キッチンに排水トラップがないと…?自宅のキッチンに合わせてトラブル対策!
キッチンには必ず排水トラップが付いています。
この排水トラップは排水口の入口と出口に水を貯めるための装置です。
キッチンに排水口がないとどのような不都合があるのか、自宅のキッチントラブル対策などについて以下の内容をご紹介していきます。
・キッチンにある排水トラップの種類
・キッチンに排水トラップがあることのメリット
・嫌な臭いを防ぐにはキッチンのメンテナンスが必要!
是非ご一読ください。
キッチンにある排水トラップの種類
キッチンの排水トラップは主に3種類あります。
ワントラップ
1つ目は深型、浅型に分けられるワントラップです。
キッチンのシンクの排水トラップに一番多いタイプになります。
排水管と直接的つながっている筒が垂直に差しこまれており、排水口と筒に封水がドーナツのようにたまる仕組みになっています。
パーツがカビたり汚れてしまいやすいので、頻繁に分解して部品を掃除する必要がありますので面倒です。
重曹や酢を使うと掃除しやすくなっています。
P・Sトラップ
掃除がしやすくすっきりしたデザインで近年人気が高まっているのが、Pトラップ・Sトラップです。
薄型管トラップとも呼ばれています。
排水管の一部をS字や、P字にカーブさせて封水を貯める仕組みになっています。
ワントラップとは違い深いごみ受けがなく、排水口が薄いため薄型ということも一般的です。
管トラップの掃除は非常に簡単です。
トラップの出口の掃除口にバケツを置いて開けて封水と共に汚れを捨てるだけとなっています。
分解清掃の必要のなさが便利です。
ボトルトラップ
ボトルトラップは排水口のすぐ下に封水があることが特徴のトラップで、封水がいっぱいになるとすぐ横にある排水管から水が排水される仕組みになっています。
目皿からごみをそのまま生ごみと一緒に捨てるだけで簡単に完了します。
キッチンに排水トラップがあることのメリット
キッチンの排水トラップにはついていることでどのようなメリットがあるのでしょうか。
キッチンに排水トラップがあることによって、一定量の水が貯められます。
このトラップに溜まった封水によって、排水口から立ち上がってくる嫌な悪臭や害虫などがキッチンに登ってくることを防ぐことができます。
この排水トラップと溜まった封水がないと臭いが戻ってきて悪臭がしたり、虫が沸いてしまうことになりますので非常に重要です。
キッチン以外にも水道がある水場には必ずこの排水トラップが存在します。
あまり水を流さないような手洗い場などは封水切れを起こしてしまい、臭いが戻ってきてしまうトラブルが起きることもあります。
嫌な臭いを防ぐにはキッチンのメンテナンスが必要!
排水トラップはメンテナンスを怠ると、虫が沸いて来たり臭いが出て来たりますので掃除などが必要です。
ゴム手袋・食器用洗剤・中性洗剤・スポンジ・歯ブラシなどを用意してください。
洗剤などを使用しますので必ず手袋などを使い、素手で掃除をしないようにしましょう。
フタを取る
まずは排水トラップのフタを取り外して受け皿の中のごみなどを取り除き、異物がない状態にしましょう。
ここにごみなどが入り込んだままの状態になっていると、水の流れが悪くなったりして不衛生な状態です。
フタを洗浄する
フタを外して中を掃除したらフタを洗浄しましょう。
フタは汚れやカビが付着しやすいです。
定期的に歯ブラシやスポンジでこすって掃除をしましょう。
洗剤を使うことで雑菌の繫殖を防ぐことにもなります。
トラップ内部をスポンジなどで洗浄する
最後に排水トラップの内部もスポンジなどで洗剤を使い、洗浄します。
この時にあまり強い洗剤や熱湯を使うと配管を痛めてしまうので注意が必要です。
排水トラップがないキッチンまとめ
排水トラップはキッチンになくてはならない仕組みです。
形も様々なものがありますので、自宅のキッチンについている排水トラップに合わせてここでの記事内容を参考にしてメンテナンスをおこなってください。