ハイブリッドカーは救援車としてNG?正しい方法でバッテリー上がりを解決!
ハイブリッドカーは環境への配慮が進み、エコカーとして注目を浴びています。
しかし、その特殊な構造からくるトラブルについても知っておくことが大切です。
今回は、ハイブリッドカーが救援車として利用できるのか、そしてバッテリー上がりに正しい方法で対処するポイントについて考えていきましょう。
本記事のポイントは次のとおりです。
・ハイブリッドカーは救援車として利用できる?
・一般車がバッテリー上がりを起こしたら正しい方法で対処しよう
・ハイブリットカーがバッテリー上がりを起こした時に救援車は利用できる?
ハイブリッドカーは救援車として利用できる?
バッテリーが上がってしまった際、ロードサービスを頼る場合も自分で復旧させる場合も、一般的にはジャンピングスタートがよく使われます。
しかし、ハイブリッドカーに関しては、救援車としての利用が難しいのが現実です。
通常、救援車はブースターケーブルを使用して他の車とバッテリーを繋ぎ、送電することでバッテリー上がりを解消します。
しかし、ハイブリッドカーにおいては搭載されている大量の電流が電気系統を壊してしまう可能性があり、これは大変危険な行為となるのです。
そのため、ハイブリッドカーの救援には注意が必要です。救援車(ロードサービスなど)は、必ずガソリン車であることが求められます。
一般車がバッテリー上がりを起こしたら正しい方法で対処しよう
一般の車がバッテリー上がりになった場合の対処法は比較的シンプルです。
バッテリー端子をチェック
まず車のバッテリー端子がきちんと締まっているか、腐食していないかを確認しましょう。
もし腐食している場合は、端子を専用のツールで清掃し、締めなおすことで問題が解消されることがあります。
ジャンピングスタートを行う
また、ジャンピングスタートを行い、他の車のバッテリーから電力を引っ張ることも可能です。
故障していない正常な車を探し、協力してもらいましょう。
専用のケーブルを使って2台の車をつなぎ、エンジンをかけることで解決できます。
可能な限りロードサービスを
素人の勝手な判断は危険を伴い、より重大な故障を引き起こす可能性があります。
慣れていない場合は、費用はかかりますがロードサービスを頼るようにしましょう。
場所や会社、道路の混雑状況にもよりますが、30〜45分程度で駆けつけてくれます。
ハイブリットカーがバッテリー上がりを起こした時に救援車は利用できる?
ハイブリッドカーのバッテリーが上がってしまった場合、ほとんどのケースで救護車を利用できます。
ただし、先に述べた通り、救護車が必ず「ガソリン車」であることが重要です。
まず、ロードサービスを依頼する際は、救護作業を円滑に進めるために自分の車がハイブリッドカーであることを必ず伝えましょう。
なぜなら、ハイブリッドカーは通常の車とは異なる特殊な取り扱いが必要であり、場合によっては連絡した先の救援車が対応できないケースがあるからです。
また、時には焦って自ら対処しようとすることもあるかもしれませんが、電気系統や車の仕組みに詳しくないまま自己判断で対処することは非常に危険です。
ショートや感電などの事故につながる可能性があります。
何度もエンジンを再起動することもやめましょう。
別の故障を引き起こす可能性があります。
まとめ
ハイブリッドカーは環境への意識の高さから人気がありますが、その特殊な性質からくるトラブルには慎重に対処する必要があります。
万が一バッテリーが上がってしまった時に備えて、取扱説明書を確認するなどして正しい手順を知ることやロードサービスなどの緊急連絡先を控えておくことも重要です。
日頃のメンテナンスや、省エネ運転も忘れずに行うようにしましょう。
安全運転とトラブルへの備えを心がけ、快適なドライブを楽しんでください。