ダイヤル式の郵便受けが勝手に開けられることなんてあるの？防犯対策も解説
帰宅したら、郵便受けが開けられていた！
誰かが勝手に開けたのか、それとも...？
ダイヤル式郵便受けは、一見安全そうに見えますが、実は簡単に開けられてしまう可能性があります。
そこで本記事では、ダイヤル式郵便受けが開けられた事例と被害を防ぐための対策について詳しく解説します。
生活トラブル専門店の駆けつけRUSHで修理を実際に行っている筆者が、実際の経験をまじえて解説いたします。
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ダイヤル式の郵便受けが勝手に開けられることはある？
ダイヤル式の郵便受けが勝手に開けられることは、実際にある問題です。
一般的に、ダイヤル式の郵便受けは番号を合わせることで開錠されますが、その仕組みにはセキュリティ上の脆弱性が存在します。
特に、熟練した不審者が特定の手法を用いて開錠することがあるため、注意が必要です。
過去には、特定の組み合わせでダイヤルを回すことで簡単に開錠できる郵便受けや、ダイヤルの組み合わせを特定する方法がネット上で公開されるなど、その脆弱性が悪用された事例が報告されています。
これにより、本来の所有者の許可なしに郵便受けが開かれ、郵便物や個人情報が不正にアクセスされる可能性がより高まりました。
ストーカー、いやがらせ、空き巣の下見（情報収集）など理由は様々ですが、いずれにせよ個人情報が漏れる可能性が高いため大変危険です。
郵便受けが勝手に開けられた事例
日本国内でも、ダイヤル式の郵便受けが不正に開けられるという事例が報告されています。
これらの事例は、一部の不審者によってセキュリティ上の脆弱性が悪用されたものです。
特定の組み合わせでダイヤルを回すことで簡単に開錠できる郵便受けが報告されています。
具体的な事例1
大学生のAさんが済む賃貸住宅は、ダイヤル式の郵便受けが備え付けられていた。
Aさんは、毎回ダイヤルをまわして開閉することに煩わしさを感じ、常にダイヤルを回さずに開けられる場にしていた。
ある日水道費用の通知や、大学からの書類が届いていないことに気がつき盗難が発覚。
中にはクレジットカードの明細などもふくまれていたという。
チラシやDMは盗まれていなかったため、発覚が遅れた。
具体的な事例2
2021年6月、通販で購入した電子機器を詐取した容疑で、警視庁によって40代の男性が逮捕された事件が発生しました。
この男性は、実在するアパートの住民を装い、オンラインで詐欺的な注文を繰り返していました。彼の手口は、宅配業者がポストに投函した「不在通知」を盗み、その中に記載されている暗証番号を不正に利用して宅配ボックスを開け、商品を盗んでいました。
さらに、犯人はアパートの住人の不在時間を見極め、その隙をついて宅配業者に配送を依頼していました。容疑者は自供によれば、この悪質な行為を3年以上にわたって続け、発見された不在通知は総数900件にも上ります。
この事件によって直接的な被害は住民にはありませんでしたが、彼が住人の不在時間を把握していたことは深刻な問題です。この情報が他の犯罪に利用される可能性もあるため、警戒が必要です。
これで勝手に開けられない！郵便受けの防犯対策
ダイヤル式の郵便受けが勝手に開けられるリスクを軽減するためには、適切な防犯対策が重要です。以下にいくつかの対策を紹介します。
定期的なダイヤルの組み合わせ変更
ダイヤルの組み合わせを定期的に変更しましょう。
不正者が特定の番号を狙うことを防ぎます。
錠前のメンテナンス
郵便受けの錠前を定期的にメンテナンスし、スムーズな動作を確保しましょう。
錠前の不良や緩みが不正アクセスの可能性を高めるため、定期的な点検が必要です。
電子式の郵便受けの検討
より高度なセキュリティを求める場合は、電子式の郵便受けに取り替えるのも一つの手です。
電子式の場合、より複雑な暗証番号や鍵が必要となり、不正な開錠が難しくなります。
防犯カメラの設置
郵便受け周辺に防犯カメラを設置することで、不正アクセスを監視し、犯人の特定や防犯意識の向上に役立ちます。
不審な動きがあった場合に即座に対処できるよう、カメラの配置や設定に注意しましょう。
周辺の明るい照明設備の導入
郵便受け周辺に明るい照明設備を設置することで、不審者の侵入を防ぎます。
明るい照明は不審者を寄せ付けず、セキュリティを向上させる効果があるでしょう。
これらの防犯対策を組み合わせることで、ダイヤル式の郵便受けのセキュリティを強化し、勝手に開けられるリスクを軽減することができます。
常にセキュリティ意識を持ち、適切な手段で自身や周囲の安全を確保しましょう。
郵便受けは勝手に開けられる可能性はある！
集合住宅やマンションなどにある郵便受けは、ケースによって勝手に開けられる可能性があります。
そのようなリスクを負わないためにも、ダイヤルの変更や錠前のメンテナンスなどの防犯対策をおこなうことが重要です。
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