【電気もつかない】車のエンジンがかからない原因とは?
通勤途中、買い物帰り…突然エンジンがかからなくなり、車が動かなくなってしまった経験はありませんか?
焦りと不安に襲われるだけでなく、周囲に迷惑をかけてしまう可能性も。
そこで本記事では、車に乗っていてエンジンがかからない、電気もつかないというトラブルの原因と確認ポイントについて詳しく解説します。
車のエンジンがかからない原因
車のエンジンがかからない状況は、ドライバーにとって大きなストレス源となります。
その原因はさまざまですが、主なものにガス欠やバッテリー関連のトラブル、バッテリー以外の部品トラブルや人為的ミスが挙げられます。
ガス欠
ガス欠はエンジンが始動しない一般的な理由です。
燃料計の不具合や長距離を走行する際の見落としにより、ガス欠に陥ることがあります。
このような場合、燃料を補給することで問題は解決されることが多いです。
バッテリー関連のトラブル
バッテリーのトラブルは、よく直面するトラブルの一つであり、特に冬場に多く見られます。
寿命の近づきや、極端な温度変化によってバッテリーの性能が低下により、エンジンを起動させるための必要な電力を提供できなくなるのです。
バッテリー以外の部品トラブル
バッテリー以外の部品が原因の場合もあります。
例えば、スターターモーターの故障や、イグニッションコイルの不良などが考えられます。
これらの部品が正常に機能しないと、エンジンは始動しません。
人為的ミス
キーを挿入し忘れたり、誤ってイモビライザーが作動してしまったりすることも、エンジンがかからない原因となり得ます。
また、誤ってギアがニュートラルではない位置にある場合も、エンジンは始動しません。
車のエンジンがかからない時に確認すべきポイント
車のエンジンが思い通りにかからない時、焦りや不安を感じるのは自然なことです。
しかし、冷静になりいくつかの基本的な点を確認するだけで問題の原因を特定し、解決できるかもしれません。
燃料の確認
最も基本的な確認事項ですが、燃料がなければエンジンは始動しません。
燃料計をチェックして、ガス欠でないことを確認しましょう。
燃料が十分にあるにも関わらずエンジンがかからない場合は、他の要因を調査する必要があります。
ハンドルロックの確認
特に小型車やコンパクトカーでは、ハンドルが固定された状態でエンジンが始動しないことがあります。
ハンドルをわずかに左右に動かしながら、イグニッションキーを回してみてください。
これでハンドルロックが解除されれば、エンジンが始動するはずです。
電子キーの電池の確認
現代の車は、電子キーを用いたスマートエントリーシステムを採用していることが多いです。
電子キーの電池が弱っていると、車がキーの信号を認識できず、エンジンが始動しません。
電池が原因である場合は、新しい電池に交換することで解決します。
シフトの確認
オートマチック車の場合、シフトが「P」(パーキング)もしくは「N」(ニュートラル)の位置にないと、エンジンは始動しません。
シフトレバーが適切な位置にあるかを確認し、必要であれば調整してください。
車のエンジントラブルを防ぐ方法
車のトラブルは予期せず発生するものですが、適切な予防策によって多くのトラブルを回避することが可能です。
ここでは、トラブルを未然に防ぐ方法をご紹介します。
定期的なメンテナンス
車の長寿命化とパフォーマンスの維持には、定期的なメンテナンスが不可欠です。
オイル交換、エアフィルターの点検、タイヤの空気圧調整など、基本的なメンテナンスは車の状態を保つ上で重要な役割を果たします。
エンジンも例外ではないため、定期的なメンテナンスを怠らないようにしましょう。
燃料系統の掃除
燃料フィルターの定期的な交換は、不純物や堆積物が燃料系統内に蓄積するのを防ぎます。
また、燃料インジェクターのクリーニングは、最適な燃料噴射量を保ちエンジンの効率を高めるために必要です。
これらの清掃作業を定期的に行うことで、燃料の流れがスムーズになり、エンジンのパフォーマンスが向上します。
車のエンジンがかからない原因はさまざま!
車のエンジンがかからない原因はさまざまです。
多岐にわたるケースがあるので、本記事で紹介した原因を確認してみましょう。
また、エンジンがかからないトラブルを防ぐためにも、日頃から車のメンテナンスをおこなうことが大切です。