【インロックも】車の鍵開けはJAFがベスト?利用上の注意点も解説
「家を鍵で閉めたのに、開けられない!どうしよう!」
そんな時、慌てて鍵屋を呼ぶ前に、自分で鍵を開けられる方法を知っていれば安心ですよね。
本記事では、JAF会員限定の鍵開けサービスについて詳しくを紹介します。
車の鍵を紛失した時にJAFは有効?
ロードサービスを提供するjafは、日常で起こりがちな車のトラブルを解決してくれる一般社団法人です。
バッテリー上がりやパンク、キー閉じこみなどを解決してくれますが、鍵を紛失した際にもサポートしてくれるのでしょうか。
キー閉じこみには対応
車に鍵をつけた状態でロックさせてしまうインロックは非常に厄介です。
車の移動はできませんし、エンジンがかかっている状態ならば、時間とともに燃料が減っていきます。
燃料がゼロになればエンジンは止まりますが、今度はバッテリー上がりを引き起こします。
このようなキー閉じこみは、jafの鍵開けサービスを利用すれば、日中・夜間を問わずに対応してもらえるでしょう。
車の鍵を紛失した場合は?
財布に入れてあるはずの車の鍵がない、ポケットから鍵を落としたらしい。
そんなときは、とりあえずjafに連絡するという方が少なくありません。
しかしjafは鍵専門業者ではないため、鍵やスマートキーの作成は不可です。
ドアの開放作業は行えますが、鍵そのものを紛失した場合はサービスの対象外です。
ただし車内のどこかに車の鍵がある場合は、ドアを開けてもらってから鍵を探せば、エンジンをかけられます。
車の鍵を1本しか持っていない方は、スペアキーを作成して外出時に必ず持ち歩くようにするのも手です。
車の鍵開けなどをJAFに依頼した時の費用相場
jafの主力サービスといえばロードサービスです。
ここでは鍵開けを依頼した場合にかかる費用、会員・非会員の費用の違いなどについて説明していきます。
会員になれば全てのロードサービスが原則無料
年会費4,000円を支払ってjaf会員になれば、全てのロードサービスが無料です。
また個人会員1名につき5名まで入会できる家族会員の場合は、年会費が半額の2,000円になります。
ロードサービスの中で料金が発生するのは燃料切れサポートで、燃料代のみ自己負担です。
会員でなくてもサービスを利用できる?
jafの非会員の方もサービスを利用できますが、車の鍵開けを依頼すると25,630円の費用がかかります。
これはjaf個人会員の年会費の6倍以上の金額ですから、1年に1度は何らかのトラブルに遭遇するという方は、会員になったほうが確実にお得です。
なお保険付帯のロードサービスとの違いは、年間利用回数の制限がないことです。
非会員だとこんなに費用がかかる
・異音・異臭(18,100円)
・バッテリー上がり(21,700円)
・雪道でのスタック(21,700円以上)
・落輪(24,430円)
・パンク、車の鍵開け(25,630円)
・故障車のけん引(27,700円以上+けん引1kmにつき830円)
・燃料切れ(32,610円+サービスカー通行料と燃料代)
jafの個人・家族会員になれば、燃料切れ(燃料代のみ負担)を除いてこれらのサービスが無料になります。
車の鍵をJAFへ依頼する際の注意点
jafは全てのトラブルを解決してくれるわけではありません。
依頼する前に対応可能なサービス、また非会員の方は費用を確認しておく必要があります。
対応できるサービス
専用器具を使用して車のドアの鍵を開けられます。
エンジンをかけたままロックしてしまった、車内に鍵があるかどうか探したいのでドアだけ開けてほしい、といった状況で重宝するでしょう。
このサービスは会員だと無料ですが、非会員だと25,630円かかるので、場合によっては鍵専門店に依頼したほうが安くなります。
対応できないサービス
jafは鍵を作ったり、スマートキーの電池を交換したりすることはできません。
これらは他のロードサービスも対応できないため、鍵専門店に依頼しましょう。
自動車の鍵専門店であれば、車の鍵開けに加えて鍵作成もできます。
イモビライザーキーやスマートキーなど、複雑な構造の鍵も作成可能です。
jafへの連絡方法を把握しておく
ロードサービス救援コールに連絡すれば、24時間365日いつでも対応してもらえます。
電話以外ではウェブサイトやアプリで呼ぶ方法があります。
なおjafのロードサービスは利用者が混雑していると、到着までに通常より時間を要することが多いです。
もし車内に赤ちゃんやペットがいる状態でインロックしてしまったときは、ガラスを割ってドアを開ける必要性も出てきます。
まとめ
車の鍵を紛失した時に、JAFに頼ることは有効です。
会員になれば無料で対応してくれるケースがほとんどで、会員でなくても有料になりますがサービスは利用できます。