夏にバッテリー上がりが起きやすい？原因は何？起こさない対策や起きた時の対処法も

※本記事はプロモーションが含まれています

気温が高くなりやすい夏は、バッテリー上がりに注意が必要な季節です。
バッテリー上がりを防ぐためにも、エアコンの温度や風量の設定を見直しましょう。

本記事のポイントは以下の3つです。

・夏場にバッテリー上がりが頻発する原因
・バッテリー上がりを予防する方法
・バッテリー上がりが起きた時の対処法

夏にバッテリー上がりが起きる原因や予防方法のほか、バッテリー上がり発生時の対処法をご紹介します。

アツい夏にバッテリー上がりが多発する原因とは

夏にバッテリー上がりが頻発する原因は主に2つです。
特にバッテリーのコンディションには注意しておきましょう。

夏のバッテリー上がりの原因として、特に多いのがエアコンです。
エアコンの温度を下げてフル稼働させる方もいると思いますが、エアコンの使用量が増えるとバッテリーの電力消費量も増加します。

その結果バッテリーの充電がエアコンの消費に追いつかず、バッテリー上がりが起きることがあります。
エアコンの温度を下げると室内の快適性は高まりますが、バッテリーの負荷が増えるので気をつけましょう。

夏は気温が高く、バッテリーの液温が高くなることも原因です。

バッテリーの液温が高いと充電効率が低下し、過放電になってしまう場合があります。
結果的にバッテリーの充電が間に合わず、バッテリー上がりのリスクが高まるのです。

なお、バッテリーはエンジン停止中も自然放電しますので、長期間車を運転できない方は注意が必要です。

夏のバッテリー上がりを予防するためには、日頃からの対策が欠かせません。
以下で挙げる点を意識し、バッテリーのコンディション維持に努めましょう。

バッテリーの負担を減らしたい方は、エアコンを使用する際の風量と温度を調整しましょう。
風量が強かったり、設定温度が低かったりすると、その分バッテリーの電力消費量が増加します。

風量や温度調整が面倒な場合、オートモードでの使用がおすすめです。
適正な状態を維持できるため、バッテリーの使用効率もアップします。

定期的なバッテリーの点検もおこないましょう。
バッテリーの液面と電圧をチェックし、正常値を保つことがバッテリー上がり防止につながります。

もし液面が低下しているなら、バッテリー液を補充しましょう。
電圧低下時は、バッテリーチャージャーを使うか、エンジンを始動して充電するのがおすすめです。

バッテリーは自然放電するため、定期的な運転・アイドリングもおこないましょう。
ただ、短時間では意味がありませんので、最低でも30分以上の運転やアイドリングが望ましいといえます。

正常なバッテリーであれば、30分程度の運転・アイドリングでほぼ満タンまで充電されます。
頻度はバッテリーの状態によりますが、週に1回程度を目安にしましょう。

もしバッテリー上がりが生じた際は、以下の方法で対処しましょう。
放置しても状況は改善されませんので、早めに対応が大切です。

ジャンプスターターをお持ちの方は、近くの車に事情を説明し、バッテリーから給電してもらいましょう。
10分程度接続すれば、エンジン始動に必要な電力を充電することが可能です。

なお、接続手順が決まっていますので、正しい方法で接続しましょう。

車からバッテリーを取り外し、バッテリーチャージャーで充電する手段もあります。
家庭用コンセントがあれば充電できますので、自宅でバッテリー上がりが起きた時は、バッテリーチャージャーを使ってみましょう。

バッテリーチャージャーを利用すれば、10時間程度でバッテリーがほぼ満タンになります。
時間がかかりますので、急ぎの場合は他の方法を検討しましょう。

自力で対応できない時は、ロードサービスやバッテリーの専門業者を手配するのもよいでしょう。
ロードサービスは無料で利用できますが、到着までに時間がかかる場合があります。

専門業者は料金がかかる一方、スピーディに駆け付けてくれることも少なくありません。
すぐ対応してもらいたい時は、専門業者へ相談してみましょう。

夏はエアコンの消費量が増え、過放電になることから、バッテリー上がりのリスクも高まります。
バッテリー上がりが起こらないように、日頃から対策を講じておきましょう。

それでもバッテリー上がりが起きた場合、バッテリーの充電が必要です。
ロードサービスを手配するなど、状況に合わせて適切に対応しましょう。