バッテリー上がりは自然回復で対処可能？繰り返さない予防策もご紹介

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バッテリー上がりが自然回復した・放置すれば直る…残念ながら、そのようなうまい話はありません。
もし車のバッテリーが上がった際は、速やかな対応が求められます。

本記事で解説する内容は次のとおりです。

・バッテリー上がりは自然回復するのか
・バッテリー上がりから復帰する方法
・バッテリー上がりの予防法

バッテリー上がりの自然回復の有無や、復帰方法・予防法などをご紹介します。

バッテリー上がりは自然回復で直る？

バッテリー上がりは非常に多いトラブルの一つですが、自然回復するケースはほとんどありません。
放置しても状況は改善されないため、後述する方法で早めに充電しましょう。

車のバッテリー上がりは自然回復が困難です。
ネットでは自然回復したという体験談も見られますが、滅多にないと考えておきましょう。

車のバッテリーは、エンジンを始動している間に充電されます。
一方、停止中は充電が不可能で、電力が貯まることはないのです。

いずれにせよ、バッテリー上がりが起きた場合、自然回復に期待することは止めましょう。

バッテリー上がりを放置すると、どんどんバッテリーの放電が進んでしまいます。
やがて完全に放電され、車載機器すら動かなくなるので注意しましょう。

また、完全に放電されると急速にバッテリー本体の劣化が進みます。
バッテリーが使えなくなる可能性もありますので、そうなる前に対処することが重要です。

車のバッテリーが上がった時は、以下の方法で復帰を試みましょう。
ブースターケーブルを使えば自分で対処できますが、難しい時はプロへの依頼をおすすめします。

自分で解決したい時は、ブースターケーブルを使ってみましょう。
他の車のバッテリーと接続すれば、短時間でバッテリー上がりから復帰できます。

ただし、ブースターケーブルは接続方法を間違えると発火する場合があります。
正しい順番を覚えてから作業に取りかかりましょう。

自力でバッテリー上がりから復帰できない時は、ロードサービスを呼びましょう。
JAFやクレジットカード・自動車保険付帯のロードアシストを使えば、無料で対応してもらえます。

ただ、無料対応可能な範囲・内容はサービス次第です。
費用が発生する可能性もあるため、気になる方はしっかり聞いておきましょう。

有料でもよいなら、バッテリー上がりに対応した業者へ相談するのもおすすめです。
バッテリー業者は多数あり、中には数十分で駆けつけてくれるところもあります。

ただし、料金は業者によって大きく異なります。
トラブルを避けるためにも、必ず料金を聞いてから依頼の有無を判断しましょう。

突然起こることも多いバッテリー上がりですが、予防が可能なトラブルでもあります。
以下の予防策を取り入れ、バッテリー上がりのリスクを低減させましょう。

バッテリーのコンディションを保つためにも、こまめなメンテナンスをおこないましょう。
電圧のチェックやバッテリー液の量を確認すれば、バッテリーの劣化・性能低下を早期に発見できます。

なお、電圧が低下したらバッテリーを充電し、液が目減りした時は補充しましょう。

もし短距離運転や短時間運転が多い方は、週に1回程度30分は運転する習慣を付けましょう。

短距離運転などが多い場合、バッテリーが十分に充電できず、放電が進んでしまうことがあります。
バッテリーの状態を維持するために、定期的な長時間運転でバッテリーをしっかり充電しましょう。

なお、アイドリングでもバッテリーは充電可能です。
ただし時間がかかりますので、運転時よりも長めにアイドリングをおこないましょう。

定期的なバッテリーの交換も大切です。

バッテリーの寿命は使用環境によって変動しますが、一般に2〜3年とされています。
古くなるほどバッテリー上がりのリスクが高まりますので、2〜3年に1回は新品に交換しましょう。

バッテリーの交換は、自分でおこなう方法と、店舗でおこなう方法があります。
交換方法が分からない方は、お店で交換したほうがよいでしょう。

車のバッテリー上がりが自然回復するケースはほぼありません。
ネット上では自然回復したという体験談も見られますが、鵜呑みにしないよう注意が必要です。

バッテリー上がりが起きたら、ブースターケーブルやロードサービスなどの手段で復帰を試みましょう。
また、日頃からバッテリーを点検するなど、予防に努めることも大切です。