【徹底解説】車のバッテリー上がりは最小限に!発生する原因や対策法・やってはいけないことまとめ
車のバッテリー上がりは、発生させないよう日頃から対策することが重要です。
こまめに運転するなど、バッテリーの容量を保つことを意識しましょう。
もしバッテリー上がりが起きた場合、そのまま放置してはいけません。
また、何度もエンジン始動を試みることも避けることが重要です。ましょう。
そこで、今回はバッテリー上がりの対策について紹介します。
本記事で押さえておきたいポイントは、以下の通りです。
・バッテリー上がりが発生する原因
・バッテリー上がりから復帰時にやっておきたいこと
・バッテリー上がりを放置すると起こりうること
上記について詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
車のバッテリー上がりが起きる原因
車のバッテリー上がりの原因はさまざまです。
いずれにせよ、バッテリー上がりが発生したら早めにバッテリーを充電しましょう。
エンジン停止状態で電装品を使用した
特に多い原因は、エンジン停止状態で電装品を多用するケースです。
車のバッテリーは走行中に充電されるため、エンジン停止状態で電装品を使うと、電力がどんどん消費されてしまいます。
その結果、エンジンが始動しない、ヘッドライトが点かないなど、バッテリートラブルが起きる場合があります。
電装品の中には、多くの電力を消費するものもあるので注意が必要です。
バッテリー上がりのリスクを抑えたい方は、エンジンを停止した際に電装品の電源もオフにする習慣を身に付けておきましょう。
長期間運転しなかった
車を長期間使用しなかった場合もバッテリー上がりが起こります。
バッテリーは、車を使用していない状態でも徐々に自然放電されていきます。
ただ、放電量は微々たるものであっても、時間が経つとバッテリーの電圧が大きく弱まってしまうのです。
自然放電が進むと、エンジン始動に必要な電力すら足りなくなることがあります。
なお、自然放電したバッテリーは充電するほか解決策はありませんので、速やかに充電しましょう。
バッテリーが劣化している
バッテリーの劣化もバッテリー上がりの大きな原因です。
バッテリーは劣化が進むにつれて容量が減りますので、長時間走行しても十分に充電できなくなることがあります。
車の使用頻度や保管環境によって変わりますが、バッテリーの寿命は3〜4年といわれています。
交換から3年以上が経過している場合、バッテリー上がりのリスクが高まっていると考えてよいでしょう。
車のバッテリー上がりを発生させない対策法
バッテリー上がりは、以下の対策方法で防止することが可能です。
トラブルを予防したい方は、日頃からしっかり対策しておきましょう。
定期的に30分以上運転する
バッテリー上がりを防ぐためには、定期的な車の運転が欠かせません。
週に1回は30分以上ドライブし、バッテリーの充電を満タンに保つことを意識しましょう。
一方、短距離・短時間運転はかえってバッテリー上がりのリスクを高めます。
十分に充電されず、逆にバッテリーの電圧を下げてしまうおそれがあります。
バッテリーチャージャーで充電する
定期的な運転が難しい時は、車を利用する前にバッテリーチャージャーで充電しましょう。
バッテリーチャージャーはカーショップで購入できますので、一台備えておくと便利です。
バッテリーチャージャーがあれば、万が一バッテリー上がりが起きた時でもすぐに対応できます。
ただし、充電には数時間かかるので注意しましょう。
古いバッテリーは新品へ交換を
3年以上同じバッテリーを使用している場合、新品へ交換するのもおすすめです。
バッテリーは劣化が進むと容量が減るため、自然放電によるバッテリーのリスクが高まります。
バッテリーの交換費用は、本体込みで1〜4万円程度が目安です。
車種によって大きく変わりますので、交換の際は業者に見積もりを出してもらいましょう。
気をつけて!車のバッテリー上がりが発生した時にやってはいけないこと
もしバッテリー上がりが発生した際は、ロードサービスを手配するなど、すぐにバッテリーを充電しましょう。
反対に以下の行動はNGで、かえって状況を悪化させるおそれがあります。
そのまま放置する
車のバッテリーが上がったからといって、長時間放置しないようにしましょう。
バッテリーは自然放電が進みますので、放置しても状況が改善されることはありません。
むしろ状況が悪化し、電力が完全にゼロになってしまう可能性も考えられます。
なお、バッテリーの電力がなくなると、車載機器の設定がリセットされるおそれがあります。
再設定が必要になりますので、そうなる前に充電しましょう。
何度もエンジン始動を試みる
バッテリーが上がった際に、何度もエンジンの始動を試みてはいけません。
エンジン始動時には多くの電力を消費しますので、余計に状況が悪化するおそれがあります。
最初のうちはセルが何度か回るかもしれませんが、試行しているうちにセルが反応しなくなります。
電装品への負荷もかかりますので、セルが回らない時はバッテリーを充電しましょう。
バッテリー上がりの対策まとめ
バッテリー上がりは事前に対策することで、未然に防ぐことが可能です。
そのためにも、車の細かな変化に気づくことが大切になります。
また、バッテリー上がりが発生してしまった際は、バッテリーの状態に合わせて対処することでトラブルなく復帰できることでしょう。