キッチンの詰まりは業者に相談すべき?選ぶポイントや自分で対応できる範囲まとめ
キッチンの詰まりで業者にお願いしたら、すごく高いお金を支払わされた、というケースを最近よく耳にします。
たしかに、相場などが分かっていないと、どれくらいのお金が必要なのか分かりませんね。
そこで今回は、キッチンの詰まり修理を業者に依頼した際の費用相場や業者選びのポイント、自分で対応できる基準などを紹介します。
本記事のポイントは3つ。
・キッチンの詰まりで業者に依頼した際の費用
・キッチンの詰まりを業者に依頼する際のポイント
・詰まりが起きた時に自分で対応できる基準
できるだけ分かりやすく紹介しますので、最後までお読みいただき参考にしてください。
キッチンの詰まりに業者はどれくらいの費用で対応してくれる?
どの場所が詰まりの原因かで費用は異なりますから、個別に相場をお伝えします。
排水口付近の簡単なつまり
排水口や排水トラップ付近の手が届く詰まりでしたら、費用の相場は4,000円~10,000円です。
ただし、油の固着など頑固な汚れがあり、高圧洗浄機を使用した場合は、15,000円が相場となります。
排水ホースが詰まっているケース
排水ホースやS字トラップなど、手の届かない場所に詰まりの原因がある場合、高圧洗浄機やトーラーを使用することがあります。
その場合の費用相場は、15,000円~25,000円です。
ディスポーザ排水処理システムの場合
近年マンションのキッチンで多く設置してあるディスポーザ排水処理システム。
食べカスなどの生ごみを排水処理してから下水道に流す環境に配慮した装置です。
この部分の詰まり修理を業者にお願いした場合の相場は、30,000円です。
装置の交換が必要でしたら、別途部品代が必要となります。
キッチンの詰まりを業者に依頼する際のポイント
キッチンの詰まり解決を業者に依頼する際には、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
相見積もりを取る
基本中の基本ですが、キッチンの詰まり修理を業者に依頼する際は、必ず2~3社から見積りを取ってください。
相見積もりを嫌がる業者や即決を迫ってくる業者は、あまり良い印象がありません。
台所が使えないと困るとは思いますが、比較検討した上で、優良業者と契約してください。
分からないことは質問する
水道関係には多くの専門用語や業界用語が存在します。
思ってもみない工事や高額請求を防ぐためにも、分からないことはその場で確認しましょう。
ちなみに優良業者は分かりやすく説明してくれる傾向があります。
安さに釣られない
インターネットで「キッチン 詰まり」などと検索すると、さまざまな業者が表示されます。
なかには、基本料金3,000円~という業者も。
安さに釣られて契約してしまうと、追加料金が加算され、結果的に高額費用になることもあります。
キッチンの詰まり修理を依頼するのであれば、相場程度の業者に連絡するのが賢明です。
業者が全てではない!キッチンの詰まりを自分で対応できる基準
少しの詰まりでしたら自分で修理したほうが安くつきますね。
ただし、失敗してしまうと最悪水漏れを起こすことも考えられます。
ここでは自分で詰まり修理をできる基準についてお伝えします。
排水口や排水トラップ
排水口や排水トラップなど、目視できる部分が詰まっている場合は自分で対応することが可能です。
重曹とクエン酸で汚れを落とす方法がありますし、中性洗剤で直接擦り洗いをしても、詰まりが解消されます。
排水ホースやS字トラップ
排水ホースやS字トラップといった目視できない部分についても、一定以上のスキルがあれば詰まりを取り除くことが可能です。
ただし、賃貸の場合や日曜大工未経験の方は作業しないでください。
修理中に別の部分を傷つけてしまい、詰まりは解決しても水漏れを起こすことがあります。
ハンガーをまっすぐに伸ばして見えない部分にある詰まりの原因を取り除く方法がありますが、ホースを傷つけてしまうリスクがありますから、上記と同様にあまりおすすめできません。
まとめ
キッチンが詰まったとき、自分で対処できるのは見える部分、見えない部分は業者に依頼すると覚えておきましょう。
業者に依頼する際は、先ほど紹介した費用の相場やポイントを意識して選んでください。