車のバッテリーは選び方が大切!寿命がきているサインをご紹介
車のバッテリーは、エンジン始動をはじめ、様々な電装品を動かすために必要不可欠な存在です。
しかし、いざバッテリー交換が必要になった時、種類や性能、価格の違いに迷ってしまいますよね?
そこで本記事では、バッテリーを交換するタイミングについて詳しく解説します。
そもそも車のバッテリーはどのタイミングで交換する?
車のバッテリーは交換時期がわかりにくいものです。
新車の状態から乗っていると特にヘタリが来たり、露骨に劣化が見えたりといったサインが出にくいので、日常のなかでバッテリー交換を意識することはそうそうありません。
ではどのようなタイミングで車のバッテリーを交換すればよいのでしょうか?
車のバッテリーが保つ期間
まず車のバッテリーの平均寿命についてです。
車のバッテリーはガソリン車であれば5年は問題なく保ちます。
少し寿命が短いのはアイドリングストップ機能のついた車です。
最短では3年程度で寿命が尽きることもあるので、注意しなければなりません。
バッテリー交換を考えるタイミング
車のバッテリーは、その他のパーツと比べてもなかなか劣化しにくい部分ではあります。
また足回りのように「タイヤの溝が明らかに減っているから交換しよう」などと、目で見てわかるものでもありません。
バッテリーがもっとも劣化するのは、バッテリー上がりから回復させたときです。
そのときに満パワーから10%ほど一気に落ちると言われています。
バッテリー上がりから何度も回復させた経験のある車で、かつ年式も古いならば、早めの交換を考えた方がいいかもしれません。
今と同じで良い?車のバッテリーはこう選ぶ!
車のバッテリーは基本的に純正品から選ぶのがベストです。
しかしコスト面から考えて社外品や中古品を載せることもできます。
またパフォーマンス面で、性能重視のバッテリー選択も可能です。
バッテリーには実は、「性能ランク」というものがあります。
これは総合性能と呼ばれるもので、何より、バッテリーの満充電時の大きさを指します。
今と同じバッテリーに交換するのも良いですが、性能ランクが高いバッテリーもおすすめです。
カー用品店には性能が高いバッテリーもあるので、いっそ交換するならばそのような新品の導入を考えてもよいでしょう。
早期発見!車のバッテリー上がりの見分け方
車のバッテリーは弱っていると、何らかのサインを見せます。
以下に挙げるサインに複数当てはまるようであれば交換を急ぎましょう。
エンジンがかかりにくい
バッテリー上がりの危機のもっとも顕著な例です。
いつもは鍵を1回捻っただけでかかるエンジンが、2度3度捻ってようやくかかるような場合はバッテリー低下が考えられます。
同時に不安になってしまうのはエンジン不調ですが、エンジンの方はどちらかと言うと走行時に急激にパワーダウンしたり異音を立てたりというサインを見せます。
エンジンがかかりにくいのはバッテリー起因なので、よく違いを知っておきましょう。
電気類の様子がおかしい
ライトの点灯が怪しくなるのもバッテリー危機のサインです。
走行中と停止中でライトの光の強さが違えば、バッテリーが危ないのかもしれません。
室内灯もそうで、バッテリーが弱っていると点きにくくなります。
パワーウィンドウも同様で、開閉が緩慢になるとバッテリー低下の予兆と見られます。
アイドリングストップしない
実はもっともバッテリーの電気を食うのがアイドリングストップです。
その都度エンジンを休ませ始動させの繰り返しでバッテリーは傷んでいきます。
燃費運転には良い機能ではありますが、バッテリーへのダメージは大きいものがあります。
バッテリーが低下すると、アイドリングストップ車はそもそもアイドリングストップしなくなるので、そうなると交換のサインだと考えましょう。
また低下したバッテリーを守るためには、アイドリングストップの機能を切ってしまうことも大切です。
オンオフできる車種が多いので、バッテリー不調が疑われる場合にはオフにしましょう。
まとめ
車のバッテリー交換はタイミングを見計らっておこなうことが大切です。
そのためにも、常に車のバッテリーを確認し、大きなトラブルになる前に交換するようにしましょう。