【トイレ・お風呂トラブルに】水道修理を依頼する際はぼったくり業者に要注意!
日々の生活において、トイレやお風呂などの水回りのトラブルは避けられません。
一方で水道修理業者の選び方や修理の進め方、料金などに関しては、ほとんどの方がよく把握していない現実があります。
それゆえ、無知に付け込むぼったくり水道修理業者が後を絶たないのです。
だからこそ悪徳業者を寄せ付けず、また運悪く遭遇してしまった場合には、適切に対応する必要があります。
ここでは、ぼったくり水道修理業者の被害に遭わないための3つのポイントについて説明していきます。
・水道修理のぼったくり業者の特徴
・優良な水道修理業者を見極めるポイント
・水道修理にクーリングオフは利用できる?
この3つを意識するだけで、安全に水道修理業者を利用できるようになるでしょう。
水道修理のぼったくり業者の特徴
ぼったくり業者は、健全な業者には見られない特徴を持っています。
ここでは、その4つの特徴について説明していきます。
会社概要に必要な情報が明記されていない
ホームページで、サービスの素晴らしさばかりを誇張する水道修理業者は少なくありません。
一方で肝心な情報である会社概要がない、または不明瞭な会社があります。
料金が相場からかけ離れている
サービスには必ず適正価格があり、業者側が明らかな高値を掲示すれば利用者から敬遠されますし、逆に相場を大きく下回る安値で引き受けるメリットはありません。
特に激安を売りにする業者は要注意で、後からさまざまな理由をつけて追加料金を請求してくる可能性が高いです。
飛び込み営業をしてくる
飛び込み営業をするすべての業者が悪徳とは言い切れません。
しかし、ぼったくり業者は飛び込み営業を好むという傾向がありますので、注意が必要です。
業者の実績が不明瞭
ホームページで調べても業者の実績が明記されていない、また運営実績が極端に乏しい、といった場合は注意が必要です。
一方で豊富な実績がある、長期の運営をしている業者は、それらを自社のアピールポイントと踏まえてホームページにしっかりと記載するものです。
優良な水道修理業者を見極めるポイント
優良な水道修理業者の特徴を4つ紹介します。
水道局指定工事事業者を利用する
水道修理業者を探すときは、水道局指定工事事業者から選びましょう。
一定の技術・実績・サービスを備えており、悪徳業者を弾くことができます。
飛び込み営業をしてこない
水道修理業者は、料金の支払いをする利用者が責任を持って選ぶ必要があります。
事前に十分な情報収集をし、利用者が納得した上で契約することが大切です。
飛び込み営業をしてくる業者の話に乗ってしまうと、相手業者の情報を調べる間もなく勢いで契約させられる流れになりがちです。
だからこそ、飛び込み営業をしてこない業者から絞っていく必要があります。
地域で長らく活動している
怪しい業者はそもそも、十分な水道修理の知識・技術を備えていないものです。
だからこそ実績が少ない、または曖昧などの特徴があります。
地域に店舗を構えて20年というように、地元で豊富な実績を構築している業者はおおむね優良です。
料金体系がわかりやすい
健全な業者は、料金体系を不明瞭に設定するようなことはしません。
ホームページに料金表を掲載しており、さらに作業前に見積もりを取って、それに利用者が納得した上で契約書面を交わします。
料金が3000円〜など、上限の記載がない業者は避けたほうがいいでしょう。
水道修理にクーリングオフは利用できる?
クーリングオフは商品を購入した場合のみに使えると思われがちですが、水道修理などのサービスに関しても適用対象です。
なぜクーリングオフできるのか
トイレ・お風呂などの水道トラブルは突発的に起こるものです。
早く直さなければいけないと焦り、十分な情報収集をせずに水道業者選びをしてしまう方が大勢いるのです。
そうした方を救済する意味でも、水道修理にクーリングオフが認められています。
無条件でクーリングオフできるわけではない
水道修理業者が適切で健全な修理を行った場合は、クーリングオフは利用できません。
クーリングオフの適用となるのは、原則として業者側に落ち度がある場合です。
例えば、頼まれてもいない追加・高額修理を依頼主の承諾を得ずに行った、相場を大きく超える料金を請求した、などのケースです。
また契約書や納品書なしで契約した場合も、契約の有無を確かめる術がないためクーリングオフ対象外となります。
クーリングオフは完璧な制度ではない
クーリングオフという制度は絶対ではありません。
業者側に落ち度があったとしても、相手がそれを認めるとは限らないからです。
一切の返金に応じない、正当な契約であると主張する、といった業者は少なからず存在します。
だからこそ少しでも怪しいと感じた業者とは、最初から契約しないことが重要です。
まとめ
ぼったくり水道修理業者にだまされないためには、悪徳業者の特徴を把握しておくことが大切です。
クーリングオフは、被害者を無条件で救済する制度ではありません。
何よりも大切なのは、健全な業者選びの方法を把握し、ぼったくり業者を寄せ付けないことです。