車のバッテリー上がりから復帰した時はしばらく走ることが重要?対処法からメンテナンスまでご紹介!
バッテリー上がりが起きた場合、充電器を使うか、ジャンプスタートなどの方法でエンジンを指導する必要があります。
その後復帰したらエンジンを始動し、バッテリーを充電することが重要です。
バッテリーは車の運転中に充電されるため、エンジンを始動したらしばらく走るようにしましょう。
車のバッテリー上がりが発生した時の対処法
もし車のバッテリー上がりが生じた時は、以下の方法でバッテリーの充電をおすすめします。
放置しても状況は改善されませんので、速やかな充電をおこないましょう。
ブースターケーブルを使う
他の車(救援車)がある場合、ブースターケーブルを使えばバッテリーを充電できます。
10分程度でエンジン始動に必要な電力を充電できるため、急ぎの時は試してみましょう。
ただし、救援車がないと充電不可能なほか、バッテリーに強い負荷がかかる分劣化が進みます。
つなぎ方を間違えるとショートしますので、端子の接続順にも気をつけましょう。
関連記事:バッテリー上がり時に活用するケーブルのつなぎ方をマスター!注意点から復帰してからやって起きたいことも!
バッテリーチャージャーで充電する
バッテリーチャージャーを使用して充電する方法もあります。
カーショップやホームセンターで販売されていますので、今後に備えて購入しておくのもよいでしょう。
バッテリーチャージャーで充電する場合、バッテリーを車から取り外す必要があります。
また、満充電までに8〜10時間前後かかりますので、時間に余裕を持って充電しましょう。
ロードサービスかバッテリー業者を呼ぶ
救援車もバッテリーチャージャーも利用できない時は、ロードサービスやバッテリー業者を呼びましょう。
ロードサービスはJAFが有名ですが、自動車保険に付帯されている場合もあります。
ただ、到着までに時間がかかるので注意しましょう。
バッテリー業者は有料ですが、現場までスピーディに駆けつけてくれます。
費用はかかりますので、依頼前に見積もりと追加費用の有無を聞いておきましょう。
車のバッテリー上がりから復帰した時にどれくらい走ることがベスト?
車のバッテリー上がりを解消したら、走行してバッテリーを充電する必要があります。
もし運転が困難な時は、数十分アイドリングをおこないましょう。
30分〜1時間でほぼ満充電される
バッテリー上がりから復帰後、満充電までに必要な走行時間の目安は30分〜1時間です。
最低でも30分間、可能であれば1時間はドライブを楽しむとよいでしょう。
一方、運転時間が30分に満たないと、バッテリーはほとんど充電されません。
満充電したい方は、長時間運転を心がけましょう。
また、数分のみの走行や短距離走行を繰り返した場合、バッテリーの電力が余計消費されてしまいます。
バッテリーを十分に充電できないため、再度バッテリーが上がる危険があります。
運転できない時は長時間アイドリングを
長時間運転が困難な時は、車を停車した状態でアイドリングしましょう。
アイドリング中もバッテリーは充電されますので、エンジン始動後はしばらく置いておくのがおすすめです。
ただし、アイドリングが短いとバッテリーがしっかりと充電されません。
運転する際と同じく、最低でも30分程度はエンジンをかけたままにしましょう。
繰り返さないために!バッテリー上がりを起こさないメンテナンス
バッテリー上がりは、こまめなメンテナンスによって防ぐことが可能です。
日頃からバッテリーの状態をチェックし、トラブルの防止に努めましょう。
液面点検と補充をおこなう
バッテリーの状態を維持するために、定期的な液面の点検をおこないましょう。
液面はバッテリーの容量に大きく影響しますので、既定値を下回っている時はバッテリー液の補充が必要です。
ただ、バッテリー液は腐食性が強いため、触れると炎症を起こす危険があります。
金属も酸化させますので、バッテリー本体に触れないよう注意して取り扱いましょう。
月に数回長時間運転する
バッテリー上がり予防のためにも、月に数回は長時間ドライブしましょう。
頻度はバッテリーの状態によって異なりますが、1週間に1回程度のペースが望ましいといえます。
車のバッテリーは、運転していない間にも少しずつ放電が進みます。
劣化したバッテリーは1ヶ月程度で上がってしまいますので、定期的な運転は欠かせません。
もし1ヶ月以上運転できない時は、車からバッテリーを外しておくとよいでしょう。
ただ、それでもゆっくり自然放電しますので、バッテリーチャージャーなどでの充電は必要不可欠です。
バッテリー上がり時にしばらく走ることについてのまとめ
バッテリー上がりから復帰したら、しばらく走ることで十分な充電が可能です。
他にも充電方法はありますが、運転して充電する方が車に負担をかけないでしょう。
また、バッテリー上がりを繰り返さないように、普段から運転したりメンテナンスをしたりしましょう。