エンジン警告灯が点灯したら要注意!バッテリー上がりの可能性も?
「 運転中に警告ランプが点灯した」「 赤色のランプがついたけど、どこが悪いかわからない」
運転中に警告ランプがつくと、すごく焦りますし、どうしていいのかわからない方も多いはず。
そこで今回は、エンジン警告灯が点灯する理由や、点灯した場合の対処法について紹介します。
本記事のポイントは3つ。
・エンジン警告灯が点灯する理由
・エンジン警告灯が点灯した時の対処法
・バッテリー上がりを自分で対処する方法
できるだけ分かりやすく紹介しますので、最後までご覧いただき参考にしてください。
エンジン警告灯が点灯する理由とは?
結論から言うと、エンジンの警告灯が点灯した時は車のどこかに異常がある時です。
例えば、 箱に+と-が書いてあるマークが点灯した時は、 バッテリーもしくはタイミングベルトなどに異常が発生したということが分かります。
その他にも警告ランプはたくさんありますので、いくつか紹介します。
水温警告灯
水面に温度計が浮かんでいるようなマークが水温警告灯です。
青色に点灯するとエンジン内の冷却水の温度が低く、赤色に点灯すると冷却水の温度が高いという意味があります。
無視しているとオーバーヒートにつながります。
エンジン警告灯
上部と側面にバルブのような取っ手がついているマークがエンジン警告灯です。
エンジン警告灯がオレンジ色に点灯したときは、エンジン内に何らかの異常が認められるということ。
トランスミッションが故障した時にも、このマークが点灯します。
充電警告灯
冒頭でも少し触れた、箱の中に+と-が書いてあるマークが充電警告灯です。
このランプが点灯したということは、バッテリーやオルタネーター、ベルトに問題が起こり、充電や発電できなくなっているということ。
すぐに対処する必要があります。
油圧警告灯
ランプのようなマークが油圧警告灯です。
エンジンオイルが漏れている時や、不足している時に点灯します。
オイルが無いとエンジンが焼きついたり、シリンダーやピストンに傷が入ることも。
油圧警告灯が点灯したら絶対に運転しないでください。
エンジン警告灯が点灯した時の対処法
警告灯が点灯したことに驚いて、その場でブレーキを踏むことだけは絶対に控えましょう。
後続車のブレーキが間に合わず、追突事故を引き起こす危険があります。
安全な場所に停車する
周囲の車や歩行者、自転車などを確認した上で、ゆっくりと車を左側に寄せ、スペースのある場所に停車してください。
充電警告灯がついている場合は、エンジンを切らないように。
その他の警告灯でしたら、エンジンを切ってください。
ボンネットを開けて異常を確認
ボンネットを開けてオイルの量や飛び散り、ラジエター内の水量、ベルトの切断などを確認しましょう。
すぐにチェックしようとすると、火傷の危険があるのでエンジンがある程度冷えてからチェックしてください。
バッテリー以外はロードサービス
バッテリーの充電異常は自分で対処できる場合が多いのですが、その他のトラブルでしたら契約しているロードサービスに相談することをおすすめします。
プロの目で異常を確認してもらい、修理工場などにレッカー移動してもらいましょう。
とにかく警告灯が点いたら慌てず落ち着いて対処することが肝心です。
バッテリー上がりの場合は自分で対応できる!
ブースターケーブルと故障していない車さえあれば、バッテリー上がりを自分で解決できます。
他の車が近くにいない時の対応方法
充電警告灯が点灯した時、都合よく故障していない車が近くにいるとは限りませんね。
そんな時にすごく役立つのが、ジャンプスターターです。
ジャンプスターターとは、スマホのモバイルバッテリーのようなもの。
ジャンプスターターとバッテリーをつなぐことで、エンジン始動に必要なエネルギーを確保します。
ジャンプスターターはそれほど高くありませんから、常に車に積んでおくことをおすすめします。
ロードサービスに連絡する
ジャンプスタートを試みてもエンジンがかからない、タイミングベルトが切れている、セルモーターが反応しない時は自分で対処することはできません。
最近の任意保険にはロードサービスが付いていると思いますので、保険会社に連絡してください。
エンジン警告灯とバッテリー上がりの関係性まとめ
運転席側のパネルにある警告灯は、異常や故障を知らせてくれる車からの合図です。
オレンジ色は要注意、赤く灯れば異常ということを覚えておきましょう。