車のバッテリーは自己放電する?自分でできる対処法もご紹介
愛車が突然エンジンをかけない…そんな経験はありませんか?
原因は、車の放電によるバッテリー上がりかもしれません。
バッテリー上がりは、冬の寒い時期に起こりやすいトラブルです。
しかし、もう大丈夫です!
本記事では、車のバッテリー放電の原因と効果的な対処法を紹介します。
放電が原因?バッテリー上がりが発生する理由
車のバッテリー上がりというのは、運転者なら誰もが一度は経験するかもしれない問題です。
この問題の背後には、「自己放電」という現象が隠れています。
ここでは、自己放電とは何か、放電を促進する主な要因について解説します。
自己放電とは?
自己放電とは、使用していないにも関わらず、バッテリーの電力が徐々に低下していく現象のことです。
これは、車のバッテリーが化学反応によって動作しているため、避けられない自然現象とも言えます。
一般的に、新しいバッテリーでも月に約1〜2%の自己放電が発生します。
ただし、気温が高い場所では放電率が上がるため、夏場などは特に注意が必要です。
放電を促進する主な要因
自己放電の速度を上げる要因として、まず挙げられるのが外部温度です。
高温環境下では化学反応が活発になり、自己放電が加速します。
また、バッテリーの老化も重要な要素です。
経年によりバッテリー内部の劣化が進むと、放電速度が増します。
さらに、車両の電子機器がバッテリーに負担をかけることもあります。
車には多くの電子機器が搭載されており、エンジンを停止していても微量の電力を消費し続けるため、これが自己放電を促進させることもあるのです。
車のバッテリー上がりが発生する時間の目安
自動車のバッテリー管理において、最も注意すべき点は、バッテリーが「上がる」可能性がある期間を知ることです。
この知識を知っておくと、車を長持ちさせるための役に立ちます。
どれくらい放置するとバッテリーが上がる?
一般的に、車のバッテリーが上がるまでの時間は、使用状況やバッテリーの状態によって大きく異なります。
新しいバッテリーであれば、2週間から1ヶ月程度はエンジンを起動しなくても大丈夫な場合が多いです。
しかし、バッテリーが古い場合などは、数日で上がってしまうこともあります。
また、放置する環境の気温が高ければ高いほど、自己放電の速度が加速します。
したがって、特に夏場に長期間車を使わない場合は注意が必要です。
長期間乗らない場合の対策
長期間車を使用しない予定の場合、バッテリー上がりを防ぐためにいくつかの対策があります。
最も簡単な方法は、定期的にエンジンを数分間かけておくことです。
これにより、バッテリーが一定レベル以上に充電され、自己放電を最小限に抑えることができます。
また、バッテリー充電器を使用して、完全に充電しておく方法も有効です。
車のバッテリー上がりが起きた時の対処法
バッテリー上がりは、ドライバーにとって不便な状況ですが、対処方法はいくつか存在します。
ここでは、バッテリーが上がった場合の対処法をいくつか紹介します。
ジャンピングスタート
ジャンピングスタートは、他の車のバッテリーから電力を借りて自車を起動する方法です。
この方法は、正しい手順で行えば安全で効果的な対処法となります。
手順を誤るとバッテリーや車に損傷を与える可能性があるので、事前にマニュアルを確認して作業しましょう。
バッテリーを交換する
バッテリーが古くなり、充電してもすぐに上がってしまう場合は、新しいバッテリーに交換しましょう。
バッテリーの交換は比較的簡単に自分で行うことができますが、正しい手順で行わないと車両の電気システムに損傷を与える可能性があります。
新しいバッテリーを購入する際は、車のモデルに適合するものを選ぶことが重要です。
ロードサービスを利用する
万が一、ジャンピングスタートやバッテリー交換が困難な場合は、ロードサービスを利用しましょう。
多くの業者は、ロードサービスを提供しており、バッテリー上がりの際には専門家が現場に駆けつけてくれます。
このサービスを利用することで、安全に問題を解決することができます。
また、ロードサービスは年間を通じて24時間利用可能な場合が多く、どんな時でも頼りになる存在です。
車が放電することでバッテリーは上がりやすくなる!
車は放置するだけでも放電をおこない、次に利用する際にバッテリーが上がるといったことでも不思議ではありません。
実際に放電によるバッテリー上がりが起きた際は、ジャンピングスタートやロードサービスなどを利用して対処しましょう。