蛇口の水が出にくい原因とは?自分で対処する方法や業者の費用相場も
蛇口の水が突然出にくくなってしまった。
そんな経験はありませんか?
毎日の生活に欠かせない水道ですが、水圧が弱くなっているけど「原因が分からない」「自分でどうにかできないのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。
普段から使う場所だからこそ、ストレスを感じないように安心して使いたいですよね。
そこで今回は蛇口の水が出にくい原因と対処法について詳しく解説します。
蛇口の水が出にくくなった原因とは?
蛇口の水が出にくくなる原因についてはさまざまありますが、一般的な要因としては以下の通りです。
止水栓や元栓がしまっている
直近で元栓や止水栓を操作したことがあればそれが原因である可能性が高いです。
止水栓はキッチンやトイレなどのそれぞれの水回りに設置されており、それを開け閉めすることで給水量を調整しています。
その止水栓を開くだけで水の勢いが強まる可能性があるため、まずは止水栓を開いてみるのがおすすめです。
また、家全体の水の勢いが弱まっている場合は家の元栓がうまく開いてない可能性があるので、そちらも確認しましょう。
弁やフィルターの目詰まり
水道メーターの交換後に水圧が弱くなった場合、弁やフィルターの目詰まりを疑いましょう。
水道メーターは8年毎に交換する決まりとなっており、その交換時に小石や土が混入して水が出にくくなるケースが多いです。
もし弁やフィルターの目詰まりが疑われる場合、工事会社か水道会社に問い合わせを行いましょう。
水道管の汚れ
築年数が古い場合、水道管の汚れが原因となっていることが考えられます。
長期間水道を利用していると、老朽化や経年劣化のため水道管内部に水垢や錆などが付着してしまいます。
これにより水の流れが悪くなってしまうのです。
この場合、自分で対処をすることが難しいため、専門の業者に依頼して水道管の清掃を行いましょう。
水漏れ
水道管の水漏れも蛇口の水が出にくくなる原因になることがあります。
蛇口から出てくる前に水道管から水が漏れてしまい、結果水圧が弱くなってしまっている可能性も。
水漏れが疑われる場合には、水を利用していないのに水道のメーターが動いていないかなどの方法で確認してみましょう。
お湯が出にくい場合は給湯器が原因?
普通の水は出るのにお湯のいきおいが弱いという場合、給湯器が原因である可能性もあります。
・給湯器から異音などの不具合が出ていないか
・給湯器の号数(お湯が作れる量を表す)が十分か
上記を確認してみましょう。
蛇口の水を出しやすくする対処法
蛇口の水が出にくくなった場合、まずは以下の対処法を試してみるのがおすすめです。
1.止水栓、元栓が十分開いているか確認する
止水栓や元栓が十分に開かれていない場合水圧が低下する可能性があります。
蛇口周りの止水栓や元栓を試しに全開にしてみましょう。
2.蛇口の中のゴミを取り除く
蛇口の中に小さなゴミや水あか、サビが確認できるようであれば目に見える範囲で良いので取り除いてみましょう。
もし可能であれば蛇口を分解して掃除をするのがおすすめです。
3.水漏れを確認する
家中の水道を止めた状態で水道メーターが動いていないかを確認しましょう。
もし少しでも動いている場合、水漏れを起こしている可能性があります。
水漏れを起こしている場合、自分で対処するのは難しいため専門の業者に依頼がおすすめです。
4.直近で水道メーターの変更がないか確認する
弁やフィルターの目詰まりが疑われる場合は、水道メーターの変更がなかったかを確認しましょう。
水道メーターの工事は基本的に水道会社とその委託業者が行うため、立ち合いも不要です。
そのため、交換した覚えはなくても知らないうちに変更されている可能性があります。
蛇口の水が出にくくなったら業者へ相談するのも一手
蛇口の水が出にくくなる原因によっては自分で原因の特定や修理を行うことも可能です。
ですが水道管や蛇口の修理は専門の知識が必要なため失敗をする可能性も。
どうしても原因がわからない場合や自分で解決できる自信がない場合、水道会社や専門の業者に相談をするのがおすすめです。
専門の知識と経験があるプロの業者に依頼をすることで、原因がわからない場合でも迅速に原因を特定し、適切に修理やメンテナンスを提案してもらえます。
自分で対応が難しい場合は信頼のできる業者に依頼をしましょう。
蛇口の水が出にくいまとめ
蛇口の水が出にくい原因は止水栓や元栓、水道管の汚れ、弁やフィルターのつまり、水漏れなど様々な原因が考えられます。
水が出にくいのを解決するにはその原因に合わせた対処が必要ですが、原因の特定や自分での修理が難しい場合があります。
そんな時、水道会社や専門の業者に依頼をすることでスムーズに問題を解決してもらえます。
そのため、自分で解決ができる自信がなければ信頼のできる業者に依頼をするのがおすすめです。