【修理費用も】車の鍵が折れた…自分でもできる対処法とは?トラブルを防ぐ予防策も!
あなたは車を運転中、突然「パキッ」という不吉な音と共に、手に握っていた鍵 が真っ二つに折れた経験はありませんか?
まさか自分が…と誰もが思う。
実は意外と多くの人が経験するのが、車 の鍵 の折損です。
鍵 が折れた時の衝撃と焦りは想像を絶します。
しかし、慌てる必要はありません。
この記事では、車の鍵が折れた時の対処法について詳しく解説します。
車の鍵が折れた時の効果的な対処法とは?
車の鍵が折れてしまうと大変!
でも、経年劣化や、無理に力を加えると鍵が折れたり、曲がったりすることがあります。
鍵の操作前の場合
鍵穴に差し込む前に鍵が曲がったり、折れたりした場合、その鍵の使用はやめましょう。
スペアキーがある場合はそれを使用します。
接着剤などを使って鍵を補修すると、逆に鍵穴を詰まらせてしまう場合があります。
スペアキーがなく車で移動できなくても、ディーラーやサポートに電話すれば出張サービスを受けられます。
電話やインターネットでも、キーナンバーを伝えればスペアキーが作れます。
焦らずに冷静に判断しましょう。
鍵穴に折れた鍵が詰まった場合
キーシリンダーを壊してしまう事が最大のリスクです。
折れた鍵を接着剤を使ってくっつけようとしたり、針金を差し込んで鍵穴の中をかき回すと鍵穴を詰まらせる原因となります。
折れた鍵が鍵穴から出ている場合に限り、ペンチやピンセットなどで鍵を挟んで引き抜いてみましょう。
その時に潤滑剤や油などを使用することも、のちのち鍵穴が詰まる原因となるのでNGです。
鍵穴専用の潤滑剤があるので、使用する場合は専用のものを使いましょう。
車の鍵が折れた時に鍵の専門業者へ依頼した時の費用相場
スペアキーが使えるなど車が自走できる場合はかかりませんが、自走ができない場合は業者へ出張サービスを依頼する必要があります。
加入されているサービスプランや保険、一般道路か高速道路などの場所や時間帯によっても異なりますが、出張にかかる費用は数千円〜2万円程度が相場です。
鍵抜きや鍵を開けるのにかかる費用
スペアキーがあるので折れた鍵を取り除くだけでよい場合は、部品の交換が必要ないので相場は1〜1.5万円以下です。
スペアキーが車内にあり鍵が開ければ良い場合は、車種や防犯装置などの機能の有無によっても変わりますが、1.5〜4万円程度が目安です。
スペアキーにかかる費用
スペアキーがない場合は鍵を新たに作る必要があります。
単純なギザギザの鍵の場合は数千円で作成できますが、それ以外の場合は〜2万円程度必要です。
鍵穴の交換にかかる費用
1カ所につき1~2万円程度が必要です。
通常は車両全体の鍵穴を交換する必要があるため、車種や車両の大きさによっても異なり合計では5~15万円程度必要です。
なお、上記の価格は国産車が目安です。
外車や高級車の場合は、上記よりも高くなります。
車の鍵が折れにくくするための効果的な予防策
鍵が折れてしまう前の予防を心がけることでトラブルを回避できます。
費用面でも急な出費を回避できるなどメリットがあります。
鍵の操作を丁寧にする
鍵を逆に回したり、鍵穴に入れる時に無理な力を加えるなど、鍵に負荷がかかるような使い方をしていると金属疲労を起こして折れやすくなります。
日頃から鍵を丁寧に操作することで、鍵も鍵穴のシリンダーも長持ちします。
鍵穴をきれいにしておく
鍵穴にホコリなどが詰まると鍵がスムーズに回らなくなるので、鍵穴やその周辺をきれいに保ちましょう。
鍵穴の内部の清掃には鍵穴専用のクリーナーや潤滑剤を使用してください。
鍵の方をきれいにしておくことも必要です。
持ち歩く際に負荷がかかって、鍵が欠けたり変形しないように気を付けましょう。
後付けのキーレス機能を付ける
旧車などでキーレス機能が付いていない車にも、後付けでキーレス機能を付けることが可能です。
ドアロックの開閉をキーレス化することでも鍵の使用回数が減るので鍵折れの予防になります。
スペアキーを使用/準備しておく
いきなり鍵が折れることもありますが、多くの場合は使用年数が長かったり、金属疲労や変形などの原因があります。
鍵の使用時に感触が変わるなどの違和感がある場合は、不具合がある鍵の使用を続けずにスペアキーを使用することで故障を回避できます。
また、スペアキーを準備しておくことで、鍵折れやその他のトラブルに関しても対応がしやすくなります。
車の鍵が折れたら適切な対処をおこなおう!
車の鍵が折れたら、無理やりねじ込んだり鍵穴をかき回すことは避けましょう。
鍵が折れたら交換することはもちろん、日頃から車の鍵が折れない予防を施すことが大切です。