シャワーのお湯が出ない…故障してる！？自分で対処できる方法も！

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本記事では、シャワーのお湯が出ない原因から対処法までを解説します。

シャワーから突然お湯が出なくなると、驚くと同時に困る方も多いでしょう。
いざというときに焦らず冷静に対応するために、以下3つのポイントをまとめました。

・シャワーからお湯が出なくなる原因とは？
・シャワーからお湯が出ない時にチェックすべきポイント
・シャワーからお湯が出なくなった時に自分でできる対処法

最後まで読めば、シャワーからお湯が出ない原因や対処法を理解できるので、ぜひ参考にしてください。

シャワーからお湯が出なくなる原因とは？

シャワーからお湯が出ない原因はさまざまです。
まずは多くみられる原因について解説します。

水は出るのにお湯だけが出ない場合は、混合水栓が壊れている可能性があります。
混合水栓は、温度調節バルブによりお湯と水を混ぜて温度を調節する仕組みです。

そのため、温度調節バルブが故障するとお湯がぬるく感じたり出なくなったりすることがあります。

給湯器は一般的に耐用年数が8年から10年とされています。
給湯器を設置してから8年以上経過している場合は、給湯器に不具合が生じている可能性も多いです。

また、給湯器本体ではなく配管などにトラブルが生じている可能性もあります。
いずれの場合でも、給湯器が故障した場合にはシャワーだけでなく家全体でお湯の使用ができません。

ガス給湯器には使用中の事故を防ぐため、安全機能が搭載されています。
不完全燃焼や立ち消えなど何らかの原因を察知すると、安全装置が作動しガスの供給が停止する仕組みです。

また、給湯器本体には異常がなくガスメーターの故障が原因で供給が停止される場合もあります。

シャワーのお湯が出なくなった時には、何が原因なのかを知ることが大切です。
原因を探るために、まずは以下のポイントをチェックしてみましょう。

お湯だけでなく、水が出るかどうか確認してみましょう。
水もでない場合は、混合水栓や蛇口が故障している可能性が考えられます。

また、家全体で水が出ない場合は断水している可能性もあります。
水道工事や凍結など、断水の原因になることがないか確認してみましょう。

キッチンや洗面所など、シャワー以外の蛇口からお湯が出るか確認してみましょう。
シャワー以外の場所でお湯が使える場合は、シャワーノズルや配管などシャワー設備が故障している可能性が高いです。

ガス給湯器の場合は、ガスコンロが使えるかどうかを確認しましょう。
ガスコンロが使えるのに給湯器だけ使えない場合は、給湯器が故障している可能性があります。

電気温水器の場合は電気が使えるか、ブレーカーが落ちていないかを確認しましょう。
通電しているのに給湯器だけ使えない場合は、給湯器が故障している可能性があります。

深夜電力を利用して沸き上げるタイプは、一定量のお湯を使い切ると水しか出なくなります。
リモコンなどでお湯の残量を確認しておきましょう。

シャワーのお湯が出ない時には、原因を探りつつ自分でできる対処法を試してみましょう。
ここでは簡単に試せる対処法を3つ解説します。

混合水栓の場合、給湯器の設定温度より高い温度のお湯を出せません。
そのため、やや高めの50度から60度に設定してみるとよいでしょう。

お湯だけでなく水も出ない場合は、元栓や止水栓を緩めてみましょう。
通常、元栓や止水栓を締めるのは引っ越しや水道工事のときです。

特に引っ越ししたばかりや水漏れ修理などを行った場合は、元栓や止水栓が閉まっている可能性があるため確認しましょう。

リモコンに電源がある場合は、電源をオフにしてから再び入れ直してください。
ない場合は、給湯機本体のコンセントを一度抜いて再び差し直してみましょう。

コンセントがない場合は、ブレーカーを落とすと電源をリセットできます。
ただし、給湯器以外の電気機器の電源もリセットされるためコンセントを抜いて置くことが大切です。

シャワーのお湯が出てこなくなった場合は、まずは落ち着いて原因を探り、自分でできる対処法を試してみましょう。
給湯器や水道のトラブルは専門知識が必要になるケースも多いため、プロに修理を依頼するのもおすすめです。