ヴェルファイアがバッテリー上がりに！正しい対処法と予防策をご紹介
エンジンがかからないとき、真っ先に考えたいのはバッテリー上がりです。車は乗らなければ、いずれバッテリー上がりを引き起こしますが、他の要因によって上がるケースもあります。この記事では、ヴェルファイアのバッテリーが上がったときの対処法、バッテリーを守るコツについて説明しています。
生活トラブル専門店の駆けつけRUSHで修理を実際に行っている筆者が、実際の経験をまじえて解説いたします。
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ヴェルファイアが動かない原因とは？
ヴェルファイアが動かないとき、最初に疑うべきはバッテリー上がりです。エンジンをかけなければ車は動きませんが、そもそもエンジンが始動しないのがバッテリー上がりです。
バッテリーとは巨大な電池のようなもの
車はエンジンを始動させている間は充電されますが、電力を使いすぎると充電が追いつかなくなることがあります。エアコンを最大風力で長時間使用した、ヘッドライトや室内灯を消し忘れた、カーオーディオを多用したなどがよくある原因です。
また、バッテリーは自然放電するため、あまり運転しない方は注意が必要です。走行頻度が多くても、走行距離が極端に少なければバッテリーは弱っていきます。
何らかのパーツが故障している
セルモーターの故障、メインヒューズ切れなどによっても、ヴェルファイアが動かなくなることがあります。車両の走行距離が多い、購入から年月が経過している、といった場合に起こりやすいです。ヒューズ切れに関しては、電装品を追加装備することで発生するリスクが高くなります。
ガス欠に注意
当然ながら燃料が切れていれば、車は動かなくなります。アクセルを踏んでも十分にスピードが出ない、変速時の挙動が気になる、などの症状が出たらガス欠の前触れかもしれません。次の日、エンジンをかけようとしたら、かからなかったという話も聞かれています。
ヴェルファイアがバッテリー上がりになった時の対処法
修理店までレッカー移動をする前に、まずはジャンピングスタートを試してみましょう。ブースターケーブルを所有しており、救援車がいれば始められます。
12Vのバッテリーとつなぐ
救援車のバッテリーが12Vであることを確認してください。それから作業を始めますが、電子キーは携帯しておきましょう。
ブースターケーブルを接続する際、ドアが自動施錠されることがあるからです。ケーブルは必ず赤色から黒色という順番でつないでください。
赤色ケーブルをつなぐときは、まずは自車のバッテリーのプラス端子、続いて救援車のバッテリーのプラス端子につなぎます。それから黒色ケーブルを、救援車のバッテリーのマイナス端子、もう一方を自車の金属部につなぎます。
エンジンをかける
バッテリーをつないだら、救援車のエンジンをかけてください。それからヴェルファイアのエンジンスイッチをONにし、それからエンジンをかけましょう。
ブースターケーブルを外す
つなぐときとは逆の順番で外してください。正しい順番で外さないと、ショートや火花が発生する可能性があります。
ジャンピングスタートのポイントは、正しいケーブルのつなぎ方と外し方を覚えることです。この順番を間違うと、電装品が故障する可能性があります。
ヴェルファイアのバッテリー上がりを防ぐためには？
バッテリーに負荷をかけすぎないように注意が必要です。また、弱ったバッテリーを復活させるために、十分に車を走らせてください。
電装品の使いすぎに注意する
バッテリーは外気温が低いと十分な性能を発揮できなくなりますが、実は暑さにも弱いのです。特に猛暑日はバッテリーが弱りやすいので、例えばオーディオを切るなどの対策をしてください。
特に注意したいのは、渋滞にはまってしまったときです。アイドリング時はエンジンの回転数が低くなるため、十分な発電が期待できません。
ランプの消し忘れに注意する
意外と多いのがエンジン停止時のランプの消し忘れです。うっかりミスが習慣化すると、バッテリーの寿命にも影響してきます。こまめに確認するクセをつけておけば、意識しなくても消し忘れの確認作業を行えるようになるでしょう。
たまに遠出をする
ヴェルファイアでよく長距離ドライブを楽しむという方は、バッテリー上がりを起こしにくい傾向があります。信号機が少なく、また交通量もまばらな道路を選んで走れば、効率よくバッテリーに充電できるでしょう。
走行により十分な充電をするには、少なくとも30分は必要だと言われています。たとえ毎日運転している人でも、1日10分しか乗らないとバッテリー上がりを起こしやすいのです。
そこで休日は、1日1時間以上運転するなど、運転時間を増やす工夫をしてください。
まとめ
ヴェルファイアのエンジンが始動しないとき、原因のほとんどはバッテリー上がりです。救援車を確保できる場合は、ブースターケーブルをつないで始動させましょう。
バッテリー上がりを防ぐには、運転者の意識がポイントになります。完全放電させないことが、バッテリーを長持ちさせる上で最も大切なのです。
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