車の鍵を紛失した時に保険は適用される？メーカー別に保険内容もご紹介！

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車の鍵をなくしてしまったとき、保険が頼りになります。本記事では、車の鍵紛失時に使える保険について解説します。

補償範囲や条件、鍵を無くさない予防策などを詳しくお伝えします。鍵をなくした際に落ち着いて対処できるよう、保険について正しい知識を身につけましょう。

生活トラブル専門店の駆けつけRUSHで修理を実際に行っている筆者が、実際の経験をまじえて解説いたします。

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車の鍵を紛失した時に保険が適用されないケース

車の鍵を紛失した場合、保険が適用されるのは基本的に盗難など不可抗力によるものだけです。自分の不注意で鍵をなくしてしまった場合は、保険が適用されないケースが多いでしょう。

たとえば、車内に鍵を閉じ込めたり、外出先で鍵を落としたりした場合も補償されません。ただし、ロードサービスなどの特約がついている場合には対応してもらえる可能性もあります。

うっかり車の鍵をなくしてしまったときは、まず加入している保険の補償内容を確認してみましょう。

メーカー別！車の鍵紛失で適用される保険内容

保険の補償内容は各社により異なります。では、保険各社ではどのような対応内容になっているのか、確認しておきましょう。

SBI自動車損保

「SBI損保安心ロードサービス」では、30分以内で対応できる場合に限り、インロックの解錠が可能です。3年以上の継続契約などの一定の条件を満たすとサービスがアップグレードするため、鍵を紛失したときの解錠や新しい鍵の作成にも対応してもらえます。ただし、スマートキーやイモビライザー装着車など、現地での対応が難しい場合もあるため注意しましょう。

チューリッヒ保険会社ZURICH

チューリッヒの「スーパー自動車保険」のロードサービスでは、インロックの解錠や合い鍵作成の対応が可能です。無料で対応してもらえるのは、保険期間中1回のみとされているため注意しましょう。

スマートキーやイモビライザー装着車は、現地対応が難しいとされています。修理工場への移動が必要な場合は、レッカー距離が100kmまで無料なので、経済的な負担を減らせるでしょう。

三井ダイレクト損保

「車両トラブル緊急対応サービス」では、インロックの解錠や合い鍵作成に対応してもらえます。スマートキーやイモビライザー装着車は、サービスの対象外となっているため注意が必要です。また、指定工場までのレッカー移動は距離制限はなく無料、契約者が希望する工場へのレッカー移動も50kmまでは無料で対応してもらえます。

ソニー損保

ソニー損保自動車保険のロードサービスでは、インロックの解錠に対応してもらえます。一般的な鍵穴のみとされているため、スマートキーやイモビライザー装着車は現地対応してもらえないようです。ただし、提携修理工場までのレッカー移動は無料、契約者が指定する工場でも100kmまで無料なので経済的な負担を減らせます。

東京海上日動

「ロードアシスタンス（ロードサービス）」では、インロックの解錠のみ対応が可能とされています。スマートキーやイモビライザー装着車のほか、対応できない車種があるので、対応車種か事前に確認しておきましょう。

損保ジャパン

「ロードアシスタンス（ロードサービス）」では、インロックの解錠のみ対応してもらえます。一般的な鍵穴のみとされているため、スマートキーやイモビライザー装着車は対象外の可能性があるため注意しましょう。レッカー費用と応急処置費用で最大15万円まで補償してもらえるサービスが付帯していまるため、鍵の紛失で移動が困難になったときも安心です。

おとなの自動車保険

「ロードアシスタンス（ロードサービス」では、鍵の解錠のみ対応が可能となっています。ただし、一般的な鍵穴のみとされているため、スマートキーやイモビライザー装着車は対応してもらえない可能性があるため注意しましょう。レッカー移動が必要な場合は、契約者が指定する工場までの費用や、現場での応急処置と合わせて最大15万円まで補償されます。