車のセルモーターが回らなくなった…原因やすぐにできる応急処置をご紹介!
朝、出勤しようとしたらエンジンがかからない!
セルモーターは元気な音で回るけど、エンジンは一向に始動しない…
こんな経験をしたことはありませんか?
車が突然動かなくなるというのは、本当に焦りますよね。
しかし、慌てる必要はありません。
本記事では、車エンジンがかからない・セルが回らない原因と解決策について詳しく解説します。
車のセルモーターが回らない原因とは?
セルモーターは車のエンジンを始動する重要な装置で、ガソリン車やディーゼル車などあらゆる車両に搭載されています。
しかしながら、セルモーターが作動しなくなるという問題が時折生じることがあります。
主な原因は以下の3つの可能性が高いです。
セルモーター自体の故障
セルモーター自体が故障している場合も、セルモーターが回らなくなります。
セルモーターの故障には、以下の原因が考えられます。
・ブラシの摩耗
・ソレノイドスイッチの故障
・コミュテーターの損傷
・ベアリングの摩耗
バッテリー上がり
セルモーターは電気が動力源です。
バッテリーが十分な電力を供給しないとセルモーターが作動せず、始動できなくなります。
バッテリーの充電または交換が必要です。
配線や端子の接触不良
バッテリーとセルモーターを繋ぐ配線や端子が接触不良になると、セルモーターに電力が供給されず、セルモーターが回らなくなります。
イグニッションスイッチの故障
イグニッションスイッチは、セルモーターを含む電気系統に電力を供給するためのスイッチです。
エンジンをかけるためのスイッチが故障している場合、セルモーターは作動しません。
キーを回したり、スタートボタンを押してもスイッチがオンにならない場合は、修理または交換が必要です。
セルモーターが動かなくなった場合の一時的な対処法
セルモーターが回らない場合、車を速やかに動かしたい場合の応急処置として、以下の方法があります。
・ブースターケーブルで電力を供給してもらう
・ロードサービスに連絡して対応してもらう
これらの方法を利用することで、セルモーターが回らなくなった際に素早く対処することができます。
ブースターケーブルで電力を供給してもらう
セルモーターが回らない原因のほとんどはバッテリー上がりです。
他の車からエンジン始動のための電力を供給するためには、ブースターケーブルが必要です。
赤と黒の2つのケーブルを使用し、正しく接続することでバッテリー間で電力を転送します。
作業の際には注意が必要です。
ロードサービスに連絡して対応してもらう
救援車やブースターケーブルが手元にない場合、ロードサービスに連絡して対応してもらうことが選択肢です。
JAFなどのロードサービス専門会社や任意保険会社に依頼することができます。
近年では、任意保険にJAFのロードサービスが含まれている場合も多いです。
知っておきたい!セルモーターが回らなくなった時の対処法
セルモーターが稼働しないとき、まず最初に車のバッテリーの状態をチェックしましょう。
セルモーターが動かない理由は、バッテリーが上がっているかどうかで対応が変わります。
また、走行距離が10万kmを超えている場合、セルモーターそのものが寿命を迎えている可能性もあります。
セルモーターが機能しない場合は、冷静に原因を特定し、適切な解決策を選択しましょう。
バッテリーが上がっている場合
セルモーターが動かない一番の原因は、バッテリーの電力が不足していることです。
この場合、バッテリーの交換が必要です。
バッテリーが寿命を迎えていたり、充電が不足している場合にこの状況が起こります。
電力を補給するために、ブースターケーブルを使って他の車から電力をもらう方法もあります。
バッテリー以外の問題の場合
バッテリー上がり以外が原因でセルモーターが動かない場合、修理や点検を専門の整備工場への依頼がおすすめです。
他の要素がセルモーターの動作を妨げている可能性があるため、プロにチェックしてもらいましょう。
10万キロ以上走行している場合
走行距離が10万キロを超えている車では、セルモーター自体が寿命を迎えている可能性があります。
もしかしたら、セルモーターそのものが寿命を迎えている可能性があります。
その場合は、セルモーターを交換することを検討しましょう。
まとめ
車のセルモーターが回らなくなったら、原因を正確に把握することが大切です。
中には、バッテリー上がりが原因でセルモーターが回らなくなっているケースがあるので、その際は適切な対処をおこないましょう。