【空き巣対策】窓ガラスの防犯性を高める「補助錠」の存在とは?
窓ガラスの補助錠をご存知でしょうか。
窓ガラスの防犯性を向上させるためにあるのが、補助錠です。
今回は窓ガラスの補助錠の存在について、以下の内容に絞ってご紹介していきます。
・そもそも窓ガラスの鍵だけでは防犯性能は低い!
・防犯性を高める補助錠のメリット
・補助錠以外に窓ガラスの防犯性を高める方法
是非ご一読ください。
そもそも窓ガラスの鍵だけでは防犯性は低い!
実は窓ガラスは防犯性が低いです。
そもそも窓ガラス自体がもろいこともありますし、鍵そのものも留め具としての機能しかありません。
窓の鍵である三日月型のクレセント錠と本来防犯性能としての機能ではなく、窓とサッシを留めるためのものでしかないのです。
そのため窓ガラスが割られてしまった場合は、あっという間に鍵をあけられてしまうでしょう。
また空き巣の侵入経路のおよそ50%は窓です。
そのほとんどは窓ガラスを割ってきます。
以下のような方法で空き巣は侵入してきます。
焼き破り
焼き破りはライターやバーナーといった高温の炎を出せる道具を使用してガラスにひびを入れてガラスを割る方法です。
ガラスが温度差に弱いことを利用したやり方で、比較的静かにできることから好まれる方法の代表の一つです。
打ち破り
打ち破りはハンマーなどの打撃で直接叩き割る方法になります。
一番手っ取り早い方法で、乱暴な手口になりますが対象となる家の周りがうるさいのであれば問題がないので使われる方法です。
こじ破り
この方法はドライバーを窓ガラスの隙間に挿し込んで無理やりこじ開ける方法です。
ドライバーを差し込むことでクレセント錠に手が入り、大きな音もしないため空き巣が好むやり方となっています。
防犯性を高める補助錠のメリット
上記で紹介したような方法で空き巣に簡単に突破されてしまうため、窓ガラスの防犯性能を高める必要があります。
そのために有効になるのが補助錠です。
この補助錠を取り付けるだけで、窓の防犯性能を向上させることができます。
もしも仮に窓ガラスが割られてしまったとしても、補助錠が窓ガラスをあけられてしまうことを防いでくれます。
補助錠を取り付けることで、窓ガラスのストッパーの役割を果たしてくれるでしょう。
以下の2タイプが存在します。
ストッパータイプの補助錠
窓ガラスの上下それぞれに設置するタイプの補助錠です。
それぞれ両面テープなどで簡単につけることができるため、まず導入する人が多いです。
簡単に外されてしまうリスクもあるため注意する必要があります。
ロック付きタイプの補助錠
ストッパータイプにロック機能がついたものです。
このロック機能は簡単に外すことができないため、防犯機能が格段に上がります。
この補助錠も両面テープなどで簡単に設置することができますので、このタイプを設置することもおすすめです。
補助錠以外に窓ガラスの防犯性を高める方法
ここでは補助錠以外の方法で窓ガラスの防犯性を高める方法についてご紹介していきます。
防犯フィルムを貼る
もっとも簡単な方法は防犯フィルムを貼ることです。
この防犯フィルムを貼ることで外からの衝撃に窓ガラスが強くなります。
また貼り付けるのも簡単におこなえますので、補助錠と組み合わせることも有効な手段となるでしょう。
鍵周りだけに張るタイプと、全体に張るタイプがあります。
防犯ブザーの設置
防犯ブザーは窓ガラスが振動を感知すると、大きな音が鳴り周囲に知らせてくれるアイテムです。
こちらも簡単に購入することができますのでおすすめです。
大きな音が鳴ると空き巣もすぐにその場から逃走するでしょう。
まとめ
窓ガラスの防犯性能を高めるためには、ここで紹介した補助錠が有効な手段になります。
もしも窓ガラスに何も対策をしていないのであれば、ここで紹介した内容を参考にして是非実践してみてください。