バッテリー上がりにはロードサービスを利用しよう!使用上の注意点も
バッテリー上がりは自然に直ることはありません。
もし上がってしまったら、エンジンを何度もかけたり数時間寝かせることはやめてください。
これ以上状況を悪化させないために、できるだけ早いうちに対処しましょう。
本記事では、以下をまとめています。
・バッテリー上がりでロードサービスは利用できる
・ロードサービスを利用する際の、注意点
・バッテリー上がりをロードサービス以外で対処する方法
順を追って説明していきますので、参考になれば幸いです。
バッテリー上がりでロードサービスは利用できる
バッテリーが上がってしまったら、ロードサービスを利用することをおすすめします。
場所や道路の混雑状況にもよりますが、30〜45分程度で駆けつけてくれるでしょう。
JAFに入っていない場合でも、お持ちのクレジット会社や任意保険に無料で付帯されている場合があるので、まずはサポートデスクへのお電話をおすすめします。(JAFは、非会員でも有償でサービスを受けることが可能です。)
ロードサービスを利用する上の注意点
ロードサービスを利用する場合の注意点を下記にまとめたので、しっかりと把握してから呼ぶようにしましょう。
保険会社によって利用条件は異なる
ロードサービスは、保険会社によって利用条件や保証範囲、費用が異なります。
無料で受けられるサービスの回数や牽引距離に制限がある場合もあるので、加入前にチェックしておきましょう。
ロードサービスを利用しても、翌年度の等級や保険料はそのまま
自動車保険付帯のロードサービスを利用しても、次年度の保険等級に影響はありません。ロードサービスの利用したことにより保険料が変わることもないので、等級ダウンや保険料アップを気にせず困ったら利用しましょう。
悪徳業者に注意
近年ロードサービスにおける、高額請求被害が多発しています。
ウェブサイトには「基本料金3,000円〜」と書いてあるのに、事前告知なくサービス享受後に「緊急対応費用」などの名目で次々と加算され、10万円以上を請求されるケースもあるようです。
価格や対応の速さを謳ったコピーに惑わされず、信頼できる企業に依頼しましょう。
バッテリー上がりをロードサービス以外で対処する方法
ロードサービスを利用しなくても、バッテリー上がりを解消することは可能です。
ガソリンスタンドに出張依頼
ガソリンスタンドによっては、整備士による出張サービスを行っている場合があります。
出張してもらえる場合は、整備士が現場まで乗ってきた「救護車のバッテリー」と「バッテリーが上がった車のバッテリー」とをケーブルでつなぎエンジンを始動させる、ジャンピングスタートという方法を行うこととなります。
すべてのガソリンスタンドで行っているわけではありませんので、事前に電話で確認するようにしましょう。
また、価格は各社で違いますので、必ず事前に相談し、納得した上でご利用ください。
他の車に助けてもらう
会社や自宅など、近くに知人の車があるタイミングでバッテリーが上がってしまった場合、その人に頼るのもひとつの方法です。
ただし、知人の車もハイブリッドカーではなくガソリン車である必要があります。
この場合も、ガソリンスタンドの出張サービスと同様に、ジャンピングスタートによりバッテリー上がりをした車のエンジンを始動させます。
そのため、ブースターケーブルが必要です。
ホームセンターやカーショップで手軽に入手できますので、互いに持ち合わせていない場合は、合わせて知人に準備をお願いしましょう。
感電の恐れがありますので、バッテリー復帰作業は充分に注意して行ってください。
まとめ
素人の方が間違った方法でバッテリーに触ると非常に危険です。
ロードサービスに依頼しても保険料が上がったり等級がさがることはありませんので、できる限りロードサービスに依頼することをおすすめします。