巣が巨大化したり、蜂に刺されたりする危険があります。
蜂の専門業者へ依頼する
蜂の巣を駆除する際は、専門業者に相談するとよいでしょう。
道具・薬剤があれば個人でも駆除できますが、大きさによっては危険を伴います。
専門業者に依頼した場合、サイズや場所に関わらず蜂の巣を駆除してもらえます。
ただし料金がかかりますので、なるべく複数の業者に見積もりを相談しましょう。
市町村の役所に相談する
蜂の巣駆除は、市区町村役所で相談する方法もあります。
防護服の貸し出し、業者の紹介をおこなっている自治体もあるため、一度相談してみるとよいでしょう。
また、自治体によっては蜂の巣駆除に補助金を支給しています。
出費を抑えられますので、補助金がないか窓口で聞いてみるのもおすすめです。
蜂の巣の放置はリスクが高い
一方、蜂の巣をそのまま放置してはいけません。
どんどん蜂の巣が大きくなり、かえって駆除費用が高額になるおそれがあります。
また、巣の場所によっては害虫が寄ってきたり、天井に蜂蜜が染み込んだりします。
こうした二次被害も起こりますので、蜂の巣を見つけたら放置せず速やかに駆除しましょう。
蜂の巣は作らせる前に予防することが大切！
蜂の巣を作らせないためには、蜂の活動が活発になる前に予防することが重要です。
4月〜6月頃になったら、薬剤散布などの対処をおこないましょう。
しかし、もし蜂の巣ができた場合は速やかな駆除が必要です。
専門業者や自治体へ相談し、早めに対処してもらいましょう。
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