車のバッテリー上がりは早期に解決する!症状のサインや原因繰り返さない予防策も!
車のバッテリー上がりが起きた場合、エンジンが始動しない、車載機器が使えないなど、さまざまなトラブルに見舞われます。
いずれにせよ、バッテリー上がりの前には何らかの症状が発生しますので、釣行を見逃さないようにしましょう。
もしバッテリー上がりを防ぎたいのであれば、普段から予防策に務めることが大切です。
車のバッテリー上がりが発生する原因とは?
車のバッテリートラブルは珍しい現象ではなく、日頃の何気ない行動がバッテリー上がりにつながります。
以下はバッテリー上がりに直結しますので、特に注意しておきましょう。
電装品を使いすぎた
バッテリー上がりの原因の中で、特に多いのが電装品の多用です。
エンジン停止状態でエアコンやカーオーディオを長時間使用した場合、バッテリーが上がることがあります。
また、ヘッドライトや室内灯も使いすぎには注意が必要です。
多くの電力を消費しますので、長時間点灯したままにしてはいけません。
短距離・短時間運転を繰り返した
短距離・短時間運転もバッテリー上がりの原因となります。
車のバッテリーは、走行中に電力を充電しますが、運転時間や距離が短いと満足に充電できません。
その結果、電力の消費量が充電量を上回る状態となり、バッテリーが上がってしまう場合があります。
長期間運転しなかった
車を長時間運転しなかった場合もバッテリーが上がります。
バッテリーは、エンジンを停止している間も自然に放電が進みます。
1日あたりの放電量はわずかですが、何週間もその状態が続くと、電力が完全に放電されてしまうのです。
バッテリーの状態にもよりますが、1ヶ月も経てばほぼ完全に充電量がゼロになります。
長時間運転できない時は、バッテリーチャージャーを使うなど、充電できる環境を整えておきましょう。
見逃すな!車のバッテリー上がりのサイン
車のバッテリー上がりは、兆候を捉えることで予防できます。
以下のように、いつもと違う症状が出た時は、一度バッテリーの電圧を確認してみるとよいでしょう。
エンジンの中々始動しない
キーを回してもエンジンが中々始動しない、セルが何度も回転する…このような症状が発生した時は注意が必要です。
電圧が弱まり、バッテリーが上がりかけている可能性があります。
車のエンジンを始動する際には、バッテリーの電力を多く消費します。
そのため、バッテリーの電力が足りないと、エンジンが中々始動できない現象が起こるのです。
なお、何度もセルを回すと電力が一気に消費されます。
やがてエンジンが始動しなくなりますので、バッテリーに負荷をかけないよう注意しましょう。
パワーウインドウが遅い
バッテリーの電圧が弱まっている場合、普段よりパワーウインドウの開閉が遅くなることがあります。
パワーウインドウは、開閉時に多くの電力を消費するため、バッテリーの電力が足りないと開閉に時間がかかります。
あまりにも動きがゆっくりしている場合、長時間運転するなどしてバッテリーを充電しましょう。
時計など車載機器がリセットされた
車載機器の設定が初期化された時も注意が必要です。
設定を維持する電力すら不足している場合、バッテリー上がりのリスクも高くなっています
また、電力が足りていない時は、車載機器の挙動が不安定になることがあります。
カーナビなどの挙動がおかしい場合、バッテリーの電力不足を疑ってみましょう。
車のバッテリー上がりは事前の予防策で対処しよう!
車のバッテリー上がりは、日頃の習慣によって予防することが可能です。
バッテリー上がりを予防したい方は、常に意識しておきましょう。
エンジン停止状態で車載機器・電装品を使わない
車載機器や電装品を使う場合、できるだけエンジンを始動した状態で使いましょう。
車は、エンジンが停止された状態ではバッテリーを充電できません。
電力が消費される一方ですので、エンジンを止めた状態でエアコンをつけたり、カーオーディオを使ったりすることは避けましょう。
降車時にライトや室内灯の消灯を確認する
車から降りる際は、ヘッドライトや室内灯の消灯を確認する習慣を付けましょう。
車種によっては、エンジン停止時に自動で消灯されますが、手動で消灯が必要な車種も少なくありません。
しかし、ヘッドライトや室内灯は電力を消費しますので、数時間放置するとバッテリーが上がるリスクがあります。
少々面倒かもしれませんが、トラブルを防ぐためにも、その都度消灯のチェックをおすすめします。
週に1回は長時間運転する
自然放電によるバッテリー上がりを防ぐために、週に1回は長時間ドライブを楽しみましょう。
可能であれば1回あたり1時間、短くとも30分ほどは運転することをおすすめします。
なお、短距離・短時間運転ではバッテリーが十分に充電されません。
バッテリーの状態にもよりますが、しっかり充電するためにも30分を目安に運転しましょう。
バッテリー上がりに関する症状まとめ
バッテリー上がりによる症状は、全て原因が存在します。
そのため、事前に確認を取ることでバッテリー上がりを防げることでしょう。
また、バッテリー上がりはあらかじめ予防することが可能なので、日頃のメンテナンスを怠らないようにしましょう。