車のバッテリー上がりの症状(サイン)とは?やってはいけないこともご紹介
愛車に乗ろうとしたら、エンジンがかからない…
そんな恐ろしい経験は誰しもしたくないですよね?
バッテリー上がりは、いつどこで起こるかわからない、まさに突然の敵です。
しかし、事前に症状を知っていれば、未然に防ぐことも可能です。
本記事では、バッテリー上がりのサインとなる原因や対処法を詳しく解説します。
もう二度とバッテリー上がりの恐怖に怯える必要はありません!
今すぐ、あなたの愛車を守りましょう!
車のバッテリー上がりが見られる症状とは
車のバッテリーが上がると、日常でよく使う機能に影響が出てしまいます。
パワーウィンドウが動作しない
一般的に、バッテリーが上がると、車内の電装品が最初に影響を受けます。
特にパワーウィンドウが動作しなくなるのは、その兆候の一つです。
普段は何気なく使用しているパワーウィンドウが、いざ動かなくなると、その不便さに驚かされます。
この症状が現れたら、バッテリーの電力不足を疑いましょう。
メーター類が光らない
バッテリー上がりのもう一つの明確な兆候は、車のメーター類が光らなくなることです。
通常、エンジンを起動する際には、ダッシュボード上の各種メーターが一斉に点灯するものです。
しかし、バッテリーが上がっていると、このメーター類が暗いまま反応しないことがあります。
特に夜間にこの状況に遭遇すると、運転に必要な情報が得られず、不安を感じることでしょう。
ヘッドライトやウインカーが点灯しない
また、ヘッドライトやウインカーが点灯しないことも、バッテリー上がりのサインです。
車を運転する上で、これらの灯火類は安全に直結する非常に重要な機能です。
夜間や悪天候下での視認性を保つためには、ヘッドライトが不可欠ですし、他のドライバーに対する意思表示のためにも、ウインカーの機能は欠かせません。
これらが機能しないと、あなた自身や他者の安全に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
心当たりはない?バッテリーが上がる原因とは
車を頻繁に使用していても、バッテリーが上がってしまうことがあります。
実は、その背後にはさまざまな原因が潜んでいます。
以下の行動に心当たりがあれば今すぐにやめましょう。
自己放電とその他の原因
バッテリーは使用していない時でも、極めてゆっくりとですが電力を失っていきます。
特に、長期間車を動かさない場合、この現象は顕著になります。
しかし、自己放電だけが原因とは限りません。
バッテリーの電力を過剰に消費する行為には以下のようなものもあります。
・エンジンを止めた状態でのライトの使用
・長時間のオーディオシステムの利用
・長時間のエアコンの稼働
このような行為はバッテリーに負担をかけ、その寿命を縮める結果につながるため控えましょう。
バッテリー寿命と劣化
車のバッテリーにも寿命があり、一般的には3~5年です。
時間の経過とともに、バッテリーの充放電能力は徐々に低下し、最終的には車を動かすための十分な電力を供給できなくなります。
さらに、温度の変化もバッテリーの性能に大きな影響を与えます。
特に寒冷地では低温がバッテリーの化学反応を鈍らせ、エンジンを始動するために必要な電力を供給する能力が落ちるため、バッテリー上がりがより一層起こりやすくなるのです。
バッテリー上がりが起きた時のNG行動
バッテリー上がりが起きてしまった際、パニックに陥ってしまうと状況を悪化させる行動をとってしまいがちです。
ここでは、バッテリー上がりが起きた際に避けるべき2つの行動について解説します。
無理にエンジンをかけ続けること
多くの人がやってしまうことの一つが、何度も何度もエンジンをかけようとすることです。
これは、バッテリー上がりの際によくある間違った対応の一つです。
繰り返しトライすることでエンジンがかかるかもしれないと期待してしまいますが、この行為はバッテリーにさらなる負担をかけるだけでなく、セルモーターなどの他の部品にも損害を与える可能性があります。
エンジンがすぐにかからない場合は、強引な試みをやめて、冷静に対処方法を考えましょう。
応急処置の誤った実施
正しい知識やツールがないままにジャンプスタートを試みたり、他の車からの電力を無計画に借りようとするなどの行動は、非常に危険です。
誤った方法でバッテリーを充電しようとすると、車両の電気システムに損害を与えたり、最悪の場合は火災を引き起こすことさえあります。
まとめ
車のバッテリー上がりは、日頃のメンテナンスから防ぐことが可能です。
本記事で紹介した原因をもとに、車のバッテリー上がりを防ぐようにしましょう。