軽トラがバッテリー上がりに…正しいつなぎ方と繰り返さない予防策を徹底解説!
軽トラックのバッテリーが急に上がって長いあいだ車が動かせない、という事態になると仕事に支障が出て大変ですよね。
万が一バッテリー上がりが起こった場合でも、対処法を準備しておくことが大切です。
本記事を参考にすれば事前の予防策から対処法まで分かります。
今回は主に以下のことを解説しています。
・バッテリーが上がってしまった場合の対処法
・バッテリー上がりを起こさないための予防策
・一度上がったらバッテリー交換も視野に入れよう
軽トラがバッテリー上がりを起こした時の対処法
バッテリー上がりを起こした時には以下のような対処法があります。
おすすめは素早く応急処置ができるジャンプスターターを利用する方法です。
救助車両とブースターケーブルでつなげる
他の車から電力を供給することでエンジンを始動することができます。
ブースターケーブルを利用した対処法は以下の通りです。
1.赤いクリップを救助車のプラス端子に繋ぐ
2.赤いクリップをバッテリー上がりの車のバッテリーのプラス端子に繋ぐ
3.黒いクリップを救助車のバッテリーのマイナス端子に繋ぐ
4.黒いクリップをバッテリー上がりの車の車体に繋ぐ
5.救助車のエンジンを始動し、10〜15分程度アイドリングさせる
6.バッテリー上がりの車のエンジンを始動する
7.ブースターケーブルを取り外す
8.バッテリー上がりした車を2.30分走らせてバッテリーに充電する
ジャンプスターターを使う
モバイルバッテリー型のジャンプスターターを利用することで、エンジンの始動ができます。
ジャンプスターターがあれば救助車両とブースターケーブルを繋げるのと同等の作業を素早く行うことができるのが魅力です。
また、普段はモバイルバッテリーとして利用できる商品もあるので、スマートフォンの充電器を兼ねて準備しておくといざという時に重宝します。
JAFなどのロードサービスを利用する
ブースターケーブルを持っていない場合や接続が不安な場合は、ロードサービスを利用することで安全にバッテリー上がりに対処できます。
有名なロードサービスはJAFですが、JAF会員以外の場合は1万円以上の費用が必要です。
JAF以外にも、ご自身の任意保険にロードサービスが付帯している場合があります。
一度、ご自身の保険内容を確認しておくと万が一の時に安心なのでおすすめです。
新しいバッテリーに交換する
バッテリーが上がったということはそもそもバッテリーの寿命ということが考えられます。
バッテリー上がりを機会に新しいバッテリーへ交換してしまうことも視野に入れておきましょう。
軽トラのバッテリー上がりを起こさないための予防策
軽トラのバッテリー上がりを防ぐための対策をご紹介します。
下記を参考に利用環境に合わせて事前に対策をしましょう。
週に1回30分程度運転をする。
バッテリーは運転していない間も自然放電をしているので、放置期間が長いとバッテリーが上がってしまいます。
1週間に30分程度走行することによってバッテリーを充電させて、バッテリー上がりを防ぎます。
ソーラー式充電器を使う
自然放電によるバッテリー上がりを防ぐために、ソーラー式の充電器を利用します。
バッテリーへ接続しておくことで、太陽光を利用してバッテリーを充電して保管することができます。
ケーブルを外す
長期間乗らない場合は、バッテリーのマイナス端子ケーブルを外して放電を防止できます。
ただし、軽トラはバッテリーが外にむき出しの車種が多いので、水や金属に触れてショートしないように対策が必要です。
また、時計やオーディオの設定など常時電源を必要とするものは設定がリセットされるので気をつけましょう。
一度バッテリー上がりを起こしたら「交換」も視野に入れよう!
バッテリー上がりの主な原因は、バッテリー自体の劣化です。
一度劣化が始まると、充電しても完全には回復せず、再発の可能性が高くなります。
バッテリー上がりが再発すると、ロードサービスの出動費用や修理代などの経済的な損失だけでなく、時間的なロスや精神的なストレスにも繋がります。
一度バッテリー上がりが起こったら、ガソリンスタンドやカー用品店など専門的な知識と設備を用いた点検を行い、再発を防ぐために必要に応じてバッテリーの交換を行いましょう。
複数の専門店の意見を参考にすることで、より確実な判断が可能です。
まとめ
バッテリー上がりは突然起こります。
本記事を参考に、バッテリー上がりを起こさない様にあらかじめ対策をしておきましょう。
万が一バッテリーが上がってしまった場合も、ジャンプスターターやロードサービスなど、事前に対応できる準備をしておくことが大切です。