バッテリー上がりの放置は車をダメにする!防止策から対処法までご紹介
「あれ?エンジンがかからない…」
車のトラブルの中でも、特に多いのがバッテリー上がりです。
しかし、バッテリー上がりを放置すると、想像以上に深刻な事態に発展する可能性があります。
そこで本記事では、バッテリー上がりを放置した場合の具体的なリスクと適切な対処法について解説します。
車のバッテリー上がりを放置してはならない理由とは
バッテリー上がりを経験したことがあるドライバーは少なくありませんが、この状態を放置すると、車に予想以上のダメージを与えることになります。
ここでは、バッテリー上がりを放置してはいけない理由を解説します。
バッテリーの劣化が進行する
バッテリー上がりの最大の原因は、使用しているバッテリーの劣化です。
車を長時間使用しない場合、バッテリーは自然放電し、その結果バッテリー上がりを起こします。
長期的な経済的損失
放置されたバッテリー上がりが原因で、バッテリーだけでなく他の電装品にも損傷を与える可能性があります。
バッテリーが完全に機能しなくなった場合、車のスターターなどの重要な部品にも影響を及ぼし、これらの修理や交換に高額な費用がかかることもあるでしょう。
車の性能への影響
バッテリーが上がり、それを放置すると、車の性能にも悪影響を及ぼします。
バッテリーは車のさまざまなシステムに電力を供給するため、この部品が正常に機能しないと、様々な電子機器の不具合が起こる可能性があります。
放置する前に!車のバッテリー上がりを見抜く症状
車のバッテリー上がりは、兆候を早期に察知することができるので覚えておきましょう。
ここでは、バッテリー上がりの前兆となる主な症状を紹介します。
エンジンのかかりが悪い
朝の出発時や久しぶりに車を動かそうとした時エンジンがかからない、またはかかるまでに時間がかかるようなら、それはバッテリー上がりのサインかもしれません。
通常、エンジンの始動には、バッテリーから供給される十分な電力が必要です。
電力が不足していると、エンジンはスムーズに起動しなくなります。
このような状況に遭遇したら、バッテリーの状態を疑うべきです。
電装品の動作不良
車内の照明が暗くなったりなど、電装品の性能が明らかに低下している場合も、バッテリーの充電不足が原因かもしれません。
特に、車を起動せずに長時間電装品を使用した後にこのような症状が出る場合、バッテリー上がりを疑うべきです。
起動時の異音
エンジンを起動しようとした時に、いつもとは違う異音が聞こえる場合も、バッテリー上がりの可能性があります。
特に「カチカチ」という音がする場合は、バッテリー上がりの可能性が高いので、疑いましょう。
バッテリー上がり時の効果的な対処法
車のバッテリー上がりは、多くのドライバーが遭遇する一般的な問題です。
ですが、正しい知識と対処法を理解しておくことで、状況を悪化させずに解決することが可能です。
ここでは、バッテリー上がりに遭遇した際の効果的な対処法を紹介します。
ジャンプスタートの正しい方法
バッテリー上がりの際、最も一般的な解決策の一つがジャンプスタートです。
この方法は、他の車のバッテリーから電力を借りて、上がったバッテリーを起動する手法です。
ジャンプスタートを行う際は、赤いクリップをプラス端子に、黒いクリップをマイナス端子に接続するという基本的な手順に注意してください。
正しい手順で行えば、ジャンプスタートは簡単かつ迅速にバッテリー問題を解決できる方法となります。
バッテリー充電器を使った充電方法
もう一つの効果的な対処法は、バッテリー充電器を使用してバッテリーを充電することです。
この方法は、自宅や職場で簡単に実施でき、バッテリー上がりのリスクを減らすのに役立ちます。
バッテリー充電器を使用する場合は、メーカーの指示に従い、正しい接続方法と充電時間を守ることが重要です。
充電器を使用することで、バッテリーの寿命を延ばし、将来的なバッテリーの上がりを防ぐことにもつながります。
プロによる点検・交換の重要性
バッテリー上がりが頻繁に起こる場合、バッテリー自体の劣化や他の電気系統の問題が原因である可能性があります。
このような状況では、自分で対処するのではなく、専門のメカニックによる点検や交換が必要です。
車のバッテリー上がりの放置はNG!
車のバッテリー上がりが発生したら、放置するのは避けましょう。
放置してしまうと車自体が劣化したり、他の装置が破損する可能性があります。
また、バッテリー上がりかどうかを確認する際は、本記事で紹介した内容をもとにチェックしていきましょう。