週に1~2回はヤバい?車を乗らないとバッテリー上がりが起きやすくなる!
車に乗らない期間が長くなると、バッテリーが上がってしまうリスクがぐっと高まります。
いざという時にエンジンがかからない…なんてことにならないよう、今からしっかり対策しておきましょう。
本記事では、車に乗らない期間のバッテリー上がりを防ぐためについて詳しく解説します。
車に乗らないとバッテリーはどれくらい劣化する?
車のバッテリーは、様々なことが原因で上がってしまいます。
「バッテリー上がり」というと、その通り、バッテリー切れが起きてしまいエンジンもかからなくなるという事態です。
バッテリー上がりが起きる原因には次のようなものがあります。
・ライト類の点けっぱなし
・ハザードライトの点けっぱなし
・バッテリーそのものの劣化
特に多いのは、やはり電気を食うライト類の点けっぱなしです。
ここへバッテリーの劣化が組み合わさった状況では、わずか2時間程度でもバッテリー切れを起こして車が動かなくなるので注意しましょう。
また車に乗らないだけでもバッテリー上がりは起きやすくなります。
車を走行させることでバッテリーは充電される
なぜ車に乗らないだけでバッテリーが弱くなってしまうのでしょうか?
その理由は、バッテリーの充電方法にあります。
車のバッテリーは、走行充電と呼ばれる方法で充電されます。
つまり、走りながら得るパワーで充電が行われるのです。
そのため動かす頻度が少ない車ではバッテリー上がりは起きやすくなります。
普段から車に乗らないのであればココだけは確認しよう!
車に乗る頻度が週に1回2回という程度でも、よほどの中古車でない限りバッテリーの性能を保つことはできるでしょう。
しかし中古車で年式も古い場合には、突然のバッテリーの上がりに気をつけなければなりません。
アイドリングだけでバッテリーを保てる
普段車に乗る機会が少ない方は、週に一度は車をアイドリングをしてください。
30分程度アイドリングするだけでOKです。
走行充電と言いますが、バッテリーはエンジンを駆動させているだけでも充電されます。
30分もアイドリングさせていればバッテリー上がりを防ぐことができます。
週に1~2回しか車を乗らない時に押さえておきたいポイント
住環境やライフスタイルによっては、必ずしも毎日車を運転する必要はありません。
週に1回2回という回数で車を運転するだけという方も多いでしょう。
車は慣らし運転が必要だったり、バッテリーが走行充電式であったりと、使いながら性能を保っていくものです。
そのためまったく使わずに放置していると、徐々に各所が悪くなっていくこともあります。
バッテリーもその一部です。
バッテリーが上がってしまうと、エンジンをかけることができず、すぐに走行不能に陥ってしまいます。
その場合は保険会社やロードサービスに連絡して解決してもらうことになります。
業者の対処を待てない状況も多々あるので、日頃から気を付けておかなければなりません。
バッテリーの保守のために、次のようなことを心がけましょう。
定期的な短時間走行
週に1回2回の走行でもまったく問題ありません。
よほど古い車でなければ、バッテリーを保つことができます。
ただ、使う機会がないからといって1か月2か月以上車を放置すると危険です。
突然バッテリーが上がることがあるので、定期的に車を動かしてやりましょう。
夏と冬のバッテリーの状態に気を付ける
車は夏場は冷房を使い、冬場は暖房を使用し、エアコンを作動させます。
この際にもバッテリーから供給される電気を使いますが、これによりバッテリーには通常時よりも負荷がかかります。
夏冬の冷暖房の酷使と、乗らない期間中の放置には気を付けましょう。
適度に運転し、過剰に冷暖房を使わないことでバッテリーを保守できます。
ちなみに車のバッテリーは、上がっている状態から復活させたときに、もっとも性能が劣化すると言われます。
常日頃から労わり、充電切れに気を付けてやることでバッテリーを延命させられるのです。
まとめ
車を乗らないと、簡単にバッテリーが上がってしまいます。
そのため、普段から運転をしたりバッテリーの状態したりするなど、車を普段から活用するようにしましょう。