冬の寒い時期になるとエンジンがかかりにくくなる!原因は?対処法やNG行動も
「冬の時期になると、車のエンジンがかかりにくくなる…」
このようなお悩みを抱えていませんか?
朝の出勤時に車を使おうとしても、寒さが原因でエンジンがつかないと仕事に遅れる可能性があります。
そのようなトラブルを防ぐためにも、いざという時の対処法を把握しておかなければなりません。
そこで、今回は冬の時期にエンジンがかかりにくくなる原因について紹介します。
本記事で押さえておきたい内容は、以下の通りです。
・冬にエンジンがかからない原因
・冬にエンジンがかからない時に試してほしいこと
・エンジンがかかりにくい時のNG行動
上記の内容に沿って紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
冬にエンジンがかからない原因とは?
冬季にエンジンがかからない問題は一般的で、さまざまな原因が考えられます。
ここからは、冬にエンジンがかからない原因について紹介します。
バッテリーの劣化
低温下でバッテリーの性能が低下し、充電容量が減少することがあります。
バッテリーの寿命は4年程度とされており、4年を超えると劣化しやすくなる傾向も。
そのため、バッテリーの劣化や寿命が来ている場合だと、エンジンの始動が難しくなります。
燃料の凍結
低温では燃料の凍結がしやすく、燃料の流れが阻害されることがあります。
燃料が凍結してしまうとエンジンがスムーズに動かなくなり、エンジンを作動させるだけでもバッテリーへ大きな負担がかかることも。
そのためにも、冬季用の燃料添加剤を使用して凍結を予防しましょう。
バッテリー上がりが起きている
バッテリー上がりが発生していることから、エンジンがかからないというケースもあります。
バッテリーは気温に敏感で、寒い時期になるとエンジンを動かす化学変化がおこなわれないためエンジンが正常に動きにくくなります。
冬にエンジンがかからない時に試してほしいこと
冬にエンジンがかからない問題は、寒冷地域でよく発生します。
そこで、ここからはエンジンがかからない時に試してほしい方法について紹介します。
バッテリーの点検
まず、バッテリーの状態を確認してください。
バッテリーの電圧が不足している場合、エンジンがかからないことがあります。
バッテリーが古い場合は、交換を検討しましょう。
等間隔でエンジンをつけてみる
エンジンが冷えている状態を温めるためには、等間隔でエンジンをつけることが重要です。
エンジンを始動させる作業を5分おきぐらいでおこなうことで、徐々にエンジンが温まります。
しかし、複数回エンジンをかける作業をおこなってもエンジンがかからない場合は、違う方法に切り替えることをおすすめします。
バッテリーの充電
バッテリー上がりを起こしているのであれば、バッテリーの充電が必要です。
バッテリーの充電方法はさまざまですが、一番手軽なのはガソリンスタンドで充電することです。
バッテリーの充電は半日から1日程度の時間を要しますが、ガソリンスタンドで扱っている充電器は急速に充電ができます。
そのため、時間を短縮しての充電が可能で、大きく時間が取られることはないでしょう。
関連記事:バッテリー上がり時に活用するケーブルのつなぎ方をマスター!注意点から復帰してからやって起きたいことも!
冬のエンジンがかからない時にやってはいけないNG行動
冬の寒い季節にエンジンがかからない時、避けるべきNG行動があります。
そこで、ここからは冬のエンジンがかからない時のNG行動について紹介します。
短距離の走行
せっかくバッテリーが復活したのにも関わらず、短距離の走行で完了してしまうとエンジンがかからなくなってしまいます。
バッテリー上がりから復活したら、30分〜1時間程度走行することで十分なバッテリー充電が可能です。
バッテリー本体を温める
バッテリーが冷えてるからといって、バッテリー本体を温めることはNGです。
温めるためにお湯をかけるといったことが考えられますが、バッテリーにお湯をかけてしまうと点火プラグやオイルネーターの故障につながります。
そのため、バッテリーを温める手段としてお湯を使用することは避けましょう。
短時間でエンジンをつけてしまう
先ほど等間隔でエンジンを始動させることが重要ということを紹介しましたが、連続してエンジンをつけてしまうと逆効果につながります。
短時間でエンジンをつけてしまうと、エンジン内部が傷つく可能性があり機能低下につながることも。
上記でも触れたように、5分おきにエンジンをつけるなど、間隔を開けて取り組むと良いでしょう。
冬にエンジンがかからないまとめ
冬の寒い時期にエンジンがかからなくなったら、バッテリーの状態を確認しましょう。
バッテリーは寒さに弱いことから、バッテリー上がりなどのトラブルが起こっている可能性が高いです。
また、バッテリー上がりが原因の場合は、自分に合ったバッテリー復活方法をおこなうようにしましょう。